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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:RcにすべきかRpのままで良いか)

RcにすべきかRpのままで良いか

2023/10/14 22:17

このQ&Aのポイント
  • 当社はある気密性を要する空調機器を製造しているメーカーです。
  • 入口のバルブ接続ニップルと当社のソケットの間で漏水が発生し、施工工事業者からは「Rc(管用テーパーおねじ用テーパーめねじ)でないからだ。改善すべきではないか」と言われています。
  • 変更を考え協力会社の機械加工業者に仕様の変更を打診したところ「どちらも1点で気密され、むしろテーパーのほうが漏れるリスクが高い」と云われました。
※ 以下は、質問の原文です

RcにすべきかRpのままで良いか

2006/09/07 11:25

当社はある気密性を要する空調機器を製造しているメーカーです。冷温水の入口出口のソケットにはRp(管用テーパーおねじ用平行めねじ)を使っています。この度、入口のバルブ接続ニップルと当社のソケットの間で漏水が発生し、施工工事業者からは「Rc(管用テーパーおねじ用テーパーめねじ)でないからだ。改善すべきではないか」と言われています。JISではどちらにすべきか規定していませんが、「JISの前文に体気密性を主目的とするものは『管用テーパーねじ』と書いてあるではないか。テーパーのほうが安心して施工できる」と云われました。変更を考え協力会社の機械加工業者に仕様の変更を打診したところ「どちらも1点で気密され、むしろテーパーのほうが漏れるリスクが高い」と云われました。どちらが本当でどうすべきなのか迷っています。単なる施工ミスとして無視すべきことなのか設計上の当社の問題なのか。。。漏れの原因によっては保証費用の問題も発生します。尚、当社では数十年現在の仕様で出荷して、今回の件は始めてです。

回答 (5件中 1~5件目)

2006/09/07 22:59
回答No.5

現場で施工する1人の経験談として場所をお借りいたします。

経験上ではRcメネジ×Rオネジの方がシール性が良く、増し締め時も締め応えがあり施工しやすく、おのずとリークしにくいです。流通している継ぎ手の厚みにも一因があり、Rpソケットは薄いように感じます。Rpソケットを肉厚にした加工品の場合ではあまりリークがありませんでした。Rソケットが薄肉の場合テーパーが押し込まれる事によってソケットがラッパ状に拡管する風になります。この状態でリークを発見して増し締め・または取り外した後再び締め込みとなりますが、増し締め代があれば良いのですが、初期施工のトルク(締めすぎ)や、ソケットを装置本体に溶接固定などの影響があれば、ソケットからネジを外しても拡管されたままで再シール性能の低下につながります。また、冷温水の出入り口でお使いの箇所とありますが、温水の熱影響も考えられますね。

これまでは問題なかった様ですが、一度下記をチェックされてはどうでしょうか?
■ソケットを薄肉にしている。(または、肉厚が変更となった)
■ソケットを溶接固定している。(または、全周溶接になった)
■施工する業者さんが従来から変更となった。
(施工手順仕様が無い場合、施工者によってシール材や塗布手順が全く異なる場合が多いです)
■ソケットの納入メーカーを変更した
(最近は同じJIS品でもネジの切り上げが悪い場合があり、これだけは現地で施工する者しか分かり難いですが)

設計される方のご苦労も、現地で施工される方達の意見もあるので難しいと察します。現地で施工されている方は経験上の手加減や失敗を踏まえての意見だと思います。現地で施工していて・・・ん?っと感じた時や感触の違和感があり、実際通気や気密試験をしたらリークした・・なんてしょっちゅうです。もし、施工者さんが従来から変わっていないのでしたら、感覚的な要素も含み現場確認をおすすめします。「*他の回答者様とかぶっている内容ご了承下さい」

お礼

2006/09/08 09:28

回答有難うございました。
「現場で施工するかた」の経験にもとづいた意見は貴重だとあらためて感じました。仕様、部材メーカーの変更等は無いのですが、様々な見方ご指摘、大変参考になりました。施工する業者さんは現場によって毎回異なるのですが、いままで「施工手順仕様」はありませんでした。今後は熟練の方がだんだん少なくなり、そうゆうものも準備しなければならないのかもしてませんね。
いろいろ考えさせられました。具体的に見直したいと思います。

質問者

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質問する
2006/09/07 22:13
回答No.4

