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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SCM420材への熱処理)

SCM420材への熱処理について

2023/10/13 23:28

このQ&Aのポイント
  • SCM420材は浸炭材であり、調質処理は通常行われません。
  • 浸炭焼き入れ後の内部硬度が指示されている場合、そのような値で管理するのは不可能です。
  • 図面の変更をお願いしている理由は、浸炭材での調質処理が不要であり、内部硬度の指示が現実的ではないからです。
※ 以下は、質問の原文です

SCM420材への熱処理

2004/04/27 14:25

SCM420材と熱処理に関して教えてください。
1.現在、顧客から依頼されている試作品があるのですが、図面に調質処理が指示されています。
SCM420に対しては普通調質をしないと聞いたことがありますが、浸炭材と呼ばれている材料はなぜ調質処理をしないのでしょうか?
2.他の図面では同材質で調質処理の指示はないのですが、浸炭焼き入れ後の内部硬度がHRC3348と指示されています。
熱処理メーカーに話を聞くと浸炭処理で内部硬度をそのような高い値で管理するのは不可能といわれていますが、本当に不可能なのでしょうか?

顧客に対して図面の変更をお願いしているのですが、私自身がなぜ浸炭材に調質処理しないのか、なぜ内部硬度が高すぎるのかを理解していないため顧客に理解してもらうことが出来ません。
この2点に関してお教え願えませんでしょうか。
お願いします。

回答 (6件中 1~5件目)

2004/04/28 11:54
回答No.6

#3です。
下記参考までに・・・。

切削条件表(P12)
http://www.hitachi-tool.co.jp/j-site/product/cataloguepdf/cs.pdf

加工技術データファイル
http://www.techno-qanda.net/dsweb/Get/Document-9515/3334.pdf

http://www.techno-qanda.net/dsweb/Get/Document-9516/3335.pdf

参考になれば幸いです。

お礼

2004/04/28 13:34

度々ご回答頂きありがとうございます。
ただ刃具の進歩に比べて当社の設備が追いついていけず、刃具の能力を発揮できないような気がします。
生材の状態で浸炭処理前までの加工したいのですが、通常、調質は材料の状態で行いますよね?
ホブカッターでのスプライン加工やキー溝を加工した後に調質をしてから浸炭処理をしてはいけないのでしょうか?

質問者

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質問する
2004/04/27 21:29
回答No.5

浸炭材での内部硬度の件ですが,一般的に浸炭処理後の焼入れ焼戻しは低温焼戻し(200度くらい)がされていると思います。そうすれば内部硬さは、結構硬くなると思います。3348も不可能な数値ではないかと思います。
一般的な構造用合金鋼(浸炭材以外)は高温(600度)での焼戻しをするので硬さがHRC30くらいまで落ちますが、低温で焼戻しをすればHRC50くらいは入ると思います。あまり使いませんが。

お礼

2004/04/28 08:03

ありがとうございます。
熱処理メーカーに焼き戻し温度を確認してみます。

質問者
2004/04/27 16:23
回答No.4

>浸炭焼き入れ後の内部硬度がHRC3348と指示されています。

相当に小さな小物部品ならありうるかもしれませんが、記憶ですみませんが、直径15mm程度の材料ならほぼこの程度の焼入れ後の内部硬度になるような記憶があります。が、普通このように小さな部品でも所定の硬度を得るのは難しいような気もします。あやふやですみません。

お礼

2004/04/27 21:36

ありがとうございます。
皆さんのご回答を頂いて感じたことは、一つの結論を出すのは難しいのかなと言うことです。
熱処理の難しさに加えて、日本と違う状況があり同じ結果が出ないようです。
もう少し他の方からのご回答を頂ければと思います。

質問者
2004/04/27 16:05
回答No.3

1.について
SCM材は調質もしくは浸炭等改質して使用するのが一般的です。
調質する事により靱性が増し、材料の機能が引き出されます。

2.について
更に対磨耗性向上させる為、調質して加工後に浸炭処理という意味ではないでしょうか。
(内部硬度HRC3045は調質硬度)

参考になれば幸いです。

お礼

2004/04/27 21:27

浸炭材でも調質することがあるのですね。
勉強になりました。
ただ調質硬度がHRC3045というのは固すぎて機械加工時の刃具寿命が心配です。
スプライン加工があるため超硬材質の刃物を選定できません。
機械加工後に調質は出来ないのでしょうか?

質問者
2004/04/27 15:51
回答No.2

浸炭焼入れはわざと材料の極表面のみ硬化させます。これは、疲労亀裂進展防止のためで、疲労亀裂進展星には強度を上げることが最も効果があり、疲労亀裂は材料表面から進展することから表面を硬くしておきたいという考え方にしたがっているからです。そして、表面だけにわざと焼き入れするのは、全体を焼入れして強度を高くしてしまうと、一般的に靭性が低下して折れやすくなるからです。
このことから、歯車等の部品では、日本刀のように、芯は軟らかく表面は硬くするという熱処理をします。
調質処理は、この素材全体が折れないよう(靭性が高くなるよう)に、部品内部の結晶粒を小さく均一にする目的で行われます。
ですから、折損事故が起こらないという自信があれば、焼き入れをして内部の強度を高くしても問題は無いと思います。
なお、これらを意識して、素材成分を特別に調整して素材の高強度化と高靭性化を満たすとPRしている材料もあります。ご参考まで。

お礼

2004/04/27 21:01

ご回答ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
いろんな材料が開発されているのですね。
ただ私は現在中国で働いているため大幅なコスト高になる材料輸入をすることが出来ません。
日本だったらもっと簡単なのにと思いながら、材料や熱処理の不安定さに頭を痛めています。
ここで愚痴を言っても始まらないのですが・・・

質問者

お礼をおくりました

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