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型の保管は常識なの?
2023/10/14 03:18
- ある成型をやっておられる会社なのですが、シリコン樹脂で型を作って、アクリル系樹脂を流し込んで成型品を作るということをお願いしようとしていますが、型はその会社に保管が原則で、持ち出せないというのです。
- いろいろノウハウがあって、同業他社の目に触れさせたくないとおっしゃるのですが、型のお金を出すのはこっちだから、型も納品して欲しいと思っています。
- 製作した型をその会社で保管、という形態は常識なのでしょうか?
型は誰のもの?
2005/12/27 01:25
ある成型をやっておられる会社なのですが、
シリコン樹脂で型を作って、アクリル系樹脂を流し込んで成型品を作るということをお願いしようとしていますが、
型はその会社に保管が原則で、持ち出せないというのです。
いろいろノウハウがあって、同業他社の目に触れさせたくないとおっしゃるのですが、
型のお金を出すのはこっちだから、型も納品して欲しいと思っています。
製作した型をその会社で保管、という形態は常識なのでしょうか?
質問者が選んだベストアンサー
これ、真空注型のシリコン型についてのお話ですね。
で、うちの取引先も原則的には持ち出し不可なはずだったかな…
理由はノウハウとか業界の風習とかまぁなんかあるんじゃないでしょうか。
ただ、シリコン型は製品形状にもよりますが1回から多くて数十回程度しか使えません。まあ本当に少量生産なら型をもらって再利用とか考えてもいいと思いますが、それでも通常雰囲気中に放置しておけば劣化が進み使えなくなってきます。
ま、そんな型でつくってもかまわないという駄モノなら別にいいんですが(笑) あまりに型としての寿命が短いので、自分としては型を納入してもらう手間と場所が無駄になるだけだと思います。
そこらへんについては取引先のかたにお話を聞けば解ると思います。
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その他の回答 (15件中 1~5件目)
大分色々な意見が出ましたね。
それぞれ一理あり正等なご意見だと思います。
ここで以前より疑問に思っていたことを言わせてください。
本来金型の製作は製造設備の製作であり、不動産(家屋等)に等しいものです。ならば家の新築時には大工に手付金として半額ぐらいは払いますよね。
そう型も昔(そんな昔ではないですよ、戦後しばらく)は手付けを貰って材料の工面をしたものです。当然当時は型屋のもので型屋のオヤジが成型屋まで型を持って行き人払いをして成型してました。
明けましておめでとうございます。
年明け早々で恐縮ですが「はははさん」の意見に疑問があります。
「みんなだまされているようですね
なぜ、持ち出せないかというと、中国などに持っていって、安く成型出来てしまうため樹脂成型関係の仕事をしているところは、それを嫌って、外に出さないようにしているためです。」
これはNHKなどで報道されるぐらい技術をもった会社であって、一般的な零細企業には当てはまらないと思います。
前にも書きましたが、確かに表向きはははさんの意見をほとんどの会社が言うと思います。しかし、本当にそれが本心とは思いません。
「技術の流出」を防ぐといいますが、今現在の工作機械がこれだけ発展した中で何の技術があるのでしょうか?(今言っているのは機械の精度のことだけを言っています。)
金型を作る上で大事なことは、機械の精度はもちろん左右されます。
しかし、人の手による仕上げ(経験)作業(人の手による機械加工、経験、勘など)がなければ絶対にいいものは出来ないと思います。
普通たとえ金型図面があっても、図面には金型の公差は描いても人の手による技術は描きません。
このことを踏まえて私なりに結論を出すと、たとえ金型があり図面があってもなかなか同じ金型を作る事は困難となります。
(今現在、中国で日本の最新機械を用いても日本の金型のコピーすら出来ていないように思います。)
皆さんはどう思いますか?
私の意見としては前の意見が金型屋の本心だと思います。
参考になれば幸いです。
みんなだまされているようですね
なぜ、持ち出せないかというと、中国などに持っていって、安く成型出来てしまうため樹脂成型関係の仕事をしているところは、それを嫌って、外に出さないようにしているためです
それを踏まえて、
型は製品売りと型売りがあります
製品売りの場合
型は、成型をしている会社のものです
製品の取引なので、型が、どうなっていようがかまわないのです
型売りの場合
型はあなたのものです
中国に持っていって安く成型するも良し
煮ようが焼こうが好きに出来ます
一見型売りのほうが、良いように見えますが
型が壊れた場合のことを考えます
製品売りの場合
型寿命が来るまでのメンテは、あなたがやらなくとも良いです
製品をかっているので、罵詈が張ってくればその修正は、成型をしているところでやってもらえればよいのです
型売りの場合
型が壊れれば、そのメンテは、あなたがやらなければなりません
はじめの契約時に、それを、明確にしておく必要が有ります
また、前者の場合ショット数を明確にしておく必要も有ります
こんにちは。私も由蔵さんと同様、外注先に金型を作ってもらっている立場です。
今まで色々な種類の金型をお願いしましたが、全部金型は戻って来ません。
あくまでもこちらの立場での意見ですが、
(1)金型を戻してもらっても他社で使いようが無い。(←必要も無い為)
(2)大きさによっては置き場や管理(手入れ)に困る。
ただ、お金を払っただけで現品が納品されないため、資産計上の関係上で税務の問題もありますので、金型の製作業者さんには「金型預かり証明書」みたいな物を写真入りで作っていただき、それを現品代わりの証明にしています。
ただ、その金型が何年も使われない場合、勝手に破棄されては困りますので、年数を決めて、破棄前に一報もらう様、金型製作の時に決めています。
お礼
2005/12/29 23:34
ご回答ありがとうございました。
たかが金型、されど金型ですね。
こんにちは、発注の段階で型代と成形品代とを別に注文されるか?で、判断
されると思います。
基本的にシリコン等の樹脂型は成形生産寿命が極めて短く生産数が限られ、
終了後は溶解し廃棄するか再利用等の処理がされるはずですから資産として
は存在しないと思われます。一般的な金型とは認識されません。
この場合、通常はアクリル樹脂の塊から削り出した手作り品(成形品のみ)
を購入したと同じ扱いになっているのではないですか?だとすれば、型その
ものが存在しない樹脂切削加工依頼の取引と同等になると思います。
結果、シリコン樹脂型は、あくまでも工具(消耗品)の存在になります。
金型として自社で保管したい目的ならば、通常の鋼製の金型を発注するのが
常識だと判断されます。
お礼
2005/12/28 13:37
ご回答ありがとうございました。
金属の金型と樹脂の金型は別物と考えたほうがいいということですね。
お礼
2005/12/29 18:04
ご回答ありがとうございます。
>これ、真空注型のシリコン型についてのお話ですね。
その通りです。
型は期間的には約半年、回数的には15回ぐらいしか使えないと聞きました。