このQ&Aは役に立ちましたか?
コイルの抵抗・線径・ターン数の関係式とは?
2023/11/03 13:18
- コイルの抵抗値と線径とターン数の関係式を教えていただけませんか?
- コイルの抵抗が半分になっているのに、ターン数が半分になっていない理由は線径の違いによるものでしょうか?
- エレキに関しては素人なので、考え方など間違っている部分があれば指摘していただきたいです。
コイルの抵抗・線径・ターン数
2005/02/24 22:17
小生メカ屋なのですが,ソレノイドの選定をしていて混乱しています。
コイルの抵抗値と線径とターン数の関係式を教えていだたけないでしょうか?
ソレノイドメーカーの話によると
(1)32Ω 1900ターン
(2)16Ω 1400ターン
だそうです。(1)のソレノイドと(2)のソレノイドでは線径を変えているそうです。
電源電圧24Vの場合,
?コイル抵抗32Ω→電流0.75Aなので
消費電力 18W,起磁力 1425AT
?コイル抵抗16Ω→電流1.5A
消費電力 36W,起磁力 2100AT
と消費電力は2倍になっているのに,起磁力は√2倍にしかなっていません。これがなぜか分かりません。
電力を2倍使ったのに磁力が√2倍しかならないのなら,効率は落ちている??
(1)と(2)で抵抗が半分になっているのに,ターン数が半分になっていないからだと思うのですが,それは線径が違うからでしょうか?
だとするとやはり線径・ターン数・抵抗値の関係が知りたくなります。
エレキに関してはド素人のため,考え方など間違っていたら御指摘頂きたく,宜しくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
コイルの起磁力は前出のようにAT(アンペアターン)で表されますので、コイルの消費電力と起磁力は
単純に比例しません。
例えば高効率のコイルを作りたければ、巻数を出来るだけ多くします、この時細い線径の線材を使うとコイルの抵抗値が上がるので線径を出来るだけ太くし、電流値を確保します、ここでコイルの直流抵抗値は線材の径と長さで決まるので、狙いの抵抗値(Ω)になるように巻数を調整します。
これで少ない消費電力で強力なコイルが出来ます。
しかしこれだけでコイルを製作すると、とてつも無く
巨大なコイルになってしまいます。
なので現実には限られたスペースに収まる範囲でコイルの設計をします。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
その他の回答 (2件中 1~2件目)
起磁力は
下記のように
電流と巻き数の積となります。
http://www.nana-e.com/AT.htm
お礼
2005/02/25 18:19
ありがとうございます。
別途調べていたところ,理論的に消費電力は起磁力の2乗に比例することがわかりました。
そのため消費電力が2倍になっても,起磁力は√2倍にしかなっていなかったのですね。
御指摘の通り,線径を太くした方が微妙に少ない消費電力で同じ起磁力(=吸引力)を確保できそうです。