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材質特性についての解析と入手方法について
2023/10/14 23:21
- COSMOSWorksで各種解析を行なうためには、材質特性を把握する必要があります。しかし、必要な材質特性を見つけることが難しい場合もあります。本記事では、材質特性の入手方法について紹介します。
- 材質特性を入手するためには、ネット上や産業技術センターの図書室での検索や素材メーカーへの問い合わせが一般的です。しかし、情報が見つからない場合もあります。そのような場合は、専門のコミュニティやフォーラムで質問してみることも有効です。
- 材質特性の入手が難しい場合は、近似値や類似材料の特性を利用することも考えられます。ただし、精度の面で注意が必要です。また、材質特性を正確に知るためには、試験や実験が必要な場合もあります。
材質特性について
2006/07/24 20:08
ご質問させて頂きます。
COSMOSWorksで各種解析を行なうため、
下記【 】材質の下記?~?の材質特性を探しています。
ネット上や産業技術センターの図書室で探しましたが見つかりませんでした。
素材メーカーにも問い合わせの依頼を出していますが長い待ち状態で・・・?
皆さんは材質特性をどのように入手して解析を行っていますか?
ご教授の程、宜しくお願いいたします。
【アルミ合金】A5052P、A5056、A6063、A2017、ADC-12、AC4B
【伸銅】C3604B、C1100P、C6191
【ステンレス】SUS303、SUS304、SUS304-CSP、SUS316
【鋼材】SPCC、A45C、
【樹脂】POM、ABS、PEEK、PET、アクリル
?弾性係数(ヤング率) N/m^2
?ポアソン比 NA ←次の式で求め可能 ヤング率=2・横弾性係数(ポアソン比+1)
?せん断弾性係数(横弾性係数、剛性率) N/m^2
?質量密度(密度) kg/m^3
?引っ張り応力(抗張力) N/m^2
?降伏応力(降伏強度) N/m^2
?熱伝導膨張率 /Kelvin
?熱伝導率 W/(m.K)
?比熱 J/(kgK)
回答 (2件中 1~2件目)
材料物性地の取得はCAEのなかで一番困難な分野ですね。
そこで、一般的には以下のように考えてはどうでしょう?
金属材料であれば、鋼種は無視して標準的な数字
例えば、
ヤング率
標準的な数字
アルミ合金であれは700MPaであるとか
ポアソン比
標準的な数字
横弾性係数
ポアソン比とヤング率が既知であれば式から求まる。
ソルバーによってはヤング率とポアソン比から自動的に
求められる場合もあります。
質量密度
標準的な数字
引張り強さ/降伏点
これは材料のカタログに載っているかと思います。
熱伝導膨張率/熱伝導率/比熱
標準的な数字
実際はカタログ値とは異なりますが、強度に関する値の場合
カタログ値は弱い側の限界と考えられます。
ですので、差分は安全マージンと考えてはどうでしょうか?
樹脂材料は、いろいろ添加物等で物性も変わりますから
さらに難しいでしょう。
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解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
ステンレスについて、参考までに。
URLなら下記のもので大体満足するのではないでしょうか?
(SUS304-CSPは存じ上げないのでご容赦を)
書物であれば・・・・・確かステンレス鋼便覧に
載っていたはずです。(記憶で申し訳ありません。)
お礼
2006/07/25 16:14
回答、有り難うございます。
真っ先に白○殿に問い合わせましたが、「弊社カタログP428~特性一覧、御参考ください。」とのつれない回答でした。
問合せの前に、この特性一覧を確認してデータが足りないので問い合わせたのですが・・・
流通しているデータの中では記載事項が多いのですが、せん断弾性係数(横弾性係数、剛性率)が載っていれば活用出来たのですが残念です。
白○殿からは「数値は参考値であって保証値ではありません。」と補足もされました。
また、何か情報が有りましたら宜しくお願いいたします。