このQ&Aは役に立ちましたか?
歯車のバックラッシュについて
2023/10/15 08:37
- 生産設備設計の職務についております。諸事情で設備設計を行なっている者が私の周りにいません。そこで、初歩的な質問ですが回答お願いいたします。
- 2本のシャフトの上に円テーブルがあり、そのテーブルの上に金型をセットし、両テーブルが異方向に回る設備があります。両軸を異方向に回転させるために、各シャフトに歯車をキーにより固定し、回転方向を反対にするためにアイドルギアが両シャフトギア間に2個、計4枚のギアがあります。ギアは全て平歯車です。ギア総面はm4, 歯数28が2個、m4, 歯数30が2個、全て圧力角20度です。
- 上記設備の計算上のバックラッシュがどれだけあるのか求めたいのですが、いまいち自分の計算方法があっているのかわかりません。ギア以外にも等速ボールジョイントのスプラインのガタや、キーのガタ等が考えられるのですが、ギアだけのバックラッシュを求める場合どのような計算になるのでしょうか?恐れ入りますが回答宜しくお願いいたします。
歯車のバックラッシュについて
2007/10/25 00:02
生産設備設計の職務についております。
諸事情で設備設計を行なっている者が私の周りにいません。
そこで、初歩的な質問ですが回答お願いいたします。
2本のシャフトの上に円テーブルがあり、そのテーブルの上に金型をセットし、
両テーブルが異方向に回る設備があります。
両軸を異方向に回転させる為に、各シャフトに歯車をキーにより固定し、
回転方向を反対にするためにアイドルギアが両シャフトギア間に2個、計4枚のギアがあります。
ギアは全て平歯車です。
ギア緒元はm4,歯数28が2個、m4,歯数30が2個、全て圧力角20度です。
上記設備の計算上のバックラッシュがどれだけあるのか求めたいのですが、
いまいち自分の計算方法があっているのかわかりません。
ギア以外にも等速ボールジョイントのスプラインのガタや、キーのガタ等が考えられるのですが、ギアだけのバックラッシュを求める場合どのような計算になるのでしょうか?
恐れ入りますが回答宜しくお願いいたします。
回答 (6件中 1~5件目)
こちらも、参考になさったら如何でしょうか
考え方は一緒です
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
もし、できるならば(すでにギヤ軸等があれば)
片方のテーブルを固定して
他方のテーブルをCW,CCW回転させてピッチ円付近の
動作量が総バックラッシュになります
ダイヤルゲージかピックテスタで値が概略測れると思います
この値は駆動点3箇所の合計ですから3で割って平均値を
出されたらどうでしょうか
実際のバックラッシュは歯車だけではなく
軸受け箱の精度も合成された物ですから
理論上の値に組み立てるなら軸間距離調整がないと
意味を持ちません
理論数値はあくまで理想ギヤの組み合わせですから
歯車を独自に製作されて居られるなら理論値を追えますが
購入品では限界があります
まだ検討構想ならば
標準品の購入で軸間距離の誤差を勘案しないならば
カタログ数値そのものです(皆さんの回答どおり)
過去にも何例かバックラッシュノン質問がありますが
ご質問の一般式は公開されていません
経験的には軸間距離の変化とバックラッシュの増減を
自分なりの経験式として持っています
歯数によって軸間距離公差が同じでもバックラッシュ値は
異なります
いずれにしても歯厚を計測して基準寸法からどれだけマイナス
しているかでバックラッシュを算出することになります
なんにしてもギヤの計算は大変です
がんばってください
お礼
2007/10/29 21:26
ギアって奥が深いですね。
私はまだまだ知識不足なところがありすぎるので、
また勉強してから書き込みさせていただきます。
ありがとうございました。
×:バックラッシュ
○:バックラッシ
ですので、検索する際は注意が必要です。
平歯車のバックラッシ
http://www.khkgears.co.jp/gear_technology/intermediate_guide/KHK406_2.html
お礼
2007/10/29 21:33
KHKのホームページですか!
これはとても役に立ちそうです。
メーカーのホームページに行けば詳しいこと載っているんですね。
勉強してみます。
ありがとうございました。
一対の歯車がスムーズに無理なく回転する為の遊び(ガタ)が、バックラッシュです。
そして、KHKのカタログに、
* m=4、28Tの平歯車のバックラッシュは、0.22~0.44mm
* m=4、30Tの平歯車のバックラッシュは、0.22~0.44mm
とあります。
また、ピッチ円直径は、それぞれφ112mmとφ120mmです。
もう、お解かりでしょうが、
ピッチ円直径上に、Max0.44mmのガタがあり、これがバックラッシュです。
詳細には歯車のカタログを入手し、添付しているドキュメントを読むか、
歯車メーカーの技術者に電話で聞いた方が、良いと思います。
以上、
歯車間の取付公差は、バックラッシの1割程度なので、無視して良いと考えます。
歯車のカタログを入手し、添付しているドキュメントを読まれましたか?
Tan-1 〔0.44mm/(ピッチ円直径/2)〕の角度がガタ(バックラシ)です。
ラック&ピニオン以外は、ピッチ円直径上の回転角度にガタ(バックラシ)
があるので、最終のテーブルでも回転角度にガタがある事になります。
4枚ギアのかみ合うところは3箇所???です。
一対の平歯車で、Tan-1 〔0.44mm/(ピッチ円直径/2)〕の角度がガタ
それが2対でも3対でも、その和が回転角度のガタ(バックラシ)です。
補足
2007/10/29 21:37
単純にかみ合うギアのバックラッシが0.22~0.44mmと考えると、
4枚ギアのかみ合うところは3箇所になるから、
0.22~0.44mmX3=0.66~1.32mm
min 0.66mm max 1.32mm あると考えてよいのでしょうか?
バックラッシュ根本的な考え方が違うような気がするのは私だけなんだろうな
理論的には0ですが(軸間をワザとあけない限り)
お礼
2007/10/29 21:42
理論的には0であっても、実際にギアの芯間がズレてたりしたら変わるってことですよね。
いろいろ勉強してみます。
ありがとうございました。
お礼
2007/10/29 21:23
参考資料ありがとうございます。
メルマガ登録もしました。
私は、先輩の技術を伝承しきれなかった未熟者です。
日々、勉学に励んでいこうと思います。