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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アルミダイキャスト塗装)

アルミダイキャスト塗装における色調のばらつきと黄変の原因はなにか?

2023/10/14 20:31

このQ&Aのポイント
  • アルミダイキャスト塗装において、液体塗料を使用する際に色調のばらつきが発生しています。特に、白色の塗料を厚く塗るとピンク色になってしまいます。
  • 日系メーカーに相談したところ、問題の原因はメラニン系の塗料の黄変だと指摘されました。
  • 黄変を避けるためにはアクリル系の塗料に変更するか、塗料ではなく膜厚に関係する可能性もあるため、膜厚の調整が必要です。
※ 以下は、質問の原文です

アルミダイキャスト塗装

2006/10/24 17:23

中国メーカーにてアルミダイキャスト(ADC10)に液体塗装をしておりますが、色調がすごくばらつきます。塗料は白色ですが、厚塗りするとピンク色になります。親しくしている日系メーカーに相談しますと、メラニン系の塗料をしようしており、それが黄変しているのではないかとのことでした。
そうであれば、アクリル系の塗料に変更すれば黄変(ピンク色ですが)しないのでしょうか?もしくは、塗料ではなく膜厚に関係するのでしょうか?(膜厚によって、そんなに色調が変化するのでしょうか・・・?)
要因としてどのようなことがございますか?ご教授下さい。
<塗装工程>
アルカリ脱脂・洗浄→3価クロム処理→洗浄→乾燥(150℃/60分)→下塗り→乾燥(150℃/60分)→上塗り前加工(パテ埋等)→上塗り→乾燥(150℃/60分)→検査
※下塗り工程は、上塗りと全く同じ塗料を薄く塗っているだけです。
(上塗りに合わせたプライマーを塗布していません)
※密着性の問題は出ておりません。

質問者が選んだベストアンサー

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2006/10/25 06:32
回答No.1

普通のソリッド色の調色では厚塗りになっても色が変わることはありませんが 白色の場合は特殊なのです。
白色の場合は隠ぺい力が悪いために被塗物の影響を受けやすいのです。
そのため塗膜がうすいばあいには青みがでます。その影響を防ぐために
微量の黄色をいれることがあります。そして例えば、膜厚が20μ位でその標準色になるように製造されている場合があります。
塗装者は厚く塗るほど白く仕上がるという経験でどうしても厚く塗るのですが、このような塗料を使用した場合特に50ミクロン以上になるような場合に 色差の?L値と同時に?b値があがってきます。
結果的に焼きすぎでないのにオーバーベークと同じ状態に黄変します。
白色をオーバーベークを防ぐためにブルーイングする場合がありますが
ちょうどその逆の状態になるのです。
白色の場合は原色なので調色が難しいのだと思います。
最初に見本を作られた塗料メーカーが、ただの原色の白色塗料で塗装したものだとしますとそれにあわせて作る塗料メーカーはそれに合わせるので
作業性を考えて、20μで同じ色になるように設定した調色をします。
最初のメーカーの塗料で塗装した場合には塗り重ねをした場合は?L値だけ
が+に変わるだけですが次のメーカーの塗料で塗り重ねますと?L値が+になるだけでなく、?b値もプラスに変わるようになります。
赤みが出るということですがこれも同じような、調色の影響だと思います。
塗料メーカーでこれをかえるのは難しいかもしれませんが相談をされたらよいと思います。

追記します。
調色によるこのような現象の場合は、塗料樹脂のオーバーベークによるものでないのでメラミンをアクリルに替えてもウレタンに替えても解決できません。

お礼

2006/10/31 17:39

詳細なご回答誠に有難う御座いました。
大変参考になりました。
塗料樹脂をメラミンからアクリルに変えることを検討していましたが、
膜圧を管理する方向で検討してみます。
有難う御座いました。

質問者

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