管用テーパー雌ねじに管用平行雄ネジをねじ込むことは
テーパーの穴に途中で止まる径で仕上げたストレートの軸を入れた状態と
思ってください
弾性変形がないとすると
一箇所(1筋の径)で止まったところでで軸と穴が接触していることに
なります
これでは理論的にシールされる場所は1箇所のみとなります
テーパー穴にテーパー軸(テーパーが同じで径も合っているととして)を
入れた場合はそのテーパーが合っている全てがシール面となり
先に書いた状態よりはるかに安定したシールが期待されることは
明らかです
このことから油圧継ぎ手やエアーの継ぎ手は私の知っている限り
全てテーパー雌ネジとテーパー雄ネジの組み合わせで構成されています
話は変わりますが
私の家で水道の蛇口の交換をする時がありました
雌ネジはテーパーでしたが雄ネジはストレートでした
「シールは大丈夫ですか」質問しましたが
「大丈夫です」との回答で
沢山のシール用のペースト(接着剤か?)を塗って締め付けた工事を
しました
私の経験では理解できない工事でしたが、「もれた場合は修理を
無償で行う」ことでそのままとしました
現在でももれは有りませんがこれは接着剤によるシールが水圧等の
漏れにたまたま勝っているだけと思います
話は戻りますが
テーパー雌ねじとテーパー雄ネジでも厳密に言えば(弾性変形がないとすれば)一箇所での接触となりますがねじを締めこむことで双方に
弾性変形が生まれます
このときストレート雄ネジ場合よりテーパー雄ネジが(ある程度合っているとして)よりシール性が良いのは当然です
万が一弾性が落ちてもシール性はストレート状態よりはるかに
良いことは明らかです
もちろんシール剤も塗布しなければなりませんが

シール性が重要な油圧の継ぎ手ではテーパーネジ穴の場合、
テーパー雄ネジしか認められていないことを見てもテーパー雌ねじと
テーパー雄ネジが必要です
テーパーネジは締めこんだ状態でさらに締めこむ余裕のあるように
加工精度に注意が必要です
このことに注意された精度の製品は油圧用でも空圧用でも水圧用でも
一般に市販されています
シール剤でのシール性に期待することは得策ではないと思います
以上長年油圧、空圧配管を行ってきたRB利の意見です
参考にしていただければ幸いです

お礼

2006/09/08 09:13

回答有難うございました。
油圧では「テーパーネジ穴の場合、テーパー雄ネジしか認められていない」のですね。実は昨夜、油圧関係の設計者OBの方から同様のことを教えていただきました。参考にさせていただきます。

質問者
2006/09/07 20:08
回答No.3

以前私も同じように悩みました。そのとき、ある上司よりテーパーおねじには平行めねじを使うように指示されました。
理由は平行とテーパーの組み合わせであれば、必ず一点でしまるが、テーパー同士の場合は、この一点がなく、平行ねじの組み合わせと同じだと説明されました。(図面上の話です)
(実際には、RcとR、RpとRのいずれでも問題ないようですが。)

また漏水についてですが、ねじが楕円に変形して発生したことがあります。
ソケットの溶接や、おねじの製作不良などいろいろな原因がありました。
それをチェックされてはいかがでしょうか。

お礼

2006/09/08 09:00

回答有難うございました。「ねじが楕円に変形して発生」については盲点でした。ソケットを含んだ部材の溶接も含め一応社内の作業内容を見直してみます。参考にさせていただきます。

質問者
2006/09/07 19:46
回答No.2

 過去に類似Q&A(質問No.「14066」、「13320」、「12279」)があります。
R(管用テーパーおねじ)に適合するねじは、Rp(管用平行めねじ)・Rc(管用テーパーめねじ)
のいずれも耐密目的で使用されますので、あながち間違った選定ではないでしょう。
尚、このQ&AにはRに対するRp又はRcの各々の適用基準や耐密性の違いについては回答が得ら
れておりません。


一方、下記の因幡電機産業さんのHP(銅管継手)によると、おねじ・めねじのいずれを基準とする
かで選定基準が若干違うようです。
R基準(ニップルを基準)→Rp又はRcと組み合わせ
Rp基準(ソケットを基準)→Rと組み合わせ
Rc基準(該当せず)  →Rと組み合わせ
前記過去のQ&Aにも、Rに対してはRcの方がRpに比べて増し締めによってリークが止まりやすい
と書かれていますので、R(管用テーパーおねじ)とRc(管用テーパーめねじ)の組み合わせの
方が良いのかも知れません。

 ただ、RpがRcよりも耐密性が劣っているとも断定できませんので、先ずは現状分析をしっかり
と行う必要があると思います。
ソケットのRpねじとニップルのRねじのねじ精度とか、シール材の施工?が適切か等など。

お礼

2006/09/08 08:56

回答有難うございました。いちおうオネジについてはJISの検査治具では適合でした。シール材の施工も懸念しているのですが、お客様なものですから....。過去にも問い合わせがあったとは気づきませんでした。
増し締めの件、参考にさせていただきます。

質問者
2006/09/07 18:04
回答No.1

「どちらも1点で気密され、むしろテーパーのほうが漏れるリスクが高い」という理屈ってどうなんでしょうか?
テーパーねじ→テーパーねじのほうが気密性は高いと思いますが…。
仕様あるいは図面が御社から出ているのであれば、変更の指示を御社が出すべきです。
協力会社さんは、工具や工程が変わるのと、ある程度見込み生産をしているのであれば使えなくなる部品があるので、在庫整理の費用や変更に伴う管理費の上昇等を踏まえてコストアップを要求してくるかもしれません。

お礼

2006/09/08 08:34

回答有難うございました。ソケットと一体になった部材の関係で、「削り出しの機械への脱着が増え工数=コストが増える」と云われました。年間使用量にすると結構な金額になることが予想され、本当に必要なことか慎重検討しなければと思っています。皆さんのご意見が参考になります。

質問者

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