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形状記憶合金の焼きなまし温度とは?
2023/10/14 21:19
- 形状記憶合金の焼きなましについて、温度や方法についてご説明します。
- 形状記憶合金の温度を変態点以上に上げると記憶させた形状になりますが、温度が下がると自動的にほかの形状に変化してしまいます。
- 焼きなましによって形状記憶合金を焼入れ前の状態に戻すことは可能です。焼きなましの温度や雰囲気についてもご説明します。
形状記憶合金について
2006/10/06 15:05
Ni-Tiの形状記憶合金についてですが、焼きなましの温度について教えてください。450度で焼入れしました。
ご返答ありがとうございました。質問が分かりにくかったので、補足します。形状記憶合金の成分はニッケル56%で線材のNi-Ti合金です。これをばねの形状を記憶させるために350度~450度で複数回、焼入れを行ったのですが、焼入れを複数回行ったためか、形状記憶合金の温度を変態点以上に上げると記憶させた形状になるのですが、温度が下がると外力がかからなくても勝手にほかの形状に変化してしまい、2方向性の形状記憶合金のようになってしまいました。そこで質問なのですが、これを焼きなましして焼入れ前の状態に戻すことは可能でしょうか?またそのときの焼きなましの温度はどれくらいでしょうか?あと、焼きなましのときは空気雰囲気でいいのですか?
ご存知の方おられましたらご返答お願いします。
質問者が選んだベストアンサー
一応900℃ぐらいで溶体化処理をすれば使えないことはないと思います。ただし、加工歪みによる効果も無くなりますので、永久歪みが残りやすくなります。酸化もするので、特に細い線ならば雰囲気中が望ましいですが、56%Niだと冷却速度の影響が出やすいので急冷しようとすると、話がややこしくなります。あきらめて新品を使うことをお勧めしたいところですが、酸化して脆くならない範囲でできるだけ高い温度で処理してみるしか無いでしょう。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
450℃焼入れで形状記憶させたあとに変形させて元にもどすための温度っていう意味でしょうか?
焼入れ温度とか成分によっても多少違うみたいですが70度位が一般的みたいです.