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アクリルプレートの検査方法について
2023/10/15 00:33
- アクリル製のLCD保護プレートの検査方法について悩んでおります。
- 現行の目視検査では「曇り不良」を正確に検出できず、組み立て後に問題が発生しています。
- 良い検査方法をご教示いただきたいです。
アクリルプレートの検査方法について
2006/05/26 21:18
アクリル製のLCD保護プレートの検査方法について悩んでおります。
現行は黒色のラバープレートを背景にプレートを透かして目視検査をしておりますが、「曇り不良」を正確に検出することが出来ず、組み立て後に発見され高付加価値での廃却となっています。
何か良い検査方法があればご教示をお願いします。
ヒントになるようなことでも結構です。
よろしくお願い致します。
回答 (2件中 1~2件目)
アクリル製品の専門ではありませんが、私なりのアドバイスをさせてください。
まず、課題を分析し、設定すると、次の二つに分類できると思います。
課題抽出
1)見栄えを正確に判定するための改善→課題1
2)組み立て後の不良品発見による廃却→課題2
見栄えは、人間の感性による判断基準ですので、
それを数値化し、検査基準とすることは、非常に難しいと思います。
そこで、視点を変えて、
・検査工程を流出する原因は何か?
・技術的な問題と、工程的な問題を分離する
現行の作業手順や工程を見直すことがポイントとしています。
そこで、各々の課題について検討し、
課題1
1)成形不具合が起因するシルバーラインやジェッティングを、正確に検出する条件を規定する
・検査場所の光源の条件 検査品を照射するのか、しないのか? 照射するなら波長、強度、照射角度を決める。
・検査品のハンドリング方法 光の照射条件を正確にするため、検査品をジグに固定する。
・できるだけ、組み立て後の条件に近づけて検査する。プレートの背景色を規定する。
・複数の工業用カメラとモニタを用いて、同時に複数の方向から、検査可能とする。
2)検査工程における作業を規定する
・検査時間8秒以内に収めるため、検査順序を決める。(現行が決められていなければ)
・複数の検査作業者がいるならば、良品の写真、画像を参照例とし、データベース化し、誰もが統一された判断基準で作業可能とする。
・グレーゾーン(合格品か不良品かわからないもの)に入るものは、再検査できないか
・LCD保護プレートのロット管理はできないか?
課題2
1)組み立て工程でLCD保護プレートに関わる作業を規定する。
・組み立て直前にLCD保護プレートの検査工程導入の可否
2)不良品分析し低減活動を規定する。
・LCD保護プレートの生産工程に、フィードバックできないか?
まずは、私ができることはこれぐらいです。
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
より、適確なアドバイスをするため、次の情報があれば良いかと思います。
1)LCD保護プレートの大きさ、厚み、色
2)曇り不良の定義→透過量と置き換えて良いですか?(数値化された検査基準を規定するため)
3)代替の検査方法は自動化、半自動化するのか
4)1枚あたりの検査時間
私が過去、担当した自動検査システムは、プラスチック製品の光の透過量を測定しました。画像処理を使うならば、しきい値設定の条件出しがキーだと思います。
お礼
2006/05/27 09:30
ぱむちゃんさん、早々のご回答ありがとうございます。
1)保護プレートの大きさは⇒40×60 t=0.9
2)曇りの定義⇒透過量のように数値化された規格ではなく、見栄えです。成形作業で生じるシルバーラインやジェッティングが製品を見る角度ではっ
きり見えたり、見えなかったりで検査工程を流出してしまいます。
3)代替検査⇒引き続き目視検査を予定しています。
4)検査時間⇒8秒(ハンドリング除外)
光源の当て方や色、バックボードの色等の工夫で不具合を見つけ易い方法があれば助かります。