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グランドパッキン式バルブの使用圧力と漏れ対策について
2023/10/14 03:24
- グランドパッキン式バルブは、使用圧力2.94MPAで空気漏れが発生しているため、他のバルブを使用するかどうかとグランドパッキンのメリットについて考える必要があります。
- グランドパッキン式バルブの材質については、一般市場ではアスベスト含有のものは使用されていません。具体的な漏れ量については情報が不足しています。
- 漏れ経路としては主軸側とボディー側のどちらがより漏れやすいかについては明確な情報がありません。
グランドパッキン式バルブ
2005/12/18 14:39
現在施設内の空気槽にグランドパッキン式バルブ(ねじ込みアングル弁 計装取出用 つまり常時開)が使用されていますが(使用圧力2.94MPA)空気漏れで悩んでいます。あまりにも文献が少なく質問させていただきます。
1、この圧力ではグランド式バルブ以外は使用できないのか。又グランドパッキンを使用するメリットは?
2、グランドの材質で一番良いものはアスベスト含有と聞いているが、現在の一般市場ではどの材質のものが使用されているのか。又どれくらいの漏れ量なのか
3、漏れ経路としては主軸側とボディー側と考えられるがどちらのほうがよくもれるか
4、通常全開、全閉使用であるが、中間で使うとどのようになるか?
5、漏れ量に関する各種法律等の規制があるのか
6、グランドが無くてもバックシートで止まればよいのだと思いますが、
主弁側、ボディー側にそれぞれどの程度の隙間があるのか
7、その他漏れる理由等
色々書いて申し訳ありません。何卒よろしくお願いします。
回答 (1件中 1~1件目)
回答がないようなので、解るところだけ
1-他の方式のバルブもありますが、グランドパッキン(以下グランド)のメリットは、やはりコストではないでしょうか。他の方式のシールでは、シール面の加工精度が重要です。メタルタッチ等は特に精度が必要です。しかしグランド式の場合、ある程度荒くてもシールができるというメリットがあります。また簡単に増し締めができ、漏れを止めることができます。
2-材質はアスベスト製品が信頼性はあると思います。ノンアス化が進んでいますが、やはりノンアス製品の信頼性とシール性はいまいちです。漏れ量はメーカーに問い合わせた方が良いと思います。確か許容漏れ量があったと思います。
3-バルブの操作頻度が多ければ、回転部(軸)から漏れるようです。操作しないバルブであればどちらからでも漏れる可能性があります。最近グランドの交換をしたバルブ(蒸気用元バルブ、常時開)ではボディー側から漏れていました。
4-半開と全開では一緒だと思います。全閉だとグランドには圧がかからないはずです。
7-定期的な増し締めで漏れは減らすことができます。
あまり小さなサイズはありませんが、日立バルブの「ベローズバルブ」などを使用するのも手かもしれません。
http://www.hitachi-valve.co.jp/pdf/cat19.pdf
またはバルブの方式を変えてみるのもよいのではないでしょうか。
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お礼
2005/12/27 18:37
大変お礼が遅くなり申し訳ありません。誠にありがとうございます。
引き続きその他の方の意見もお聞かせください