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DC53の熱処理について
2023/10/14 18:32
- DC53のダイス鋼の熱処理について解説します。
- 焼戻し温度を540度以上でHRCで62を確保したい場合、焼入れ温度調整などで可能かどうかを検討します。
- 熱処理屋さんに依頼することで現実的に対応可能な場合もあります。
DC53の熱処理について
2006/12/28 16:43
DC53 ダイス鋼で
焼戻し温度を540度以上でHRCで62を確保したいのですが、
焼入れ温度調整等で可能なのでしょうか。
現実的に熱処理屋さんで対応してもらえるのでしょうか?
ご存知の方いらっしゃいましたら、ご教授ください。
以上、よろしくお願い致します。
回答 (2件中 1~2件目)
ご指定の条件に対応する熱処理設備として、塩浴炉(ソルト)をお奨めします。真空炉や雰囲気炉では操業効率面で実施が難しい面があります。私も、以前に、熱間ダイス鋼にて、同様な事情でソルト熱処理を利用して成果が得られております。下記熱処理業者を紹介いたしますのでご相談下さい。(株)上島熱処理工業所 TEL 03-3753-7788 FAX 03-3753-5684, 以上。
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大同特殊鋼でDC53熱処理マニュアルを発行しているのでそれを入手してください。焼入れ1040℃、焼戻し54℃2回でカタログ上はHRC62です。
訂正
焼戻し温度540℃です。焼戻し温度520℃で最高硬さHRC63が得られます。
焼戻し温度540℃にしたい理由は何でしょうか?
一番いいのは、条件をこちらから指定するのではなく、後工程で500℃弱熱がかかるということと、硬さHRC62以上必要であることを伝え、お任せにすることです。信頼できる業者を選定しなければなりません。
通常バッチ、専用バッチという概念はないと思いますが。
お礼
2006/12/28 22:29
ご回答ありがとうございます。
カタログスペックは確認しました。
あとは熱処理屋さんがその焼き入れ温度でしてくれるか・・・。
やはり、通常バッチではなく専用バッチになってしまい定常作業として
引き受けてくれないような気がします。
年明けにでも聞いてみますが・・・。
540度にしたい理由は・・・。
後工程で500度弱熱がかかるのでなるべく、温度差を作っておきたかった
ためです。