このQ&Aは役に立ちましたか?
ボールネジ機構の垂直使用時にワークが落下するか?
2023/10/14 18:40
- ボールネジ機構を垂直方向に使用した場合、ワークは落下しない可能性があります。
- ボールネジ機構のロボシリンダの取説には、ブレーキ解除後の垂直使用ではワークが自然落下するとの記載があります。
- しかし、具体的な状況によってはワークが落下しない場合もあります。
ボールネジ機構について(ワークは落下する?)
2006/12/20 09:53
垂直方向にボールネジ機構を用いた場合、感覚的にモータがOFFになっても、仮にブレーキがかかってなくてもワークは落下しないような気がするのですが、これは正しいでしょうか。
ボールネジ機構のロボシリンダの取説を見ていると、ブレーキ解除したら「垂直使用の場合、ワークが自然落下する」とあります。
これは本当でしょうか?
色々ネット等で調べたのですがわかりませんでした。
宜しくお願いします。
回答 (10件中 1~5件目)
回答(7)さんのいわれる「回り止め機構」と言うのがイメージできない
ので、なんですが。
モータとボールねじが直結であれば、何らかのバランス取り機構を
設けないと確実に落下します。ボールねじのリードによっては「あっ」
っと言う間に落ちます。
減速機がついている場合は、減速比によります。
移動部の自重・負荷を含めてねじ軸をまわすモーメントがどのくらい
発生するかとモータ軸をまわすのに必要なトルクのバランスでしょう。
でも、私の経験の範囲で言うと「数十:1」位なら落ちます。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
ボールネジって、早い話がベアリングです
摩擦抵抗はほとんどないです。
内輪がネジになっているだけの違いかと。
以前の失敗談をお話します。製作した機械の垂直方向のボールネジがNC電源がOFFになった時に降下することがありました。ボールネジのサイズ、リード、垂直方向の重量によりますがボールネジの転動体がボールと言うこともあり抵抗が少ないこともあって下降します。対策として減速機にウォームギヤとウォームホイルによるセルフロック機構を採用しました。ところがウォームギヤの選定で2条ギヤを選んだことでギヤのリード角が大きくなり降下してしまったのです。相当なオーバーウェイトだったのですね。1条ギヤに変更して降下を抑えることが出来ましたが、安全のためにウォームギヤ軸に電磁ブレーキを取り付けています。ボールネジ単体を縦にしてみてください。ナットが回り始めて降下すると思います。防塵シール装着品は多少のシール抵抗で降下しない場合もありますが、ちょっと力を加えればナットは回転します。
回り止め機構があって、モータに減速機が付いていたら
まず落下しないと思いますが…
回答(4)さんに捕捉させていただきます。
バランスの方式には、スペース、構造の問題がありますが定出力スプリングの「コンストン」(商品名)を代表とするスプリング・バランスがあります。
なお、感覚的に云々とのことですが、種種の機械を見、あるいは機構学の本を読んで、その感覚を至急入れ替えて下さい。将来、とんでもない事故を引き起こし兼ねません。老婆心まで。