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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS304と430の使い分け)

SUS304とSUS430の使い分けについて

2023/10/14 09:24

このQ&Aのポイント
  • SUS304とSUS430の違いを理解せずに安易に決めることは困難です。薄板の場合、SUS430はSUS304よりも安価ですが、それぞれの材料の性格を把握することが重要です。
  • SUS430よりもSUS304を使った方が良い事例や、SUS430を使用してはいけない事例についても知りたいです。
  • 同様に、SUS304の不具合事例や対処方法も知りたいです。
※ 以下は、質問の原文です

SUS304と430の使い分け

2005/07/22 10:51

調査によると薄板(2t以下)のSUS材においては
SUS430の方がSUS304より安いということで
2t以下の部品にはSUS430をできるだけ使用したい
のですが、それぞれの材料の性格も把握せずに
安易には決めることができず困っています
以下のことを知りたいのですがよろしくお願いいたします。

?SUS430よりもSUS304を使った方が良い事例、
?SUS430故に不具合が起きた事例とそのときの対処方法
  またはSUS430を使用してはいけない事例
?SUS304故に不具合が起きた事例とそのときの対処方法
  またはSUS304を使用してはいけない事例

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2005/07/22 11:28
回答No.1

430の値段が安いのは、Niが添加されていないためです。
ステンレスは、基本的に耐食性を求めている材料で、その成分系によって
退職性能が異なります。値段の差は、この耐食性能の差だと理解して
いただければ、大体理解できるかと思います。
(耐食性能が良くなるほど、Crが増えるだけでなく、値段の高い元素である
NiやMoが多く添加されるようになります。)

ですから、材料選択は、あなたがお使いになりたい使用環境において
430で持つかどうかということにかかってきます。

おおよその用途目安は、下記URL(ステンレスの特長のタブ)
で勉強してください。

お礼

2005/07/26 09:14

ありがとうございます。
大変助かりました。

質問者

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その他の回答 (2件中 1~2件目)

2005/07/22 22:24
回答No.2

先の回答者「大阪の虎吉さん」の説明で尽くされていますが、推奨URL
にも触れられていなかった事項を補足します。
#430はNiが添加されていない「フェライト系ステンレス」の代表的な材料ですが、極めてラミネーションを起こし易い欠点を有しています。
故に溶接構造物の材料として利用する場合は、溶接方法を設計的に充分吟味
する必要が有ります。溶接に因る残留応力が材料の厚さ方向に掛かると、
割れが発生して「材料が二枚」になっていることが有ります。
一方、フェライト系の特徴として熱膨張率はオーステナイト系材料の半分で
有ることです。構造的に熱応力の解放を設計上で考慮しなければならない
場合には、熱膨張率が小さいことで助かる思いをすることがあります。

ラミネーションが発生しやすい理由は結晶構造に起因、つまりフェライト晶であることに因るはずです。

お礼

2005/07/26 11:08

大変貴重な情報をありがとうございます。

質問者

補足

2005/07/27 09:29

ラミネーションを起こすのは鉄の製造過程による原因でしょうか?
例えばリムド鋼から作られる軟鋼は素材の中の気泡がある状態で
圧延する為ラミネーションを起こしやすいと資料で呼んだこと
がありますが。
(ステンレスはキルド鋼だとおもうので全く関係
ない話になってしまいましたが・・・)
それともフェライト系であることが原因でしょうか?

質問者

お礼をおくりました

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