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樹脂と金属の硬さの比較
2023/10/15 12:36
- 射出成形機で、パッキンと硬質クロムメッキを施した鋼が摺動する部分があり、鋼のメッキにだけ傷がつき、油が漏れてしまうということがありました。
- パッキンの硬さがHS(ショア硬さ)で表記されており、パッキンの硬さと鋼の硬さを同じショア硬さで比較することに意味はあるのか疑問が残ります。
- パッキンとメッキした鋼の摺動でメッキに傷が付く原因がパッキンの硬さだけでない可能性があるため、他の原因も考えるべきです。
樹脂と金属の硬さの比較
2007/07/24 21:49
射出成形機で、パッキンと硬質クロムメッキを施した鋼が摺動する部分があり、鋼のメッキにだけ傷がつき、油が漏れてしまうということがありました。(鋼には傷なし。)そこで、パッキンと鋼の硬さを比較するため、パッキンのカタログを見てみると、パッキンの硬さがHS(ショア硬さ)で表記されていました。この場合、パッキンの硬さと鋼の硬さを同じショア硬さで比較することに意味はあるのでしょうか?ショア硬さというのは金属に適用するものであって、金属と樹脂の硬さを同じ基準で測定し、比較することができるのか、疑問が残ります。
そしてもう一つ。パッキンとメッキした鋼の摺動でメッキに傷が付くというのは、パッキンがメッキに対して硬いのでしょうか。他に考えられる原因があったら教えてください。よろしくお願いします。
回答 (3件中 1~3件目)
あくまで参考にですが、トライポロジーといった学問だと思いましたが、必ずしも硬い方が摩耗しないということでは無いといったことを研究している方がいます。
岩手大学岩渕教授だったと思います。
柔らかい方が硬い方の物質に付着し、その後相手材ごとはくりするので硬い方も摩耗するといった見解だったと思います。
そういったこともあり例え硬さを管理しても同様の現象は避けられないかもしれません。
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回転軸を密封するオイルシールをご存知ですか?
油やグリスで潤滑された軸をゴム製のオイルシールで密封します。
ある程度の期間使用すれば、必ず金属の軸に傷が入ります。
傷は、ダストや土砂、劣化油中のシリカやアルミナが密封部に入り込み
傷を付けるとの事。(NOKのカタログより)
通常、オイルシールの軸の硬度は30HRC程度です。
クロムメッキすれば、50~60になると思われますが、
それでも、上記の原因により傷は入ります。
傷を防ぐ⇒ゴミを防ぐです。
若しくは、
オイルシールメーカは良い顔をしませんが、
軸にセラミック溶射をする方法もあります。
オイルシールは若干短命になる事が考えられますが、
軸の傷は、ほとんど付かなくなるはずです。
どんな傷でしょう?
微振動がある場合、フレッチングもありえます。