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歯車のかみあい騒音を測定する方法とは?
2023/10/13 14:31
- 大学での研究で歯車の性能試験をおこなっている際、同様の試験機が3台ある部屋では噛合い騒音の測定が難しいという問題があります。
- 現在は普通騒音計を使用してギヤボックスを開けた状態で噛合い点直上300mmの位置で測定していますが、より正確な噛合い点の騒音を得るためには測定高さの下げ方を検討する必要があります。
- 他に有効な方法としては何が考えられるでしょうか?ご助力をお願いします。
歯車のかみあい騒音
2004/12/03 06:40
現在、大学での研究で歯車の性能試験をおこなっているんですが、試験機のある部屋に同様の試験機が3台あって、噛合い騒音のみを測ることが難しい環境にあります。
測定は普通騒音計でおこなっています。測定はギヤボックスを開けて噛合い点直上300mmのところで行っています。
このような場合、より噛合い点の騒音を得るために測定高さを下げるという方法は有効なのでしょうか?また他に有効な方法はないでしょうか?
どうかご助力お願いいたします。
回答 (6件中 1~5件目)
参考論文です。
1)日本機械学会論文集 平成16年11月 C編
「平歯車の摩擦損失と騒音に関する研究」
2)日本機械学会論文集 平成16年11月 C編
「誌上討論 最終減速ギヤボックスのかみあい誤差測定技術の開発とギヤノイズ発生メカニズムに関する考察」
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>騒音測定はギアボックスを開放して歯車直上から測定しています
ギアボックスの反響を見極めておかないと何を測定しているのか分からなくなります。
振動ですから、ギアボックスや軸受け系の固有振動数に依存します。
これらや外部環境から来る外乱を排除しないと噛み合いのみの騒音評価はできません。
軸受け付近より直接ピックアップできないですか?(軸受けに異常が有ると聞きにくい)
機械用のサウンドスコープ(聴診器)で、測定可能だと思います。
これは、金属棒に伝わってくる音を聞くもので、自動車のエンジンルーム内の特定の場所の音を聞くことが出来るものですので、金属音以外の騒音は棒には伝わりにくいので騒音内でも聞き分け可能です。
樹脂製のギアの場合、パイプ等でギア近くの音を導いてみるとか、普通の聴診器の裏側(穴が開いているほう)を噛み合い部分に向けるとかすれば聞き取り可能だと思います。
以上ご参考まで。
騒音測定の目的ですが
ギアボックスケーシングカバーから漏れる騒音を測定するのか?
それともギアの限界性能そのものを測定したいのか?
で測定対象が違うと思うのですが
あくまで騒音測定が目的なら読み飛ばしてください
騒音の原因、つまりギアやベアリングの振動を測定してみては?
振動測定器
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/newreport/vib/vibsensor_1.htm
http://www.showasokki.co.jp/product/01/index.html
http://www.kyowa-ei.co.jp/japanese/product2/product/product.php?prod_code=02-111b&screen=detail
4)だけだと大変ですね。結果についての考察がたくさん書けそうです。
1mについて,例えば,JIS E6102にあります。
お礼
2004/12/03 17:44
ご返答ありがとうございます。
たしかに今の状態では外乱のオンパレードですから、、、
E6102は鉄道関係の騒音測定ですね?
こちらで再度調べたところJIS B 1753が歯車噛合い騒音の測定についての規格らしいので、そちらと合わせて調べようと思います。
ご協力本当にありがとうございます!!
お礼
2004/12/04 01:39
ご返答ありがとうございます!
計測の目的は純粋に歯車の噛合いから発生する噛合い音です。
装置はFFTなどを使えば?と思われるかもしれませんが、現状で使える装置が普通騒音計だけなんです。。。
そのために騒音測定はギアボックスを開放して歯車直上から測定しています。