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品質マニュアルの記載範囲について
2023/10/14 18:21
- 弊社の品質マニュアルの記載範囲について、今回は作りすぎた重い文書を軽減するための取り組みを進めています。
- 弊社は「極力品質マニュアルには記載しないで下位文書へ」という方針で進めておりますが、規定の必要性に疑問を感じています。
- 皆様の会社では、「極力規定を作らず品質マニュアルに記載」又は「品質マニュアルには記載せず規定に記載」のどちらで進めているか教えていただきたいです。また、品質マニュアルに全て記載することのデメリットやメリットについても知りたいです。
品質マニュアルの記載範囲
2005/01/12 11:07
現在弊社では作りすぎた重い文書を軽減するべく作業中です。
弊社は「極力品質マニュアルには記載しないで下位文書へ」をモットーに進めております。
しかし2頁や4頁の規定がいくつもあり、私は規定の必要性も疑問に思っております。
皆様の会社では、「極力規定を作らず品質マニュアルに記載」又は「品質マニュアルには記載せず規定に記載」のどちらですすめておりますでしょうか。
品質マニュアルにすべて記載すると改訂の際大変で、少しの変更でマニュアルを改訂するため何度も改訂しなければならないといわれましたが、そのあたりのデメリットやメリットもあわせて教えて頂けると助かります。
ちなみに認証従業員は30名程度で、現在規定数は15個です。
質問者が選んだベストアンサー
改訂の際の労力を考え弊社では後者で進めております。品質マニュアルはあくまでISOの要求事項にを満足させるべく制定した自社内での憲法という位置付けになっており、それを満足させるための下位文書として、規程や要領という形で制定しております。監査を受ける場合、あくまでプロセスの実施確認と有効性評価がメインと思われますので、どちらでも構わないと思いますが、改訂の際の大変さを考えると、下位文書へ落とし込み、個々に改訂するのが良いと思います。但しあまり枝分かれさせて下位文書を多くしてしまうと台帳管理等が大変になってくると思いますので、下位文書の記載範囲をある程度広くした方がいいと思います。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
弊社では、品質マニュアルには極力要求事項のみの記述としマニュアルに文書体系図を作成し、下位の規程・基準に細かい細則を定めています。改訂は、通常下位の改訂で済むようにしています。2000年版では、文書化の要求事項が、非常にフレキシブルになっていますので、要求事項に対応していれば、要求事項の検証が、出来るだけの文書・記録があればよいと思いますので。大分構築を上手くすれば既存の文書を利用して、軽く出来ると思います。
ただ文書の所在・改訂履歴はきちんと整備する必要は有りますので、履歴の管理は一寸かんがえられた方が良いと思います。
お礼
2005/01/13 11:56
ご回答ありがとうございます。
「マニュアルは少なく」の方が実用的ですね。
改訂管理を簡単にするため、下位文書を利用したいと思います。
貴社の「品質マニュアル」や「規定」「下位文書」なる意味づけが十分に理解できておりませんが、社内もしくは協力会社に対して発行している文書でしたら、
「規定」の部分を単独のものとして、文書番号と改版記号によって管理し、
必要となるマニュアルでは、「品質マニュアル」の冒頭に”規定は***規定 1234による。”などの一文を記載すれば、「規定」を改版のためにすべてのマニュアルを変更する必要はなくなると思うのですが。
文書管理は、製作図面と同様に、内容を細分、個別化して管理番号を用いて管理することで効率化を図れるかと考えます。
お礼
2005/01/12 11:50
早速のご解答ありがとうございます。
弊社では社内向けのものとして発行しております。
弊社は品質マニュアルは概念で、実際の手順を「規定」、更に細かい手順を「標準」などで明記しており、マニュアル以外、規定以下の文書を総称し「下位文書」としております。
規定数が多いため必要となる情報を引き出しにくいとの社内指摘から改善方法を模索しております。
説明足らずで申し訳ございません。
お礼
2005/01/12 11:56
大変参考になりました。
マニュアルに記載せずに規定を統合し減らす方法で考えてみたいと思います。
ありがとうございました。