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スクリーン印刷時の輪郭部段差の解消方法
2005/09/26 10:39
5mm幅の配線パターンのスクリーン印刷検討を行っています。
平坦部の膜厚10μmに対して輪郭部分は15μmとかなり隆起してしまっています。
(下記参照)
この現象を解決するにはどうしたらよいのでしょうか?
ペーストの粘度や乳剤の種類を変えてもほとんど効果はありませんでした。
ご存知の方ご回答よろしくお願い致します。
メッシュカウント:200
印圧:0.15MPa
スキージ角:70度
スキージ速度:150mm/s
ペースト:銀ペースト
版ワーククリアランス:1.5mm
<断面形状概略図>
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回答 (2件中 1~2件目)
やはり現物を拝見しないと、具体的な事はいえませんが、一般論として次の事が考えられます。
1.版離れが悪い場合、周辺に盛り上がりが出易い
対策:版のテンションをアップする。或いはクリアランスを0.5mm
位上げてみる。
2.ペースト中の溶剤の蒸発速度が速すぎる場合
対策:印刷後のペーストが、レベリングして平坦化する前に、乾燥炉で 乾燥されてしまい、周辺盛り上がりが残ってしまう。
遅乾溶剤を少量添加してみる。印刷後、自然乾燥して膜の状態を 観察してみると良いと思います。
3.メッシュ選定を検討し直す
メッシュが粗すぎる可能性があります。250又は300で一度テスト
してみては如何でしょうか?その場合、乳剤厚を少し厚めにした方が
良いかもしれません。
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一般論しか分かりませんので、適切な回答になるかどうか分かりませんが・・・。
ゴムスキージでのスクリーン印刷の場合、パターンが大きかったり、幅が広い場合、開口部にスキージが入り込みインクをスキージで掻き取ってしまいます。
その結果、入り込み量の少ないパターンのエッジ部(開口部の外周部)が厚くなり、入り込み量の大きい中央部が窪んでしまいます。
スキージの入り込みを抑えるには、以下の方法があります。
・スキージを硬くする。
・印圧を弱くする。
・上記に合わせて、乳剤厚、インクの粘性を適正化する。
いわゆる低印圧印刷で軽くさらっと印刷すれば、比較的平滑な印刷が可能となります。