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ワイヤ放電加工の治具材について
2023/10/13 18:31
- ワイヤ放電加工に使用する固定治具の材質選定についてアドバイスをお願いします。
- 適度な硬度が必要なため、SUS440Cを考えていますが、錆びやすい可能性もあるため悩んでいます。
- 実際の使用において、SUS440Cがどの程度錆びるかを知りたいです。良い方法があれば教えてください。
ワイヤ放電加工の治具材について
2004/09/01 12:35
ワイヤ放電加工(水加工)で使用する固定治具を製作したいのですが、材質の選定でアドバイスをお願い致します。
適度に硬度が必要な為、SUS440Cが良いかなと考えていますが、ステンレスの中では、錆びやすいと聞いています。ただ、実際使用する上で、どの程度錆びるものなのかよく分からず、踏み切れない状況です。何か良い方法があれば、宜しくお願い致します。
回答 (5件中 1~5件目)
自社では、SUS440を使用して
焼きを入れて(約HRC50程度)その後表面処理
(カニゼンメッキ)をし使用しています
さびはほとんど無く、スラッジで黒く変色する部分がある程度です
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私の会社ではメーカー製の冶具を使っていますが、材質はマルテンサイト系ステンレスSUS440Cでした。ほんの少し錆びは浮いてきますが、日常のメンテで問題はありませんでした。(4年使用)
お礼
2004/10/26 22:35
アドバイス有難うございます。
皆さんの意見を参考に、SUS440Cにて製作を初めました。メンテは、やはり重要なようですので、定期的に実施いたします。
SUS420J2がいいと思います。
材料選定には関与しなかったので、詳細は不明ですが
この材料で、完全に水没するワイヤーカットの治具を製作した事があります。
「焼きをよく入れれば」という条件で製作し、実際に使用しましたが、錆に関しては気になるレベルではありませんでした。特に加工プレートの接地面については、日常整備のレベルで十分に使用できるレベルです。(製作後、約2年経過しています)
ご参考までに。
お礼
2004/09/02 12:38
実際の経験からの貴重なアドバイス有難う御座います。
2年間の使用で問題ないのでしたら十分ですね。うまく熱処理して高硬度を出せるかどうか、業者さんに確認してみます。
はじめまて『H.Y』と申します。
・マルテンサイト系ステンレス
多少錆びてもいいと考えるならSUS440C、SUS420J2でいいと思います。(マルテンサイト系ステンレス)たぶんバイスメーカーが使っている材質でHRC50以上硬度があがります。磁石につくので研削が楽にできます。材料単価が安い。
・析出硬化系ステンレス
絶対錆びたら困るのであればSUS630がお勧めです。(析出硬化系ステンレス)H900処理でHRC45くらい硬度もあがります。こちらも磁石につきますが研削に多少コツがいります。材料単価が高い。
用途、条件により使い分けして下さい。
お礼
2004/09/02 12:27
アドバイス有難う御座います。
SUS630だと錆びに強いのですね。存じませんでした。
バイスメーカーが、SUS630を使用しないのは、コストの問題なのでしょうか?早速、材料費を確認して、検討させて頂きます。
電解メッキは、どうでしょうか?
溶剤等でなければ表面の腐蝕には、強いと思います。
お礼
2004/09/02 12:21
アドバイス有難う御座います。
そう言えば、ワイヤ放電加工機の治具類で、メッキ品はあまり見たことが御座いませんが、メッキできない理由があるのでしょうか・・・。
お礼
2004/10/26 22:40
アドバイス有難うございます。
カニゼンメッキが有効なのですね・・・。
現在のところ、メッキ処理の指定はしておりませんが、実際使用して、様子を確認したいと思います。