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ノギスの校正方法とは?
2023/10/15 01:22
- ノギスの校正は、現場で重要な役割を果たしています。しかし、適切な校正方法は何でしょうか?
- ブロックゲージを使用した校正では、最大でも30mmまでしか測定することができません。一方、ノギスは150mmまで測定可能です。
- 一般的には、ノギスの校正にはキャリパチェックが使用されます。正確な校正を行うためには、キャリパチェックの購入を検討することをおすすめします。
ノギスの校正について
2006/05/13 17:47
先日校正の知識を高めようと、計測器の講習に行ってまいりました。
弊社では現場でノギスを沢山使用し、その校正にブロックゲージを使用しております。
しかし、その講習ではノギスの校正はキャリパチェックで行うと言われました。
確かにブロックゲージだと、最大でも30mmくらいしかチェックできません。
弊社では通常25MMくらいまでしか測定しないのですが、実際ノギスは150MMまで測定可能ですし、25mm以上のものを測定しないわけではありません。
一般的にノギスの校正はどのようにされているのでしょうか?
正しい校正を行うにはやはり、キャリパチェックを購入した方がいいのでしょうか?
回答 (1件中 1~1件目)
ノギスの校正方法として一般的にゲージブロックを使用するのは妥当です。キャリパーチェッカーはその名前の通り、ノギスやハイトゲージの検査に使用できるよう特化した商品です。ノギスの一部分(例えば25mm)までであれば、それ以上使用しないと規定を作成し徹底することで検査・校正は25mm迄で良いと思います。その場合、外側はブロックゲージのままで測定できますが、内側はブロックゲージのホルダーやジョウを用意する必要もあると思います。キャリパーチェッカーはそのままで両側測定可能です。又、ブロックゲージは測定面が手に触れる可能性がありますが、キャリパーチェッカーは台座が付いている為直に手で測定面を触る可能性は低いと思います。長さが数種類あって、数が多いのならばキャリパーチェッカーが有利でしょう。使用環境でどちらが良いかは選択しなければならないとおもいます。どちらにしても、正しく校正を行うとするのならば、社内の規定・精度に基づき一定期間でブロックゲージやキャリパーチェッカーの校正を外部機関やメーカーに依頼し、トレーサブルな体系を維持することで、正しい校正を行うと言えるのでは無いでしょうか。追伸:ノギスの校正につきましては定圧装置が付いていないので、均一な測定力で行うこと、又ジョウの先、元で誤差が大きくなる可能性を考慮する事が必要です。
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お礼
2006/05/19 08:47
ご回答ありがとうございました。
別件で質問をしております(またノギスの件ですが)、またご確認いただければ幸いです。