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低温環境で使用する減速機の潤滑油
2023/10/14 22:28
- 低温環境での減速機の潤滑油選びについて
- 減速機の潤滑油の粘度と温度について
- 流動点と潤滑油の適温範囲について
低温環境で使用する減速機の潤滑油
2006/08/15 15:32
初歩的な質問ですが、冬場に-20度、夏場は40度近くまで気温差がある環境にて、減速機付のモーターを使用する場合に、冬と夏とで減速機に入れる潤滑油を変えようと考えています。
減速機のカタログなどでは、周囲温度が高くなる場合には、潤滑油の粘度を高くする(粘度グレードの番号を大きくする)指示がされていますが、周囲温度が低くなる場合には、同じように潤滑油の粘度を下げて(粘度グレードの番号を小さくする)やれば良いのでしょうか?
また、潤滑油などのオイルの性能に、流動点がありますが、オイルの性能を果たす事ができる温度は、流動点を含む温度から高くなれば良いのでしょうか?
回答 (2件中 1~2件目)
負荷が軽ければ ATF(自動車のオートマチックフルード)は軽くていいですよ。
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マルチグレードの5W-40程度のエンジンオイルを一年間使用するつもりで、入れるのがよろしいかとも思われます。Wの記号、冬場は5番として働き、夏場は40番として働くと言う意味です。もちろん、冬に5、夏に40番のシングルグレードのオイルを入れたことと同じになります。
API粘度分類の番号での表示となります。
ISO粘度で減速機は潤滑油の指定をされているのであれば、(API 5=ISO VG22)(API 10=ISO VG32)(API 20=ISO VG68)(API 30=ISO VG100)(API 40=ISO VG150)と読み替えてください。
過酷な付加のかかる減速機の場合は、ギヤーオイルを使用します。エンジンオイルも少しは過酷さに耐えますが、ギヤーオイルは極圧性について、エンジンオイルを上回ります。
流動点を下まわると、バター状になり、モーターに逆に付加をかけますね。
低温でオイルが硬くてエンジンがかかりにくいような状況です。
0Wは-35度、5Wは-30度、10Wは-25度までをおよその目安に使用できそうです。