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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ADC12の含侵処理について)

ADC12の含侵処理について

2023/10/14 01:22

このQ&Aのポイント
  • アルミダイカストのADC12の含侵処理(アロージング処理)について調査しました。バルブのシール加工面に発生するピンホールや巣の問題を改善するためには含侵処理が効果的です。
  • 含侵処理の具体的な方法や効果については、専門家のアドバイスが必要です。含侵剤の選び方や処理の工程、コストなども考慮する必要があります。
  • 含侵処理はバルブの品質向上につながる重要な工程です。情報を収集し、適切な方法を選ぶことで問題の解決に繋げることができます。
※ 以下は、質問の原文です

ADC12の含侵処理について

2004/03/02 08:05

はじめまして。アルミダイカストのADC12を使用し、気体用バルブの開発設計をしています。そこでバルブのシール加工面にはピンホールや巣は厳禁ですが現状高い頻度でこれらが発生し悩まされています。加工後に含侵処理(アロージング処理?)をすると改善するそうですが、具体的な方法や効果、含侵剤の種類、コストなどについて詳しい方、情報がございましたらご回答よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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2004/03/03 22:17
回答No.3

こんばんは
>なお話はかわりますが水没リーク試験は完成品でやっておられるのでしょうか?それともアルミ鋳物単品でやっておられるのでしょうか?
 鋳造機械加工やっていますから、部品加工後の単体リークです。殆どが箱ものですので、加工面(相手との取り付け面・Oリングのつくシール面等)で密閉しています(指定圧と指定時間で検査)。

>一方製品となってからエアーリークテスターで全数検査もしておりますがここでの成績も思わしくありません。
 量産(ダイカスト品)は同じようにエアーリークの専用機を使っています(自動で記録もできますので)。
 あまりにも漏れ量が規定を超えた製品が多い場合は、どこなのか石鹸水などで確認する場合がありますが、シール面の場合が多かったと記憶しています(専用機のシール面側の不具合等)。

>当方の場合、加工面であるΦ15ミリほどのドーナッツ状シール面がポイントとなりますが、 
 加工的にはC(加工模様でほぼ同心円)の指示をしていいると思いますので材料だけを考えるとしたら、巣等の欠陥を加工前にX線である程度発見できると思います。とくにダイカスト品は組織が密ですからX線で得られる画像を積分すればその厚み(3ミリ位でしたら)の3パーセント位以上のピンホールの発見が可能だと思います。

ピンホールですが、もし表面だけに集中するようでしたら、その厚みだけ加工代を増やす方法もあります。

気体関係のようですから、後から手を加えるより素材の品質改善するほうに力を入れた方がいいような気もしますが・・・。

それでは

お礼

2004/03/04 05:44

おはようございます。
再度のご回答に感謝いたします。

>鋳造機械加工やっていますから、部品加工後の単体リークです。
恵まれた環境におられるようで、当方もいずれは重要加工の一部でも内製化しなければと思ってはいるのですが・・・。

>シール面の場合が多かったと記憶しています(専用機のシール面側の不具合等)。
今日朝一でさっそく「製品」と「検査装置」との合い面(シール面)の漏れチェックやパッキン類の点検を実施してみます。当方には意外と盲点で、恥ずかしながらしばらく点検しておりませんでした。本来これは始業点検で毎回実施しなければならないことが、ご指摘で気付きました。

また目視での外観検査に加えて、いずれはX線欠陥検査装置の利用や加工方法の見直しなどで素材品質の改善を中心に、歩留まりの向上を目指したいと思います。

おかげさまで、一筋の光明が見えてきたようです。ありがとうございました。

質問者

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その他の回答 (3件中 1~3件目)

2004/03/02 23:22
回答No.2

こんばんわ
うちはアルミ鋳物の殆どを水没でリーク試験していますが、漏れのあるものは勿論含侵します。一回だけですむのもありますが、それでもNGの場合は2回やります。さすがにそれでも漏れがあるものは考えます(殆どNGにしていますが)。
ちなみに加工面にある巣及びピンホール(規定外の場合)は即NGの判断をしています。

ピンホールは注湯前の溶湯の改善で、巣についてはどこにブローホールを移動させるかである程度解決できる(難しいですが)と思いますが。

完璧な鋳物は難しいと思います。

では

お礼

2004/03/03 04:40

ご回答ありがとうございます。
>漏れのあるものは勿論含侵します。
選択的に漏れのあるもののみを対象として含侵することには気がつきませんでした。それも場合によっては複数回も。私は全数まとめて含侵することことしか頭にありませんでしたので参考になりました。製造工程とあわせ検討したいと思います。

なお話はかわりますが水没リーク試験は完成品でやっておられるのでしょうか?それともアルミ鋳物単品でやっておられるのでしょうか?
当方では製品の構造として、完成品でやらざるを得ません。
一方製品となってからエアーリークテスターで全数検査もしておりますがここでの成績も思わしくありません。

>ちなみに加工面にある(規定外の場合)は即NGの判断をしています。
当方の場合、加工面であるΦ15ミリほどのドーナッツ状シール面がポイントとなりますが、やはりこの加工面に対する全数目視検査で不良品を除外することは不可欠のようですね。ただ微細ピンホールなどの良不良の判断基準がたいへん微妙でかつ難しく規定の設定に苦慮しているのが現状です。

具体的なご返事に感謝いたします。

質問者
2004/03/02 14:14
回答No.1

確かに、気密性が要求される鋳物に「含浸」処理をすると、ピンホールや巣が塞がれます。
方法を簡単に言うと、溶けた樹脂が入った釜に、鋳物を入れて、(減圧して)樹脂を染み込ませます。
シール面は、黒皮でしょうか?
機械加工面だとすると、含浸後機械加工をしますので、シール面は(取り代にもよりますが)鋳物内部が出てきて、内部の欠陥がそのまま出てくる可能性は高いと思います。
樹脂の種類は様々ですし、コストも鋳物の大きさ(表面積や形状)で大きく変わりますので、一度
「含浸 鋳物」で、GOOGLEあたりで検索をなさると、多くの具体的な情報が得られます。

お礼

2004/03/02 21:19

ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。
>シール面は、黒皮でしょうか?
>機械加工面だとすると
はい、機械加工面で取り代は0.10.2mm程度以下には抑えるようにしています。しかしそれでも内部欠陥が多々みられます。
>「含浸 鋳物」で、GOOGLEあたりで検索をなさると
「株式会社 日本技研」さんのサイト内の解説がわかりやすく勉強になりました。
やはり現段階では品質を安定的に確保するために含浸処理は必須と判断しましたが、コストアップが避けられないのは痛いです。

質問者

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