Ｇ５４ワーク座標系を使ってプログラム確認後に相対座標がずれる問題の解決方法

こんばんは。
＞ワーク座標系Ｇ５４をしようして、マシンロックをかけてプログラム確認を＞すると終了後相対座標がずれてしまいます。
＞そのつど原点復帰をしないといけないのでしょうか？

マシンロックをかけて運転すると絶対座標がズレるのでは？
マシンロックをかけて運転したあとに、マシンロックをかけた状態で、
かけた場所までプログラム、またはMDIで移動させ、そこでマシンロックを解除すれば座標はズレません。
私は、一応、全軸とも手動で原点復帰させますが...。

また、
Ｇ９２で座標設定すると座標がズレます。
Ｇ９２使用後にＧ５４～を使用するときは、
必ず手動で原点復帰させてから使用してください。

１つのプログラムの中でＧ５４とＧ９２を使うのはお勧めしません。
１つの部品（物）を加工するにあたり、
ある場所をＸ０Ｙ０とすると、他の場所をＸＯＹＯにしたいときがあります。
多分そのような時にＧ９２を使用しているのですよね？
Ｇ９２は座標がズレ、その度に原点復帰しなければならないですから、
そのような場合、Ｇ９２で座標設定するよりも、ローカル座標系（Ｇ５２）
を使用し、子の座標系を作成したほうがいいと思います。
（多分あると思いますが、Ｇ５２がなかったらすみません...）
詳しくは制御装置（ＦＡＮＵＣ）の取り説をみてください。

＞Ｇ５４Ｇ０Ｘ０Ｙ０
＞Ｇ５２Ｘ１０.Ｙ１０.
＞：
＞：
＞：
＞；
＞Ｇ５２Ｘ０Ｙ０
＞Ｍ３０
＞ということですよね。
これでいいと思います。

＞Ｇ９２とＧ５２の混合はあり？でしょうか？
混合はやめたほうがいいでしょう。
私はＧ５４～を使用するようになってから、
現在ではＧ９２は全く使用していません。

＞Ｇ５２がない場合の処理法があったら...？
Ｇ９１でサブプログラムにするのがいいと思います。
私はどちらかというとＧ５２よりもＧ９１を推奨します。
どうしてもアブソでプログラムを組みたい場合のみＧ５２を使ってます。

お礼

2006/03/06 18:22

回答ありがとうございます。

なるほど、やはりそのつど原点復帰させたほうがいいみたいですね。
ということは、マシンロックをかけて確認してから、相対座標のＸ、Ｙを０，０の位置にもってきてからロックを解けばいいのですよね。次に全軸原点復帰をさる。というやり方ですね。
今日確認してみたらＺ軸がおかしかったので原点復帰をしてからＺＣＡＮ
をして加工をしました。

Ｇ９２を使用する場合は、
Ｇ５４Ｇ０Ｘ０Ｙ０
Ｘ１０．Ｙ１０．
Ｇ９２Ｘ０Ｙ０
：
：
：
；
Ｇ９０Ｘ０Ｙ０
Ｇ９２Ｘ１０．Ｙ１０．
Ｍ３０
という使い方ですよね？

ありがとうございます。

そうですか、Ｇ９２とＧ５４の混合は危険ですね。

ということは、
Ｇ５４Ｇ０Ｘ０Ｙ０
Ｇ５２Ｘ１０.Ｙ１０.
：
：
：
；
Ｇ５２Ｘ０Ｙ０
Ｍ３０

ということですよね。

Ｇ９２とＧ５２の混合はあり？でしょうか？

例えば
Ｇ９２Ｇ９０Ｘ０Ｙ０Ｚ０
；
；
Ｇ５２Ｘ１０．Ｙ１０．
；
；
Ｇ５２Ｘ０Ｙ０
；
Ｍ３０

という様な。。。


すいません。
Ｇ５２がない場合の処理法があったら教えていただけないでしょうか？

ありがとうございます。

そうですね。もしＧ５２がない場合はＧ９１でプログラミングします。
うちではまだＧ５２の使用はしていないです。（ほとんどＧ９２）
明日にでも調べてみて、Ｇ５２が使えたらこれを機会に使用してみます。

すごく勉強になりました。すごく嬉しいです。

これを参考にもっと技術の向上にはげみたいと思います。

ありがとうございました。

質問者