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ベアリングの使用方法による消費電流
2023/10/14 16:44
- ポンプの改造によるベアリングの使用方法
- ベアリングの使い方を変更した結果の効果と問題点
- 消費電流の上昇原因と対策
ベアリングの使用方法による消費電流
2005/02/03 11:45
お世話になります。
ちょっとしたポンプの改造を行っているのですが、分からない点が出てきました。
旧バージョンのポンプはベアリングの使い方が間違えており(私の設計ではありません(笑))、外輪をハウジングに固定、内輪が回転軸とすきまばめという構造で、かつモータのシャフトと回転軸をスプリングピンで固定し、モーターの固定を弾性体をいれることで振動と芯ズレを吸収しておりました。
おかげで、スプリングピンは割れるわ、回転軸は削れてしまうわ問題点が多々出ました。
私はまず、ベアリングの使い方を外輪を中間ばめ、内輪をしまりばめに変更し、モーターと回転軸の間にカップリングをいれました。モータの固定はネジ固定です。
そうしましたら思惑通りポンプ温度が10℃以上下がり効果が確認できました。
ところが、消費電流を測定したところ、新バージョンの方が大きくなってしまいました。
機械的にはロスが少なくなったので、効率が良くなっているはずなのですが、なぜ電流値が上がったのか分かりません。
もちろんポンプの評価ですから、様々なファクターは考えられるのですが、一つ一つつぶしていった結果、私が変更した部分しか原因が思い当たらなくなりました。
どなたか、アドバイスいただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
肝心なことを書くの忘れてました。
新旧ともに回転数1500rpmで変わりませんでした。
あと消費電流ですが、旧バージョン400mA,新バージョン500mAでした。
みなさまいろいろとお世話になりました。
原因が分かりました。
全然分からなかったのでポンプ全部分解したのですが(あまりやりたくなかったのですが・・・)
原因は加工精度の問題なのか、芯ズレを起こしていました。ポンプ本体(ハウジング)は新旧同じなので気にしてなかったのですが(外輪はめあいは変更してますが)、よくよく考えてみると
旧:内輪すかすかなので芯ズレ起こしても問題なし
新:内輪しまりばめなので芯ズレの影響がもろにでる
これが原因だったようです。
これからその対策にはしります。
ありがとうございました。
しかし、加工精度上これ以上無理といわれたら、どうしたものか・・・これ以上外輪側のすきまばめ量(20μm)を大きくすると削れるような気がして・・・・
考えます
回答 (7件中 1~5件目)
前提条件として
旧バージョンの400mAとは何時測定したのか?
旧バージョンで新作した時の値か?
それともずいぶんと使ってベアリングがガタガタになってからなのか?
後者であれば摩擦負荷が十分少なくなってるのだと考えられます
ベアリングの取り付け方法のことは詳しくは分りませんが
旧バージョンで新作した時が400mAなのであって
それ以外のパラメータが全て同じ条件なのでしたら
新バージョンの方が摩擦負荷が大きいのだと思います
停止時に摩擦トルクを測定して新バージョンの方が低かったとしても
はたして1500rpm時にも摩擦が低いかどうか?
新バージョンはベアリングの回転で発熱して摩擦が上がるのかも?
それとも旧バージョンは発熱して返って摩擦が下がるのかも?
>そうしましたら思惑通りポンプ温度が10℃以上下がり効果が確認できました。
何処の温度なのでしょうか?
軸受け温度?
モータ外皮温度?
まさかポンプ吐出口の水温?
それともポンプケーシング温度?
差し支え無ければモータ定格を開示していただけますか?
AC/DC? 定格電圧? 定格電流?
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素人の浅い経験からですが、
以前モーターのテストレポートと実測の電流値が違っていた事があり、それについて業者に聞いた時の話です。
(その時は負荷状態での比較をしました)
1、電圧が変わった。
2、カップリングで負荷が変わった。
(メーカー試験はカップリング無し、私の測定はカップリングをつけたまま計りましたのでこういう回答が来ました)
補足
2005/02/10 17:06
おそくなりましたが
お答えありがとうございます
一応上記条件はきちんとおさえております。
調整方法はサイズによりますが、一般的にはダイヤルゲージにて測定します。
誤差はカップリングの仕様や、ポンプ側のベアリングの仕様によって異なります。
が、そうですね、芯誤差0.05mmで角誤差1゜ぐらいですかね?
お礼
2005/02/07 09:45
ありがとうございます。
やはり一般的にはダイヤルゲージで調整しているんですね。
当社ではそれだけ時間をかけていられないので、簡単に組立てられるようなものを設計するよう求められます。ダイヤルゲージで一個一個測定なんていったら怒られます。とほほ
ゆえに私はカップリングで逃がす方法を採用しました。
ちなみにカップリング部における芯誤差0.4mmまでOKというのを採用し、その範囲であれば電流値に変化はあるものの1020mA程度でした。
電流値が400mAから500mAになったのですね。超小型のポンプですね。どのような型式のポンプでしょうか。モータはDCで,ドライバーで駆動しているのでしょうか?
電流値の違いが大きいので,ポンプだけを考えると,取り扱っている液体の粘度と密度が変わっているのではないかと推測します。<もう,確認済みかもしれませんが。
お礼
2005/02/07 09:37
ありがとうございます
超小型かどうか分かりませんが(笑)
エアーポンプです。そういえば始めにことわっておりませんでした。
失礼しました。
モーターを固定後に芯合わせされましたか?
お礼
2005/02/03 16:07
ありがとうございます。
回転軸固定後にモーターの芯合わせしてますが、これはどのレベルまで行えばよろしいのでしょうか?
私は目分量で合わせこんでます。
補足
2005/02/10 17:10
お礼が遅くなりました。
一応自分の中で原因は分かりましたので(追記欄参照)、これからその要因を取り除く作業に入ります。
でもまだちょっと困っていることがあるので、またどこかで質問することがあると思います。
その際にはよろしくご教授ください
ありがとうございました。