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ステンレス材の溶融について
2023/10/15 10:18
- SUS304またはSUS316製のヒーターで酸素ガスを加熱した結果、ヒーターが溶けるという事例があった。
- 空気を加熱する場合、ヒーターの表面温度は350℃程度となる。
- 水を潜らせた多湿酸素ガスと乾燥酸素ガスでは違いがある。SUS316製ヒーターで多湿酸素ガスを昇温する際には注意が必要。
ステンレス材の溶融について
2007/09/27 18:03
SUS304またはSUS316製のヒーターで、酸素ガス(濃度99%以上)を加熱したところヒーターが真っ赤になって溶けてしまったと聞きました。
空気を加熱する場合、このヒーターの表面温度は350℃程度だったそうです。
原因として考えられることはありますか?
また、水を潜らせた多湿酸素ガスの場合は、乾燥酸素ガスに比べて違いはありますか?
SUS316製ヒーターで多湿酸素ガス(濃度99%前後)を30℃昇温しようと考えていますが、注意すべきことがあればご教示の程よろしくお願い致します。
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。
>ヒーターが真っ赤になって溶けてしまった・・・
恐ろしいトラブルですね。
制御側で「ヒータ表面温度高」のインタロックを
設けておけば・・・と考えます。
さて、使用条件がよく判りませんので推測です。
空気加熱に比べ、はるかに流量が少ないことで、
ヒータ表面温度が上がってしまい(過熱ですね)、
その結果、発熱体が溶融して外装管に地絡し、
外装管が溶けたのではないでしょうか。
酸素の加温についてですが、
電気ヒータでガス,液体などを加熱する「加熱器」は、
工業用として一般的に使用されています。
しかし、ヒータが溶けるような状況で、ガスが酸素では
恐ろしくて使いたくありません。
そこで、ひとつ提案します。
ガスが通るチューブをコイル状にします。
コイルチューブは液体で満たした容器に入れ、
ガスが30℃になるように液温を制御すれば、安定
した温度のガスが、コイルチューブから出てくる
のではないでしょうか。
液体加温の熱源としては、電気ヒータ,スチーム
などが考えられます。
熱計算はしておりませんので、加熱システムとしての
提案です。如何でしょうか。
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MILDでございます。
「インタロックを設けた場合でも、ヒータが溶ける可能性は」
との質問ですが、警報温度設定値が低ければ溶けることは
ありません。溶ける前に、温度高が発報→ブレーカトリップで
通電が止まるでしょう。
お礼
2007/09/29 10:40
ご回答ありがとうございます。
インタロックを設けてやってみることにします。
お礼
2007/09/28 09:20
ご回答およびご提案いただき、ありがとうございます。
ヒーターの温度過昇防止インターロックは必要ですよね。
ご提案内容に『なるほど!』と感心しました。
ただ、今回検討しているのは、酸素ガスを直接加熱する方法ですので、ご提案内容は今後の参考とさせていただきます。
ところで、温度過昇防止インターロックを設けた場合でも、ヒーターが溶けてしまう可能性はあるのでしょうか?