本文へ移動
サポートシェアリングソリューション
OKWAVE Plus

このQ&Aは役に立ちましたか?

ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:引っ張りバネの応力は?)

引っ張りバネの応力は?

2023/10/13 17:27

このQ&Aのポイント
  • 引っ張りバネの設計で、ねじり応力の計算をする際、初応力の分は加算するべきかどうか疑問です。
  • 圧縮バネに比べて引っ張りバネの設計に関する情報は少なく、書籍なども分かりづらいため、混乱しています。
  • 引っ張りバネの応力計算において、負荷応力と初応力のどちらを考慮すべきかが気になります。
※ 以下は、質問の原文です

引っ張りバネの応力は?

2004/10/01 06:58

お世話になります。
引っ張りバネの設計で、ねじり応力の計算を
するのですが、この時の計算式には、
初応力の分は、加算するべきなのでしょうか?
具体的には

1.(負荷による応力)+(初応力)

2.(負荷による応力)

のどちら正解なのでしょうか?

圧縮バネは懇切丁寧に書いた書籍が
多いのですが引っ張りバネは今ひとつわかり難い
書き方が多いので混乱しています。

よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2004/10/07 00:26
回答No.4

ブンジニアです。
1.ご紹介した本は「日本ばね協会」の「ばね技術研究会」部会の編纂です。
2.10本の内、5本が1000万回をクリアし、残りが50万回で破壊したことについて
(この件に関し、ばねの寿命試験の経験が少なく適切なアドバイスはできません。)
但し、参考意見を下記します。
(1)疲れ試験において、1000万回と50万回に、例えば1000回と50回ほどの違いがあるのでしょうか。
このことに関連する事項が、「ばね」に「疲れ被害と繰り返し数比」、「非破壊確率と繰り返し数の関係」として記載されています。
(その記載内容で本件が解決するかどうかは分かりませんが)
(2)(1)との関連もありますが、疲れ試験の試験結果のばらつきの範囲内かどうかの問題もあります。
この件に関しては、「ばね技術研究会」に技術資料があるように思います。
(3)応力以外に、例えば表面処理、熱処理等が影響してはいないでしょうか。

お礼

2004/11/03 00:35

ブンジニアさん。
「ばね」なる書籍をようやく入手できました。
(絶版していたので時間がかかりました)
ありがとうございました。

まだ、教えて頂いた(1)と(2)の内容に関して
未消化ですが、最近の状況です。

1.「疲れ試験」というよりも実機を使った耐久
 テストの結果が1000万回で半数持つが
 残りの半数が50万回という極端に寿命が
 バラつくのが悩みのタネです。

ただ、ストロークを減らして応力を10%程度
下げると寿命が良くなることがわかりました。
この結果と今まで繰り返ししたテストの結果
から、(1)のような検討ができるか見てみるつもりです。

2. 今後の設計はどうしていくか。
 (安全率で回避する方法もあるが…)
 直感で気になっているのはラチェット機構の
 バネなので、パチパチと衝撃力が加わります。
 サージングの様な力がフックの部分に
 加わる可能性があるのか?
 もし加わるなら通常の応力の何倍を想定する
 べきか。などを考えています。

*ほいーるすぴん*

質問者

このQ&Aは役に立ちましたか?

この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する

その他の回答 (4件中 1~4件目)

2004/10/04 01:19
回答No.3

#2の回答をした者です。
ばねの設計に注力されておられるご様子頑張ってください。
お尋ねの件ですが、正確には個々のばねの材質、線経、熱処理等を特定した疲れ限度曲線が必要になります。
日本バネ協会から代表的な材質、線経、熱処理等毎の疲れ限度曲線の技術資料が購入できます。
また、日本ばね協会の「ばね」丸善発行の本に繰り返し荷重の際の設計応力の定め方が詳細に説明されています。
ただ、概略を理解して頂くために数値を挙げて説明しますと、
1.例えば、両振り疲れ限度の40Kg/cm2のばね材の片振り疲れ限度は(最大)70Kg/cm2位になります。
負荷の状態が両振りに近い程、許容荷重が急速に小さくなります。私が補正が必要といったのはこの点についてのことです。但し、初期応力は一般に小さいのでその影響は大したものではないと思います。
上述の本等で確認下さい。
2.貴君の言われている補正0.3σBは、静的荷重と動的荷重の間の補正のことですね。
(1.の疲れ限度曲線をもとに設計すればそれで完了ですが)
これについても上述の本に出ております。
それによれば、0.3σBは片振り疲れ限度の一般的な目安です。従って、両振りの場合には更に半分近くに低下します。

お礼

2004/10/05 20:54

ブンジニアさん
いろいろ丁寧にありがとうございます。
紹介していただいた本は、「ばね技術研究会」
の物でしょうか?
結構、高価な本なので買ってしまう前に一応
確認しておこうかと(^^;)

また、バネの荷重は引っ張りでかつストロークが数ミリと小さいので部分片振り荷重になります。初応力が効いてくる部分もあるかと考えて
いろいろ調べていました。

テストをすると、10個のうち半数は50万回で破損する状況で、その他は十分な寿命(1000万回)でした。
まったく不思議なのですが、設計として余裕度がすくないのでは?と考えています。
・・・ずばりの事例があれば楽なのですが・・・

質問者
2004/10/01 11:10
回答No.2

*静的荷重として、結論を先に述べれば、1.2.とも不正解です。
最大応力は、(最大張力ー初期応力に相当する初期張力)の張力で計算すべきです。
「理由」
1.初期応力τ0は、引張りバネを縮める方向に働いています。縮み切れないで応力が残っているのです。
従って、バネの応力を考える場合(応力の方向性を考えれば)、初期応力は、-τ0となります。
2.バネにかかる張力が初期応力に相当する張力以上になってはじめてバネは伸びはじめます。
そのときはじめて、バネ自身の初期応力による縮む力とバネの外部の引く力が釣り合います。
その時はじめて、バネ内部の応力が「ゼロ」になります。
3.以上のことは、横軸に応力、縦軸にバネにかかる外部からの張力をとって、実際にグラフを描けば確知(?)できると思います。
バネに初期応力を与えると他にも利点があります。
整理されると役立つと思います。
なお、冒頭静的荷重と断りましたのは、初期張力のバネは、繰り返し加重の場合に、上記に述べたことからお分かりのように、純粋の片振り繰り返し加重になりません。従って、繰り返し加重の場合にはその点の補正が(許容)応力計算で必要となります。

お礼

2004/10/03 23:34

回答ありがとうございます。
初張力の時に応力0ということから、
P-Piと応力が比例するので、大体理解できました。

あれから、JISに計算式があるのも調べまして、
私の所有している参考書にミスプリ!がある
ことがわかりました。

追加で教えていただきたいのですが、
>>冒頭静的荷重と断りましたのは、
>>初期張力のバネは、繰り返し加重の場合に、
>>上記に述べたことからお分かりのように、純粋>>の片振り繰り返し加重になりません。
>>従って、繰り返し加重の場合にはその点の補正>>が(許容)応力計算で必要となります。

この点、気になりました。
具体的には、どの様に補正されるのでしょうか?
私の本では
 0.3σB 以下と記載があるのですが
正しい考え方でしょうか?

*ホイールスピン*

質問者
2004/10/01 08:34
回答No.1

 引っ張りバネについては,確かに書籍がありませんね。

 ところで,「初応力」は何によって発生しているのですか。バネの自重ですか?

お礼をおくりました

さらに、この回答をベストアンサーに選びますか?

ベストアンサーを選ぶと質問が締切られます。
なおベストアンサーを選びなおすことはできません。