このQ&Aは役に立ちましたか?
3価黒色クロメートと塩素(トリクレン)の相性について
2023/10/15 04:32
- 3価黒色クロメートを処理した部品に発生した液だれの改善を検討しています。
- コーティング処理後にトリクレン脱脂を行うと、液だれがなくなり外観的に問題ないレベルになることが確認されました。
- しかし、液だれの消失はトリクレン脱脂によるコーティング膜の剥離が原因と考えられます。また、塩素化合物の使用は長期の耐食性を考える上で懸念材料です。
3価黒色クロメートと塩素(トリクレン)相性
2006/01/26 09:28
3価黒色クロメートを処理した部品に発生した液だれの改善を検討しています。めっきメーカーによると、この液だれはコーティング剤との見解で、改善方法として、コーティング処理後にトリクレン脱脂を行ないたいとの提案があります。実験では、確かに液だれはなくなり外観的に問題ないレベルになります。しかし、液だれがなくなるという現象は、良く考えるとトリクレン脱脂でコーティング膜をはく離しているのではないかと思っています。
また、別のメーカーに本件をお話したところ、「塩素化合物はクロメート皮膜をやっつける」のではとの見解もあります。長期の耐食性を考えると心配になってきました。
クロメート皮膜と塩素化合物(トリクレン)の相性についてご存知の方がおられましたら、アドバイスをお願いします。
回答 (1件中 1~1件目)
こんばんは。
当てになるかどうか解らないのですが、金メッキ後などの水洗後の仕上げに有機溶剤を使用していたユーザーさんがありました。
使用していた溶剤はR-113です。たぶんトリクレンよりも洗浄力自体が弱いので直接の比較になるかどうか。また、3価黒色クロメートというメッキのことを自分が良く解っていないので参考になるかどうか…。
R-113(通称フロン)は現在使用禁止溶剤でこれに変わる溶剤として、R-225(旭硝子製)がありますが気軽に使える値段でない上2015年全廃が決まっております。225に関しては試してみる価値はあると思いますが、それをどのように評価するかが難しいところです。
旭硝子でググッてみて、直接質問をされてみるのも手かもしれません。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
お礼
2006/01/27 08:40
ご回答ありがとうございます。
溶剤R-113について調べてみます。