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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アルミ鋳物の欠陥)

アルミ鋳物の不良と品質管理について

2023/10/15 00:23

このQ&Aのポイント
  • アルミ鋳物の不良(巣)は、鋳造時のミスがなくても発生する可能性があります。木型鋳造の場合は防ぐことが難しいです。
  • アルミ鋳物の品質管理には、以下の方法が考えられます。1)鋳物素材の検査方法は目視では分からないピンホールやザク巣の検査が必要です。2)鋳物素材を含浸処理することもありますが、コストがかかるため予防的に実施することは難しいです。3)製品に組み込んでからの油漏れ検査が最終試験として行われます。
  • 少量の鋳物の品質管理については、アルミ鋳物の専門業者に依頼することが一般的です。しかし、零細企業の場合はコストの面で油漏れ検査を行うことが現実的な選択肢となります。
※ 以下は、質問の原文です

アルミ鋳物の欠陥

2006/06/14 19:37

少量生産の製品にアルミ鋳物を使っています。
10~20個/lotの少量生産です。当然木型で作ります。
油を溜めるボックスなので、巣漏れが問題になります。

アルミ鋳物の不良(巣)は、ある程度の割合で必ず起きてしまうものなのでしょうか?
鋳造時にのミスが無くても、起きてしまうものでしょうか?
木型鋳造の場合、防ぐ事は出来ないのでしょうか?

であれば、不良を外に出させなくするには、
(1)出来た鋳物素材を検査。
 ⇒目視で分からないピンホールやザク巣の検査方法は?
(2)出来た鋳物素材を含浸処理。
 ⇒全数含浸実施しても、ピンホールだったらば漏れるのでは?
  ほとんどが良品なので、予防的に実施するにもコストが掛かりすぎる。
(3)製品に組み込んでからの油漏れ検査を充分に実施。
 ⇒最終試験なので、不良が出たら前工程に戻ってしまう。
  見逃すと、客先クレームとなってしまう。

が、考えられますが、
現実的に、コストの面で(3)しか考えられません。

少量の鋳物の品質管理とはどうやったら良いのでしょうか?
鋳造は、アルミ鋳物の専門業者に依頼していますが、
その規模は従業員10人も居ない零細です。
職人の集まりのようなところです。

回答 (3件中 1~3件目)

2006/06/15 00:13
回答No.3

製品の油もれを起こす要因が引けス、湯周り不良、介在物や酸化皮膜の噛見込みなど幾つか考えられます。
夫々の不良に対して例えば引けスであれば指向性凝固を考え引けス部への溶湯補給ができるよう上がりを考えたりあるいは凝固を早めるよう冷やしがねを置く等の対策ができます。
アルミ鋳造はスが必ずでると決めてかかる事はありません。
しかし,油もれの保証は別問題です。
油洩れの発生は結果系ですから要因が100%保証されない限り検査して不良品をハジク事が必要です。
不良率が低いならば完成検査でよく,不良率が高いならば部品検査、含侵処理などが必要でしょう、これらはいずれも部品の価格,不良率など経済原則で決まります。
アルミ鋳物を耐圧物に使う時にはあらかじめこのような事を考慮して工程設計をすることが大事です。
油もれは無くしたい、品質保証工程は入れたくないというであれば
削りだしとか鍛造品をつかうという手がありますが

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質問する
2006/06/14 20:46
回答No.2

提案営業をしている者です。

普通鋳鉄+溶融アルミメッキはいかがでしょうか?
FeとAlの間に合金層が生成される非常に優れた処理です。
また、部品を溶融アルミ槽に浸漬しますので、
巣などは容易に塞がります。

大きさなどの制約があります。
また、遠方ですと運送コストがかさむみますので、
一度ご連絡頂ければと思います。

連絡先
miwasaki@tofuji.co.jp

2006/06/14 20:14
回答No.1

同じく砂型鋳造をしている者です。

巣を無くすこと。木型→砂型で砂型鋳造するということは
重力による鋳造になるのでしょうか。

そうなると、
1.発生した巣をいかに製品内に残さないか
2.製品内に残ってしまった巣をいかに発見するか
3.製品内の巣をいかに救済するか
となりますよね。

漏れを気にされているのであれば、
1番は、やはり密度的に「粗」な状態の「引け巣」をつぶすべきでは
ないかと思います。
2番は、肉厚を貫通するほどの大きな「巻き込み巣」を無くすことも
必要です。

1.はメーカーの方案設計技術で巣を製品外へ持っていくようお願いする
2.は大きさがφ1以上の単発巣やピンホールなら見つかるかも
  しれませんので、検査でX線やCTスキャンを使うべきでしょう。
3.は耐圧で漏れるような巣はもしかしたら、X線やCTでも
  はっきりとはわかりませんが、薄く影のように見えている場合が
  あります。(ザク巣もわかります。)

どの場合も、初めの方案トライの段階でN増ししてしっかり確認して
おくことが重要ではないかと思います。
方案設計のアイデアは、いろんな人に聞くことでいろんな見方もありますし、
事前に光造形品などで、厚肉部を見つけておくことでも
効率的に進めることもできると思います。

ところで、含浸はそんなにコストのかかるものでしょうか?
弊社でも流出防止に含浸を行うことがありますが、
手扱い時間はそれほどでもないため、まとめてやれれば
設計より禁止されていなければ問題視するほどのコストには
ならないと思いますが・・・。

最後に、、、

10人程度の会社でも、職人さんがそれだけいれば
立派な鋳造メーカーだと思いますよ。
人数ではなく、そこの鋳造をまとめている人の技術さえ
高ければね。

定量的でない難しい分野ですので
アドバイスはこんな一般的な意見しかできませんが、
参考になれば幸いです。

お礼をおくりました

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