このQ&Aは役に立ちましたか?
熱硬化樹脂のモールド成型不良について
2023/10/14 15:25
- 熱硬化樹脂のモールド成型部品に「ス」の問題が発生
- 外観でわかる「ス」が内部にもある可能性は?
- 熱硬化樹脂の成型圧についての懸念はあるか
熱硬化樹脂のモールド成型不良について
2005/03/07 15:17
熱硬化樹脂(BMC)のモールド成型部品があるのですが、部品の一部の「ス」が入るという問題が発生しました。
メーカーは外観検査で選別納入するので問題はないと言っていますが、外観でわかるような「ス」が発生している場合、内部の見えていない部分にも同様の「ス」が発生している可能性はないでしょうか?
部品はモータハウジングであり、コイルやプロテクタなど、他の部品も一緒にモールド成型されている為、いろいろな部分に「ス」やすきまが生じていないか疑っています。
●問い合わせ事項
?上記の様な外観上の「ス」が見つかった
場合、内部の他の部分にも「ス」がある
可能性はないか?
?完成品で外観以外に問題の発見方法はな
いか?
?熱硬化樹脂のモールド成型でこのよう
な「ス」が出来る原因として考えられる
のは何か?
成型圧力・温度・時間etc.?
もう一点質問です。
熱硬化樹脂の成型時の圧力ですが、一般的にどのくらいという目安はあるのでしょうか?
それとも樹脂材質・成型温度・型形状・成型スピードにより大きく変化するものでしょうか?
サーマルプロテクタなどの電子部品が一緒にモールドされていますが、成型圧を上げるとこれらの電子部品が圧力で壊れる様なことは無いでしょうか?
過去に発生した完成後の部品不良対策の為に成型圧を落とすといった条件を変えた事が、今回のスの発生に結びついている気がしてなりません。
(条件は変えていないとの事ですが)
回答 (1件中 1~1件目)
?内部にも「ス」はあると考えるべきです。
?内部の検査には、軟エックス線がよいと思います。 いわゆるレントゲン撮影です。非破壊検査装置とし て各社から出ていると思います。
?各部分に十分な圧力がかかれば、硬化とともに進む 収縮に追随して空隙ができないように成形できます が、それが追いついていないということだと思いま す。したがって、改善の方法としては、圧力を上げ るだけではなく、硬化時間を延ばしてゆっくり硬化
させる(そのためには温度を下げる、触媒をへらす
など)等コントロールしてみることです。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
お礼
2005/03/07 17:27
ありがとうございます。
最近は問題が出ていない⇒以前と現在は製造上なにも変化点は無い⇒製造サイドとしてなんらかのイレギュラーであって、現在は問題なしというのですが、問題に気づき何か手を打ったとしか思えません。
クレームつけるにしても、予備知識がほしかったので助かります。
もう一点質問を追記しますので、もしわかれば教えてください。