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SCM435熱処理後の防錆処理の方法とは?
2023/10/15 09:37
- SCM435の特殊形状のボルトに熱処理を行い、防錆処理の一環としてユニクロメッキを施していました。
- しかし、使用しているボルトが簡単に折れてしまい、水素脆性の原因が分かりました。
- 再度製作し、ボルトにメッキを施すことに疑問を抱いています。良い防錆処理の方法はありますか?
SCM435熱処理後の防錆処理について
2007/10/02 14:22
お世話になります。
現在、SCM435の特殊形状のボルトに熱処理(焼入れ→焼き戻し)を行い
防錆処理の一環としてユニクロメッキを施していました。
そのボルトを使用して組立た所、簡単に折れてしまいました。
恐らく、水素脆性による折れとは断定は出来たのですが、再度製作し、ボルトにメッキを施すのは妥当とは思えませんでした。
(どうも、加工業者によって水素除去のベーキングにムラが有るみたいです)
良い、防錆処理をご存知の方がいらっしゃいましたら、宜しくお願い致します。
質問者が選んだベストアンサー
高力ボルトに下記ニダックス処理をやったことがあります。
単なるカニゼンだと何回か締め緩めを繰り返すとメッキが剥離するのですが、ニダックスの場合は耐久性もありました。
問題は単価ですが、ユニクロのように安くはありません。
http://chemical.ulvac-techno.net/nedox/index.html
あとはダクロ処理だと思います。
http://www.emanak.co.jp/hyomensyori/dacro.htm
無電解ニッケルは下記工程になります。
http://www.ogic.ne.jp/C-NiFlow.htm
今回のケースで、メッキ処理のロットや大きさがわからないので何とも言えませんが、コストや水素脆性の問題を考えるとダクロ処理かと思います。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~nejimats/hyoumen.htm
補足
2007/10/02 15:31
プレス屋三代目さん、有難うございます。
ニダックス高いですねー。 コスト的に量産機に使用する
ボルトの為、難しそうです。
また、ダクロ処理も同様に高いのですか?
カニゼン=無電解ニッケルと認識しておりますが
メッキの前処理の段階で酸洗はしないのですか?
一度、締め付けたらほとんど取り外さないのでカニゼンでも
大丈夫なのかな?と思い質問してみました。
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お礼
2007/10/02 22:05
無電解ニッケルの工程が良くわかりました。
中々、メッキ自体の途中の工程が載っているサイトが見つけられなかった
もので…。
ダクロ処理の方も、再度検討してみようと思います。
いろいろと有難うございました。