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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS430の焼鈍について)

SUS430の焼鈍について

2023/10/14 15:34

このQ&Aのポイント
  • SUS430の光輝焼鈍においてテンパーカラーが着く不具合の原因と対策について
  • SUS430の焼鈍処理においてテンパーカラーが発生する問題について
  • SUS430の焼鈍でテンパーカラーを回避するための処理条件と方法について
※ 以下は、質問の原文です

SUS430の焼鈍について

2005/03/01 18:50

SUS430の光輝焼鈍においてテンパーカラー
が着く不具合が出てしまいます。処理条件またはテンパーカラーをとる方法はありますでしょうか?

回答 (3件中 1~3件目)

2005/03/03 22:07
回答No.3

前回の回答を少し補足いたします。
着色が真空炉で直るとのことですが、鋼種が特殊で、C量が高いのでしょうか?JIS鋼種のように
C量が低くくても真空炉で還元されるとは知りませんでした。勉強になりました。

1000℃を境目に、それより高い温度域では着色は起こらず、以下の温度域でのみ問題化するとのことから、酸化が冷却過程で起こるのではなく、
加熱ゾーン内で進行していることは明白です。
つまりガスの供給源が問題を作るのでない限り、
着色原因の酸素は入り口側から侵入していると
断定することが出来ます。ただし極めて低い可能性として、加熱炉体の低い部位の何処かに通風力に因って空気が吸引されるようなクラックが存在しているかもしれません。
おそらく材料の向け先が窒化を忌避するような
用途に宛てられるのであろうと想像いたしますが、ガスが純水素であることは問題を起こり易くしています。もし炉外へ排出されるガスがエントリーマッフルの先端で燃焼されているならば、
火炎の形状を観察すると開口の下部では空気が
炉内へ巻き込まれているのが判ります。
その状態から判断されて、エントリーマッフルの長さは充分な長さを付与されていると思えますか?
304も430もCr量は同じです。つまり酸化反応について言うと、どちらもCrのACTIVITYはほぼ同じと
見做し得ます。にも拘らず一方はOKで他方は問題化する理由は、酸化反応の平衡点の温度依存性が高く、処理温度が低いほど低露点であることが
要求されるからです。ガス量を2倍でTRIALされるとのことですが、1時間以上は継続されるよう
御奨めいたします。その理由は侵入空気に因って炉内露点が上昇しているとは申すものの、露点の絶対値は極めて低く、故に短時間のテストでは
炉内露点がなかなか変化しないと思えるからです。成功を願っております。

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質問する
2005/03/02 10:56
回答No.2

まず初めに、部外者が容喙することでは無いかもしれませんが、SUS430を1000℃を超える温度域で処理されることが有るのですか?
連続型炉とのことから、1000℃以下では問題で、
以上ではDISCOLORINGが起こらないとの情報から
操業温度に関係無く炉内露点が安定的に一定している可能性が高いと判断されます。ただ安定しているものの、レベルが所要条件に対して少々高い
訳です。この判断以外が原因である可能性を、
データが無いに等しいために、現時点で否定することは不可能ですが、少なくとも抽出側から空気が侵入している可能性は低いと推測いたします。
おそらく製品に付着して炉内へ入る微量の空気が
原因ではないかと思われます。加熱ゾーンの上流側に充分な長さを付与された、エアクリーニングゾーン・マッフルが設けてありますか?
雰囲気は水素ガスとのことですが、ガス原料自体が問題で有る可能性をけんとうされましたか?
水素ガスとのことですが100%水素ですか?であればガス供給条件として、保障露点は何度で契約していますか?それともNH3分解ガスですか?
NH3原料は工業用無水アンモニアで契約されて
いますか?
もしDISCOLORING原因が私の推測どおりであれば、一時的にガス流量を例えば2倍に増量してみれば、明らかに現象的な違いが出てくる可能性が高いと思いまが、1時間程度試すことは可能ですか?

補足

2005/03/03 19:49

言葉が足りずに大変申し訳ありません。1000℃以上で処理しているのはオーステナイト系ステンレスです。エアクリーニングゾーン・マッフルはあります。水素ガスは100%水素です。
一度色の着いた物でも色は取れるものでしょうか?他に方法はあるのでしょうか?真空炉で色は取れそうですが。ガス流量を2倍に増量してTRYしてみます。

質問者
2005/03/01 19:17
回答No.1

問題無く処理できていたものが、突然にテンパーカラーが付き始めたのでしょうか?それとも運転を開始した当初からの現象ですか?
いずれにしても炉内雰囲気に起因した酸化です。
雰囲気ガス組成は何ですか?また炉構造はどのような形式ですか?連続型あるいはバッチ型のいずれですか?
雰囲気が問題である原因としては、さまざまな
可能性が考えられます。
 1)ガス原料自体に問題が有る。
 2)炉構造のシール性が問題。
 3)設計的に炉構造自体に問題が有る。
等に分類できますが、情報量がゼロですので今は可能性を絞ってアドバイスは出来ません。
このテンパーカラーは、一般に酸洗しても極めて
落ち難い厄介者ですし、コストも問題化するはずです。やはりカラーリングが起こらないように、
炉自体を点検する方が良いでしょう。

補足

2005/03/02 08:07

水素ガスの連続炉です。1000℃以上では問題はなく1000℃以下になると着きやすいのですが、3に近い感じがしますが。補足御願い致します。

質問者

お礼をおくりました

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