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ステンレス材料の形状による溶接性の違い
2023/10/14 16:41
- ステンレス材の溶接において、材料の形状(棒、板、パイプ)によっても溶接割れに違いがあるといわれています。
- 例えば、SUS304Lの場合、板状の材料のほうが棒状の材料よりも溶接割れが少ないとされています。
- この違いは、材料の形状による熱伝導性や冷却速度の違いが関係していると考えられています。
ステンレス材料の形状による溶接性の違い
2005/02/04 18:36
ステンレス材の溶接において、材料の形状(棒、板、パイプ)によっても溶接割れに違いがあるとききました。
例えばSUS304Lで棒よりも板の方が割れづらいのはなぜですか?
質問者が選んだベストアンサー
外国製を使われているならともかく、日本製の鋼材であれば、溶接割れに有意差がでるほど、介在物量に差があることは、通常考えられないのですが。
まず、ミルシートを取り寄せてS、P量の差を確認ください。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
一概に棒の方が板より溶接割れを起こしやすいというのは、いえないと思いますが??
材料の寸法、拘束条件によりまったく状況が異なります。
溶接割れの原因は大きく2つ。
?溶接金属の固まる時間が長くなって、結晶粒界に不純物が集まってしまい、強度が低下する。
?溶接金属が冷える際に体積が縮み、周りが拘束されていると、溶接部でその力を支えることになり、耐え切れなくなって割れる。
つまり、溶接入熱量、溶接部の冷却状況、溶接する部材の拘束条件によって大きく状態が異なります。
棒の方が板より割れやすいという話があるとすると、
?より?の要因の影響が大きいのではと思います。
お礼
2005/02/07 09:47
ご回答有難う御座います。
同じ寸法で、材料形状のみ違うモノで溶接を行いました。
そうすると棒材だと割れ、板材では割れませんでした。
製造時における材料組成(不純物、介在物)に何か違いがあるのではないかと思いますがいかがでしょうか?
お礼
2005/02/07 10:12
了解しました。
ミルシートにて成分検証を行います。
ちなみに国産製から外国製へ部品を転注し、このような割れの問題が生じております。
色々と有難うございました。