このQ&Aは役に立ちましたか?
鉄をBT30で高速加工
2023/10/14 04:25
- ロボドリルを使用して鉄の高速加工を試みる際の条件について質問です。
- 樹脂やアルミの場合と同様の条件で鉄の加工が可能なのか疑問です。
- 水溶性の切削液を使いながらの加工なのでドライでは行えないとのことです。
鉄をBT30で高速加工
2005/11/24 13:26
こんにちは。宜しくお願い致します。
ロボドリルを所有しており、鉄(比較的硬度の低い鉄)の高速加工(高回転、高送り)で外形加工やポケット加工を試みようと思っております。
樹脂やアルミでは実績があるのですが、鉄は以前トライしてみたが条件が分からずダメでした。
基本的に鉄を削る事は滅多に無いのですが、技術力アップの為に学んでおきたいです。
ちなみに、樹脂やアルミの場合の粗取り条件を報告させて頂きます。
エンドミルは三菱のC-2MSなどのφ10の物、S12000、F3000、深さ方向に2mm~4mmで径方向75%~100%で削っています。刃先が多少ダメになっても同じ条件です。
鉄の場合も深さ方向を0.1mmくらいにすれば、送りと回転数は同じで良いのでしょうか?それとも、ラフィングを使用して送りを遅くした方法(一度の切削量を多く)の方が良いのでしょうか?
宜しくお願い致します。
水溶性の切削液を大量にかけながら加工してます。
ドライではナイです。
回答 (10件中 1~5件目)
ある程度答えが出揃ったように思いますがどうでしょうか。
どうも機械、工具、エアーがそろえばF3000は可能のようですね。
ただし、今現状としてはエアーが機械にない、工具が果たしてこれでいいのかということを考えると高速加工ではなく通常の加工をすれば問題なく加工できるということではないでしょうか。
いろいろな先生方の意見をまとめますと今の高速加工の条件の1/10ぐらいから加工をスタートしてみてはいかがでしょうか?
参考になれば幸いです。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
ツーリングを短いのに買い直して(45ミリ以下のものに)
エンドミルの突き出し量をできる限り短くして(奥に当たればシャンク部を
切り落として短くして)
こうすればやってもいいかなと思います
お礼
2005/11/25 11:20
投稿ありがとうございます。
>奥に当たればシャンク部を切り落として短くして
スゴイ事しますね。
機会があったらチャレンジしてみます。
こん○○は。
鉄系の高速高送りは、ドライ(ドライエアー)での加工となります。
(アルミはウェットでも高速高送り可)
刃先へドライエアーを大量に供給できないのであれば、
高速高送りでの加工はできないと思って下さい。
エアーが切粉を吹き飛ばし、また刃先の冷却を受け持ちます。
カタログ等には載ってませんが、通常の切削速度と高速高送りの
切削速度の中間・・・中間より少し下辺りで主軸回転数を計算し、
Z切り込み量を2/3程度で、送り速度を2倍程度にするような
ことも実はできたりします。Z切り込みは減りますが、
送り速度を2倍にできるため、加工時間は短縮できます。
これは、ウェットでの加工です。
この様なヒントは差し上げます。
ですが、どこのどの工具を使って、切削条件がいくつで等は
出しません。
その様な色々な条件が私のノウハウですから・・・^^;
こん○○は。
こちらから逆に質問します。
刃先がチッピング起こす原因は何ですか?
それを御存知なら、自ずと答はわかります。
御存知ないのなら、刃物のカタログやネットで
調べて下さい。一から十までは教えません、
貴方のためですから。
お礼
2005/11/25 11:34
何度も投稿して頂きありがとうございます。
>鉄系の高速高送りは、ドライ(ドライエアー)での加工となります。
なぜ、ウェットだと刃先にチッピングが生じるのですか?
>カタログ等には載ってませんが、通常の切削速度と高速高送りの
切削速度の中間・・・中間より少し下辺りで主軸回転数を計算し、
Z切り込み量を2/3程度で、送り速度を2倍程度にするような
ことも実はできたりします。Z切り込みは減りますが、
送り速度を2倍にできるため、加工時間は短縮できます。
これは、ウェットでの加工です。
条件を見つけるのは、かなり難しそう&時間・経験を要しそうですね。
ウェットで高速回転だと刃先がやられ、中速でドライなら大丈夫なのはナゼでしょうか?
こんにちは。
>刃先がチッピング起こす原因は何ですか?
技術の森の中で調べたら理由が分かりました。
チッピングする原因は色々あるんですね。
とりあえず自分なりにテストしてみます。
色々と勉強になりました。
有難うございました。
うちは、これを使っています
http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/product/pdf/b/b001j_mstar_20051011.pdf
ただし、アルミは大丈夫なのですが
鉄だと刃物が溶けてしまいます
ちなみに鉄の加工条件は
φ6
S20000
F400です
Z切り込みは0.1で
径方向100%です
お礼
2005/11/25 11:43
投稿ありがとうございます。
手元に三菱のカタログがありますので、参考にさせて頂きます。
tara555さん、みなさんこん○○は。
この場をまたお借りします。
SSやS45C当たりであれば、F3000でも十分削れます。
前にも書きましたが、ワーク・工具・機械等の条件さえ
揃えばの話ですが。
ドライでなければなりませんよ。油をかけると刃先が
すぐチッピングを起こします。
また切粉は物凄く熱い物がでますので、発火の危険があります。
加工精度に関しては、機械に依存する所が大きいですが、
(特に円弧補完や斜めの直線・・・)、精度の出ている機械で
あれば、問題にならないと思います。
スクエア刃は、どうしても刃先がやられるため、寿命的には
う~ん・・・のところがありますが、ブルノーズやボールは
通常の切削条件より切削体積が格段に伸びます(伸びない場合もあります)
高速高送りの可能な工具は、若干お値段高めですが、
加工時間短縮・切削体積アップ等で、黒になります。
一度トライしてみてください。
お礼
2005/11/25 11:16
何度も投稿して頂きありがとうございます。
>どうも機械、工具、エアーがそろえばF3000は可能のようですね。
そうみたいですね。
機械はロボドリル、工具は汎用超硬エンドミル、エアーはコンプレッサーの関係でそれなりの量、と心細い状況ですが、F300くらいからチャレンジしてみようと思います。