本文へ移動
サポートシェアリングソリューション
OKWAVE Plus

このQ&Aは役に立ちましたか?

1人が「役に立った」と評価
ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:白色のポリエステル粉体塗料の量産時での変色)

白色のポリエステル粉体塗料の量産時での変色

2023/10/14 04:36

このQ&Aのポイント
  • 白色のポリエステル粉体塗料を使用した時に、サンプル・試作品作成など、少量の場合は、塗料メーカーの色見本とほぼ同じになるのですが、量産時には茶褐色に変色してしまいます。
  • 量産時に使用する炉が電気温風乾燥炉ではなくガス燃焼の循環型温風乾燥炉であるため、塗膜生成時のガスやヤニが原因と思われます。
  • 硬化剤から発生するガス成分などが変色の原因である可能性があります。表面を削ると本来の白い色が顔を出すかもしれませんが、塗膜の奥まで変色しているため、解決には別の対策が必要です。
※ 以下は、質問の原文です

白色のポリエステル粉体塗料の量産時での変色

2005/11/15 18:54

白色のポリエステル粉体塗料を使用した時に、
サンプル・試作品作成など、少量の場合は、
塗料メ-カ-の色見本と、ほぼ同じになるのですが、(?E0.5程度)
量産時に、大量に塗装すると、茶褐色に変色してしまいます。(?E1.5~2.5程度)
(メ-カ-推奨条件は、180℃20分)

メ-カ-作成見本は、電気温風乾燥炉で、
量産時の炉は、ガス燃焼の循環型温風乾燥炉になります。
(溶剤・粉体の兼用ライン)

初めは、オ-バ-ベ-クを疑っていたのですが、
電気炉にて、190℃30分の焼付けをおこなっても、
メ-カ-見本に対して、色差0.5以内に収まっており、
どうやら、塗膜生成時のガス・ヤニが原因と思われたので、
量産での部品引っ掛け数を半分に減らした所、変色が少なくなりました。

塗料に含まれている硬化剤から発生するガス成分などが原因であるならば、
表面を一皮むけば(サンドペ-パ-や、カッタなどで)本来の白い色が、
顔を出してくるはずと乾燥炉の設備業者さんが言っていますが、
実際には、塗膜の奥まで変色しています。

また、オ-バ-ベ-クが原因であるならば、
同一条件(温度・ラインスピ-ド)で、単品を塗装した場合と、
多数量を流した場合での色差に説明が付きません。

変色の真の原因が何処に有るのか?
その対応はどうすれば改善されるのか?

製品の納期が迫っており、抜き差しならない状態になっています。
ご回答・アドバイスのほどお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2005/11/23 11:40
回答No.4

>メ-カ-作成見本は、電気温風乾燥炉で、
>量産時の炉は、ガス燃焼の循環型温風乾燥炉になります。

製品(被塗物)が大量に炉内投入される事によって、炉内温度が下がります。
しかし、炉は設定温度を維持しようとしてバーナーはフル稼働状態になると思います。
直接、熱風が被塗物に当っていないでしょうか?
吊り下げ位置を上下に調節して確かめたり。薄鉄板で円筒を作り、ワークに被せて炉内を通過さるとか、実験されて見ては如何でしょうか。

また、粉体塗料の場合、被塗物自体が190℃を維持するのは15分程度で良いと思います。
当社の場合は205℃設定でコンベアスピードを速めて、製品の間隔に余裕を持たせています。
塗料メーカーの保証値は炉内温度ではなく、被塗物の温度ですので、メーカーに問い合わすのも良い解決方法かも知れません。

お礼

2005/11/23 12:00

アドバイス有難うございます。
熱風の吹き出し口は、被塗物に直接あたらないよう、
壁面に向けて噴出しています。

ワ-クを被ってテストしてみたいと思います。

質問者

このQ&Aは役に立ちましたか?

この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する

その他の回答 (4件中 1~4件目)

2005/11/16 09:54
回答No.3

物温を測定されているようですが、乾燥炉体の設定温度と実際温度は把握されていますか?もう一度、塗料メーカーに物温測定してもらった方が良いと思います。
被塗物がどの程度のピッチで吊られているかも問題です。
被塗物の輻射熱等も考慮された方がよいかも・・・。

2005/11/15 22:14
回答No.2

私どもでは粉体塗装はおこなっておりませんので状況説明をお聞きしたことを元にアドバイスをさせていただきます。

炉の場合には必ず熱源がありますね。この熱源のところは高温で、そのエネルギーが炉の中にいきわたって規定温度を保つことになります。

お聞きした事例の変色はやはりオーバーべークによるものと考えられます。
同じ温度、ラインスピードでも、引っ掛け(負荷)が多い場合にはその熱が抜けないで高温の空気が滞留することになります。
炉全体の温度は仮に190度に保たれていてもその製品のところだけは高温がかかるので仮に短時間であってもオーバーべークになり変色の原因になるのではないかと思います。
特に白色の場合には ?Eが1.5~2.5位は変化する事が考えられます。

負荷を減らし空気の流れをよくすると変色がとまるという事ですのでそれがよいのではないかと考えます。

お礼

2005/11/16 08:57

アドバイスありがとうございます。
半年ほど前に、炉内の物温測定をした事があります。
その時は、上下高さ1.8mのラインにて、上・中・下にセンサ-を取り付け、
180℃設定で廻した時は、各ポイント共に±5℃以内の測定結果でしたが、
測定した時の品物は、隙間が多く有りました。

昨日晩に、設定温度を下げて(170℃設定)、大量に流したところ、
応変の度合いは若干良くはなったのですが、(色差1.0~2.0程度)
まだ、良品と言えるレベルではありません。

炉内の物量での、炉温変化がどの程度発生するのか、
再度、炉温測定の準備をして見ます。

質問者
2005/11/15 19:33
回答No.1

参考になるかどうかわかりませんが、私の経験上からアドバイスさせていただきます。季節に応じて硬化速度を調整する意味でも冬季は硬化促進剤を使っています。1リッターに対して数滴程度。また、ワーク事体も少し加熱しておくのも美しい仕上がりを得ることが出来ます。80℃前後。
また焼き付けも一気に行わず、水分(空気中の水蒸気)を追い出す意味でも
100℃近辺で表面が乾く程度に乾燥させてから焼付けするのも良いと思います。ご存知であればすいませんこの程度で!

お礼

2005/11/15 19:43

書き込みありがとうございます。

アドバイス頂いた内容は、溶剤塗料での場合でしょうか?
粉体塗料でも、硬化促進剤があれば、
オ-バ-ベ-クを嫌って、焼付け温度を低くした場合でも、
表面硬度と密着性に問題が無くなるのでしょうか?

ご存知でしたら、再度ご指導のほどお願いします。

質問者

お礼をおくりました

さらに、この回答をベストアンサーに選びますか?

ベストアンサーを選ぶと質問が締切られます。
なおベストアンサーを選びなおすことはできません。