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SKD61サブゼロ処理の必要性
2023/10/14 04:28
- 金型部品SKD61のHRC52-54にサブゼロ処理が必要かどうかを検討します。
- 現在、図面にSKD61のサブゼロ処理が描かれていますが、その必要性について疑問があります。
- サブゼロ処理について詳しく調査し、金型部品の耐久性や品質向上にどのような効果があるかを解説します。
SKD61のサブゼロについて
2005/11/21 13:40
現在、金型部品 SKD61 HRC52-54 サブゼロ処理と
図面になっているのですが、サブゼロの必要があるのか
わかりません。宜しくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
通常550℃以上の焼戻しで残留オーステナイトは完全になくなります。
ちなみに500℃では残留オーステナイトは約4%です。
硬さが52-54HRCということですので、多分焼戻し温度は550℃~570℃になると思われますので、通常ではサブゼロの必要は無いと思われます。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
焼入れ後、残留オーステナイトを強制的にマルテンサイト化させるのが、サブゼロ処理です。
残留オーステナイトは、放っておいても、時効によりマルテンサイト化するのですが、マルテンサイト化する事によって、体積変化が生ずるので、当然寸法が変化します。
時間とともに、狂いが生じるという事です。
サブゼロ処理をしても、全く寸法変化しない訳ではないのですが、指示してあると言う事は、余程、寸法変化を嫌うのか、成り行きで書いてあるのかです。
どの程度の容積変化が有るのか、詳しくは解りませんが、インターネット上に詳しく説明しているサイトが有ると思います。
使い方次第だと思うのですが、熱間ダイス鋼でそれほどの寸法精度を要求される部分が有るのだろうかと思っています。
パーティングラインで寸法がひけると、確かにバリが注しますから変形されると確かに困りますが、熱による変化の方が大きい様に思います。
この事例が中子かどうか解りませんが・・・
お礼
2005/11/21 15:59
有難うございます。
今まで、SKD11・SUJ2等のサブゼロは時々あったのですが
SKD61は初めてだったもので。
お礼
2005/11/21 17:37
有難うございます。
又、何かありましたら宜しくお願いします。