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UST探傷方法とは?
2023/10/14 06:35
- UST探傷方法は、SUS316の母材を探傷するための方法です。
- 試験片がない場合でも底面エコー方式を使用して探傷が可能です。
- 実際の対象物は600×100mmの円筒形状で、欠陥の深さが150~200mmの範囲に問題があります。
UST探傷方法
2005/09/22 14:42
SUS316の母材を探傷しようとする者ですが
試験片はないので底面エコー方式で探傷しますが
実際の対象物は600×100φある円筒形状ですが(片端部からの探傷で)
欠陥の深さとして150~200mm間が問題視され
その部分が垂直探傷でOKならばいいので という条件で
同材質の丸棒200mmを提供されました。一応この丸棒で
音速を合わせBエコーを100%+6DBにしてその時のDB値も記録後
その条件で実際探傷しましたが(測定範囲:250mm)
質問1:この方法で問題はないのか?
質問2:というか疑問ですが 実際の物は600mmあるので
減衰がありますよネ しかし200mmのところで2倍の感度で
探傷されるのでその辺に欠陥があればFエコーとして感知
するんですよネ
回答 (1件中 1~1件目)
「監視範囲が150~200ミリで、その最も遠いところで感度を合わせて探傷する」と言うことは正しいと思います(それより近い側は同じ大きさ同じ形状の反射源であっても、拡散及び減衰が小さい分エコーが上がるので、安全サイドの評価ができる)。
ここで問題になるのが、ターゲットにする反射源の種類と大きさで、それにより、“どのくらいの傷エコーがあったとき、それを欠陥とするか”が明確になります。
(つまり、ご質問中の“Fエコー”はどんな傷を想定しているのかと言うことです。あいまいな言い方ですが、大きな傷ならこの感度でも検出しますが、小さな傷はこの感度では検出できないと思います。)
SUS316で600mm×100φの試験体が鋳造品か鍛造品かにより、発生が予想される欠陥の種類も違いますし、その種類により許容される大きさも違ってくると思います。
検出目標とする反射源が具体的でないと、判断できないのですが、200?試験片の底面エコーCRT100%+6dbと言う感度は、傷を探すには、結構低い感度のような気がします。
参考までに、“Bエコー100%+6db”は、供用期間中(製造中ではなく)の機器(タンクとか配管、ベッセル等)の腐食を検出するときに使います。
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お礼
2005/09/23 15:47
時間もあり時間軸は200の棒でB4エコーを
出しチョッキリにして(測定範囲:800mm)
2M20Nを使い底面エコーを100%にあわせ
更に、6dB感度を上げて探傷しました
も少しで間違った探傷をおこなう処でした
アドバイスに感謝します