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自動車用オルタネータの他への活用
2023/10/14 16:38
- 自動車用オルタネータをDC12Vの電源として活用するための検討を行っています。
- 他励式のオルタネータを使用する際にはバッテリーが必要ですが、最近の永久磁石に疑問を持ちました。
- 過電流による消磁や逆着磁のリスクがあるのでしょうか?
自動車用オルタネータの他への活用
2005/02/06 22:16
自動車用オルタネータをDC12Vの電源として活用を検討したところ、他励式と判明、バッテリーが必要とわかり、そのままなんとか活用を考えていますが、最近のネオジに代表されるいい永久磁石があるのにと疑問を持ちました。過電流による 消磁や逆着磁を懸念してのことでしょうか?
ご教示ください。
回答 (2件中 1~2件目)
元オルタ開発者です。
オルタへの磁石の利用は一部のメーカで既に行われています。
オルタはエンジンの駆動力をプーリを介してロータに伝えております。従って回転数として約10000rpmを超える回転数になる場合もあります。
磁石を使用する場合、この回転数の伴う遠心力に耐えられる構造にしなければなりません。磁石は非常に脆く、この回転数でも破損しないようにするため、メーカでは様々な構造が検討されています。
また、磁石をロータに使用した場合、回転数を与えなくても常に起電力が発生する場合があります。常に電位がかかってしまうと、電食の進行を進めてしまうなどの影響への考慮も必要です。
なお、消磁については、オルタ自身の発熱による影響で磁石の種類によっては消磁します。
以上ご参考まで。
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自動車の発電システムは、基本的に発電機(オルタネーター)とコントローラー(レギュレター)とで構成されます。
コントローラーでバッテリーの電圧をチェックして、バッテリーの電圧降下を検出すると、発電量をコントロールします。
発電量を増やす時は、オルタネーターの一次側(回転極、電磁石)の電流を増やす→2次側(固定極、コイル及びダイオード)により、発電量が増加。
他励式ですから、006Pの乾電池でも、発電開始できるかも・・・
バイクの発電システムの中には、回転極が永久磁石で出来ている物もあり、回転数の増加による発電電圧の増加をコントローラーで、電流制御している物もあります。
お礼
2005/02/07 08:51
やはり永久磁石回転子型では出力電圧制御が難しくなるようですね、他励式にすると小さな制御電流で出力電圧制御できるからなんですね。ありがとうございました。
お礼
2005/02/07 14:35
遠心力による破損と電蝕は気がつきませんでした、ご教示のとおり遠心力は回転数の2乗に比例しますから、1万RPMを超えるとなると強度上問題ありですね。とても参考になりありがとうございました。