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アルミ材6061の面削加工での「あやめ模様」の対策方法
2023/10/15 05:21
- アルミ材6061を正面フライスカッターで面削する際、ダイヤモンドのチップを使用しているが、「あやめ模様」が出てしまう問題が発生している。顧客からは「あやめ」は絶対に避けるよう要求されており、研磨も有効ではない。カッターの種類や加工条件を変えながら試しているがうまくいっていない。主軸を倒す以外に対策方法はあるのか求めている。
- アルミ材6061の正面フライスカッターによる面削加工で、「あやめ模様」が発生してしまう問題がある。顧客からは絶対にこの模様を避けるよう指示されており、研磨も有効ではない。加工機種や切削油などの条件を変えながら試しているが解決に至らない。主軸を倒す他の対策方法があるのか知りたい。
- アルミ材6061を正面フライスカッターで加工しているが、「あやめ模様」が出てしまい困っている。顧客からはこの模様を避けるよう要求されており、研磨も有効ではない。カッターの種類や加工条件を変えながら試しているが望む結果にならない。主軸を倒す以外に解決策があるのか教えてほしい。
あやめ模様について
2006/01/18 11:28
こんにちは。初めての投稿ですが宜しくお願いします。
アルミ材6061の面削で困ってます。
正面フライスカッターにダイヤモンドのチップを1枚付けて加工していますが、どうしても「あやめ模様」が出てしまいます。
顧客から「あやめ」は絶対に駄目と言われてます。研磨も駄目です。
カッターは160と200で試しました。
加工機種は門型MCで、水溶性切削油を使っています。
素材は200×300×1500の大きさです。
「あやめ」を出せない箇所は幅130で長さ1500の素材上面です。
S1500~3000、F150~400、仕上げ代0.05~0.15の間で条件はいろいろ変えてみました。
上から削ったり、横からもやってみましたが上手くいきません。
主軸を倒さないと不可能なのでしょうか?
よい加工方法がありましたら教えて下さい。
5回に1回位はあやめ模様が出ないで加工出来てます。
ただ数が60個あり長手方向の4面に要求されているので困ってます。
平面度0.02、面粗度は6.3S以内を狙ってます。
質問者が選んだベストアンサー
こんばんは
なにか不安定要因があるようですね。
あやめは後刃が先刃で加工した表面を変形または切削作用する為で起こると考えられます。昔はFMの刃持ちを良くする為に、面加工をメインにした汎用フライス盤は主軸を傾けていましたが、この場合あやめ模様は付きませんでした。
提案ですが、主軸を傾けられないならワークをZXでわずか(1500で0.1位)傾け、それと平行に切削送りがかかるようにZX直線補間して加工してみてはいかかでしょうか。これなら後刃は0.01位浮く形になりますので、後刃が擦れたりしてあやめになることは無いと思います。
切削液は濃い方がいいと思います。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
あやめ模様になるのは主軸がたわんでいるせい
1枚刃のほうが、きっと顕著に出るんでしょうね理屈では
防止法
工具径を小さくする←φ100なら、φ50にするとか
多少軽減しますが完全にはなくなりません
送りを遅くする
↑
あやめ模様のピッチをすくなくして、見かけ上あやめ模様に見えなくする
F150とか書いてありますが
もっと極端に遅くする(仕上げのみ)F50とかにする
逆に
回転数をあげる方法もあります
主軸のたわみですが、故障でもなく、それは加工上の問題なので、修理してもしかたないです
フライスなどは下記AAのように加工します
←進行方向
⊥
-------------
この時、刃物には進行方向に逆に力がかかります
刃物径が大きいと、その力はテコの原理で大きくなります←それを防ぐのに小さくする
刃数を多くすると、良いのですが管理が難しいので余り効果がありません
たわみを少なくするには、力を小さくすれば良いので
送りを小さくする
取り代を小さくする
などあります
しかし、いくら小さくしても、やはり、たわむので、理屈では、あやめ模様になっています
そこで一気に送りを小さくします
あやめ模様のピッチを小さくしてしまい、表面粗さにしてしまうんですね
こうするとアヤメ模様が見た目にはなくなります(顕微鏡で見るとアヤメになっているはずですが)
平面度に対しても、非常に有利になります
お礼
2006/01/18 19:56
回答有難うございます。
主軸のたわみですか、考えもつきませんでした。修理はできるのでしょうか?
工具径を小さくすることは出来ないんですよ。130.の幅を1回で削らなければならないので・・・。
極端に送りを下げたり、回転を上げて平面度は大丈夫でしょうか?
0.02以内に入れなければならないんですよ。
なるほど、そういう意味でのたわみですか。よく分かりました。
送りを小さくしてアヤメを見た目にはなくす・・・。
試してみたいのですが、顧客から1日2本は納めるように言われているので今回は時間的に無理そうです。
もう少し小さなワークの加工のときに試してみます。
有難うございました。
関係ないかもしれませんが、水溶性で潤滑力が不足でびびっているのではないでしょうか。油性に変えてみてはいかが。。。
お礼
2006/01/18 19:42
やはり油性のほうが良いのでしょうね。
ただ他の加工の都合上切り替えられないのですよ。
有難うございました。
あやめ模とありますがどの程度でしょうか現物を見ないとはっきりしませんが主軸が倒れてませんか?
あとアルミ材で綺麗に仕上げるには灯油など軽い油がいいです。でも無人にはしないでくださいね。
お礼
2006/01/18 19:35
早速の回答有難うございます。
あやめ模様が出るのは1500.の長さのうちの一部分です。
100.から150.の範囲でランダムに出ます。
ただ5回に1回位はあやめが出ないで加工できるので、余計に分からなくなってます。
構成刃先が出来て後刃が当たってしまうのかと考えてました。
面粗度的には模様が出ても充分なのですが・・・。
灯油等なら構成刃先は出来ませんか?
お礼
2006/01/19 19:35
Z値を0.02変化させて削るのは試したのですが、スムーズに動かず駄目でした。
1500.の距離で0.02では無理があったようです。
素材を0.1傾けて平行に切削ですか、思いもよりませんでした。
確かに前刃と後刃で0.01の隙間が出来ますね。
たった今、エアーカットで動きを確認したところZの変化はスムーズです。
冶具を作り直さなければなりませんが、トライしてみます。
有難うございました。
PS
HP、実はたびたび覗かせて貰っています。今回の件でも先に調べに行きました。
内容が充実していて大変参考になります。ロム専門ですがこれからも宜しくお願いします。