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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ろうの材料)

ろうの材料について知りたい

2023/10/13 12:25

このQ&Aのポイント
  • ろうの材料には高温ろうやAgろう、Niろうなどがあります。
  • 高温ろうやAgろう、Niろうはどのような性状で存在しているのか教えてください。
  • また、ろうペーストには通常フラックスが含まれていますが、フラックスの成分は何でしょうか?
※ 以下は、質問の原文です

ろうの材料

2003/02/12 10:35

高温ろうに当るAgろう、Niろうの種類とどのような性状(箔なのか、ペーストなのか)で世の中存在するか教えて下さい。又、ペーストには通常フラックスが入っている思いますが、フラックスの成分は何なのでしょうか?又、ろう材メーカーも教えて頂けると有り難いです。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2003/02/17 11:48
回答No.2

 ろう付けスラックスは多くの化合物がふくまれており、その組成は明示されておりません。
<フラックスの含有物>
 AWS(アメリカ溶接協会)フラックスNo.14では含有化合物の種類が示されていますが、詳細は不明です。ちなみに、銀ろうは主にAWSNo.3A(私たちはこれを使用)かAWSNo.3Bを用います。
 AWSの資料から、よく用いたれている化合物は以下の通りです。
 ほう酸塩(ナトリウム、カリウム、リシウム塩など)、溶融ほう砂、ほうフッ化物(カリウム、ナトリウム塩など)、塩化物(カリウム、ナトリウム、リシウム塩など)、酸(ほう酸)、アルカリ(カリウム、ナトリウム水酸化物)、ぬれ剤、水(水和あるいはペースト状化のため)
<有害ガスの発生>
 フッ化物は還元剤の主成分であるため、活性温度になるとフッ素ガスが出ます。作業していると刺激臭がするのはそのためです。
 私たちはろう付け作業がそれほど頻繁にはないので、作業者の健康保持のために専用のフードに換気扇を取り付けて対処している程度です。
 含有フッ化物は温度があがらなければ活性化しないので、常温では安定しており、劇物・毒物の指定は受けていないようです。
<真空炉によるろう付け>
 真空炉では加熱による酸化を考慮しなくても良いことから、フラックスを用いない方法が一般的なようです。
 AWSではろう付け雰囲気No.10に真空炉を用いた条件が示されており、フラックスの使用を避ける目的で、あるいはフラックスの除去が困難な形状のろう付けに用いると記されています。
 金属技研(参考URL)は真空ろう付けの技術的な相談に乗ってくれると思います。
<参考図書>
 工学図書出版の「ろう付けマニュアル」アメリカ溶接協会偏、日本溶接協会貴金属ろう部会訳に詳しく述べられていますので参考にして下さい。

お礼

2003/02/17 12:06

参考図書までご紹介頂き有難う御座いました。
これからたくさん勉強して行きたいと思います。

質問者

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その他の回答 (2件中 1~2件目)

2003/02/12 14:00
回答No.1

棒、リボン、箔、粉など、用途によって様々あります。
ろう付け用のフラックスは500℃以上で強い還元性を示すフッ化物(有毒)などを含有しています。従って、大量に使用するときは換気などに気を配る必要があります。
ろう材メーカーとして田中貴金属工業を紹介しますので、相談してみて下さい。ここでフラックスも扱っています。

お礼

2003/02/12 21:34

ご連絡ありがとうございます。
一度田中貴金属にアタックしてみようと思います。
所で、フラックスにフッ化物が使用されるのは一般的なのでしょうか?それとも特殊?
それとフッ酸は炉を傷めるのでしょうか?
十分換気(炉内温度が乱れない程度に)すれば事足りることなのでしょう?フラックス入りのろう材を真空炉で使うのはナンセンスなのでしょうか?
たくさんの疑問が湧いてきてしまい、すみません。

いろいろご教示ください。

質問者

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