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高炭素鋼の定義とは?一般の定義と現場の違いについて
2023/10/15 06:19
- 高炭素鋼は炭素含有量が約0.7[mass%]以上の鋼のことであり、一般的な定義としてはこれに該当します。
- しかし、現場ではS45CやS50Cなどの鋼を高炭素鋼と呼んでいることがあり、一般の定義とは異なる場合があります。
- そのため、一般の定義と現場(専門家)の受け止め方は異なることがあります。
高炭素鋼の定義
2007/12/19 15:49
素人質問ですみません。
高炭素鋼とは調べてみたら
炭素鋼(JIS記号:S○○C)
低炭素鋼(炭素含有量が約0.3[mass%]以下)
中炭素鋼(炭素含有量が約0.3~0.7[mass%])
高炭素鋼(炭素含有量が約0.7[mass%]以上)
とありますが、S45CやS50cを高炭素鋼と
呼んでる所もかなりあり混乱してます。
一般の定義と現場(専門家)では高炭素鋼の
受け止め方がちがうのでしょうか?
ご教授宜しくお願い致します。
質問者が選んだベストアンサー
JISG4401では炭素工具鋼があり、SK140では炭素量1.3~1.5%というのもあり
一応、炭素鋼には間違い無い。鋼と鋳物の境界は炭素量2.14%である・・・
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
炭素鋼のうち、C含有量が約0.3[mass%]以下を低炭素鋼、約0.3~0.7[mass%]を
中炭素鋼、約0.7[mass%]以上を高炭素鋼と呼ぶ。
また、C含有量が0.6[mass%]以下で構造用に使われるものは構造用炭素鋼、0.6[mass%]以上で工具用に使われるものは工具用炭素鋼と呼ばれる。構造用炭素鋼は、日本工業規格(JIS)により、最低引っ張り強度が指定され、建築などに使われる一般構造用圧延鋼材(SS材)と、C含有量を規定し、機械や装置に使われる機械構造用炭素鋼材(SC材)が存在する。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
機械構造用炭素鋼SC材として、炭素量0.05~0.65%の範囲で、細かく区分され、
S10C~S58Cまで23鋼種の規定が設けられているから、
機械構造用炭素鋼SC材の範疇では、S50C ⇒ 高炭素鋼でしょう!
この森のNo.23108『炭素含有量と硬さ 』に以下を記述しています。
鉄Fe(Carbon Steel)に、炭素Cだけを0.02~2.0%含む鋼を炭素鋼といいます。
機械構造用炭素鋼SC材として、炭素量0.05~0.65%の範囲で、細かく区分され、
S10C~S58Cまで23鋼種の規定が設けられています。一般的には、
☆ 低炭素鋼;炭素量0.02~0.2%
<切削性、冷間加工性、溶接性が良好>
☆ 中炭素鋼;炭素量0.30~0.50%
<切削性、冷間加工性、溶接性はやや劣り、焼入れ/焼戻しで強靭性が得られる>
☆ 高炭素鋼;炭素量0.5~2.0%
<焼入れ硬化性が更に大きくなり、工具類に使用される>
これは、
http://www.coguchi.com/data_s/tokusyu/tokusyu1/index.html
からです。
また、他に、
http://www1.cts.ne.jp/~fleet7/Museum/Muse426.html
http://f-mac.co.jp/jp/tekkou1.htm
等があり、
使用用途(焼入れ重視等の)で異なるようです。
JISが日本の工業会の憲法のようなものですから、JISで考えましょう。
しかし、使用用途で異なる環境に所属するなら、そこの慣習に従うべきです。
そうしないと、コミュニケーションがとれないので。
お礼
2007/12/19 16:36
回答有難うございます。
S50Cから高炭素鋼と考えれば良さそうですね。