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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:直応力の手計算について)

材料の加熱による伸び量と応力の手計算方法

2023/10/15 07:28

このQ&Aのポイント
  • ある物質を単品で加熱した場合のZ軸方向の伸び量と応力(直応力)を手計算で求める方法について解説します。
  • 具体的な材料のサイズや物性値から、加熱によるZ軸方向の伸び量と直応力を算出する手順について説明します。
  • 材料のヤング率、ポアソン比、線膨張係数を考慮し、加熱による変形と応力の関係を理解しましょう。
※ 以下は、質問の原文です

直応力の手計算について

2007/11/22 09:40

いつも大変お世話になっております。

ご質問させていただきます。

ある物質,例えば サイズ=100×100×100(mm)
ヤング率=1.2GPa(1200000000Pa)
ポアソン比=0.22
線膨張係数=0.01 (/℃)

という材料があり,この材料を単品で100℃加熱した場合の
Z軸方向のみの伸び量と,Z軸方向のみの応力(直応力)を
手計算で求めることは出来るでしょうか。

ご教授お願い致します。

回答 (2件中 1~2件目)

2007/11/22 12:00
回答No.2

先ず、Z軸方向のみの伸び量は、熱膨張量です。
この材料を単品で100℃加熱した場合を、温度の変化が100℃と考えます。
熱膨張量(mm)=100mm(長さ)×0.01 /℃(線膨張係数)×100℃(変化温度)=100mm
<全方向に100mm伸びます、又、実際は樹脂でも線膨張係数は0.0001 /℃程度です>

次に、Z軸方向のみの応力ですが、100mmの両端固定で且つ熱影響を受けない条件で、
Z軸方向のみの伸び量は100mm 。ヤング率(縦弾性係数)と応力の関係は、
応力(kg/mm2)=ヤング率(kg/mm2)×ひずみ(単位無し)です。
そして、ひずみ=伸び又は縮み量(mm)÷本の長さ(mm)=100mm÷100mm=1 です。
<ヤング率;1.2GPa ⇒ 約120kg/mm2 (単位換算)>をして、
Z軸方向応力(kg/mm2)=ヤング率(kg/mm2)×ひずみ(単位無し)
          =120kg/mm2 ×1
          =120kg/mm2 となります。
ポアソン比は、(Z軸方向のひずみ÷Z軸方向と直角のひずみ)であり、直接関係はありません。
Z軸方向の100mm両端固定条件で、本来100mm伸びるべき変化がそのままなので、圧縮応力が働き、
Z軸方向と直角方向に 100mm(伸び量)×0.22(ポアソン比) ⇒ 22mm伸びが発生する事柄です

Z軸方向と直角方向に、何か拘束する物があれば、前述と同様の手順で考慮が必要です。

具体的な内容の追記があったので、追記をします。その前に、
前提条件が、現実離れしているので、事例説明も現実離れする事は容赦願います。
線膨張係数は、軟鋼;0.000012 /℃であり、PP樹脂;0.0001 /℃程度です。
だから、PP樹脂でも伸び量は1mm程度で、軟鋼なら0.12mmです。
また、ヤング率;1.2GPa ⇒ 約120kg/mm2 は、PP樹脂程度です。
そして、求めた応力が120kg/mm2は、軟鋼でも塑性変形する値です。
<弾性域を超える為に形状が変形して、天井等を押す力は、半分を大きく下回るでしょう>

120kg/mm2が素材の弾性域である条件で、100mm×100mm×120kg/mm2(求めた応力)により、
□100mm部分から、1200000kg(1200トン)の力が出て押す事になります。

その結果から、Z軸方向の伸び量は、100mmより天井の重さだけ少なくなり、
Z軸方向と直角方向の伸び量は、熱膨張量(100mm)+天井の重さ縮み量×ポアソン比(0.22)
で求まります(となります)。

お礼

2007/11/22 16:09

後の先,アフターユー 殿

大変丁寧なご解答ありがとうございます。

全く知識がないのですが非常に分かりやすく理解できました。
材料設定が現実離れしすぎていました。。。
申し訳ございませんでした。

また何かの機会に私の質問を見かけましたら是非アドバイスを
お願い致します。

ありがとうございました。

質問者

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質問する
2007/11/22 10:19
回答No.1

物理には全く詳しくないですが。。。。

均一加熱なら、どの方向にも応力が発生しないはずですが?
当然、Z方向も、サイズ×線膨張率×温度差 分伸びが発生する

Z方向で100℃の温度勾配があるとする非定常状態なら、熱膨張により上下の寸法差が発生する→温度勾配分だけXY方向に内部応力が発生→Z方向はその分力で僅かな応力。。。。となるのでは?

お礼

2007/11/22 10:55

岩魚内 殿
早急なご解答ありがとうございます。
助かります。

重ねてご質問させていただきます。
先程の材料の底面を固定し(床に置いた状態),その上にさらに完全に
固定され動かない天井のようなものに上面が接している状態で
100度の加熱を行なった場合の天井が受ける単位面積あたりの
直応力を計算することは可能でしょうか?


よろしくお願い致します。

質問者

お礼をおくりました

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