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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:疲労破壊と熱処理の関係)

疲労破壊と熱処理の関係についての質問

2023/10/13 11:28

このQ&Aのポイント
  • ある部品の疲労試験で求めた寿命と実際の試験結果との差が大きく、その原因を知りたい
  • 熱処理による硬度管理が寿命の短eningに影響している可能性を考えているが、関連する文献が見つからない
  • 疲労に及ぼす影響を評価するための衝撃試験の値について知りたい
※ 以下は、質問の原文です

疲労破壊と熱処理の関係

2003/03/24 14:20

ある部品の疲労試験を行っているのですが、S-N曲線で求めた寿命と実際の試験との差が大きく(1/50)、なぜそこまで大きな差があるのが原因が分からず困っています。
別ロットの類似部品は難なく要求を満たしていますので、設計的な欠陥では無いと思います。
めっき無しの為水素ぜい性も無し。

そこで熱処理は硬度で管理しているのですが、硬度は入っても衝撃値?が低い(もろい)状態になり、寿命が短くなったのでは?と推測しています。
しかし、衝撃値と寿命の関係を示す文献も見つからず、他の原因も分かりません。

Q1.衝撃試験の値等が疲労に及ぼす影響はあるのでしょうか? あればその関連を示す資料をおしえてください。
Q2.その他に考えられる原因

ちなみにS-N曲線は応力集中係数、応力比、材料、硬さが一致するS-N曲線を使用しています。

説明が不足しているかもしれませんがよろしくお願いします。

回答 (7件中 1~5件目)

2003/03/25 10:14
回答No.7

 疲労回数は設計予測が何回を想定して、試験結果が何回になったのでしょうか?
 文面から見ると疲労限度を超えた所を狙うのではなくS-N曲線の傾斜部から疲労破壊回数を推定し、製品の耐久年数ではその回数に到らないため使用可との考えのように感じます。(違う場合は読み飛ばしてください)
 この場合、予測回数が少ないほどS-N曲線と実際の試験結果のバラツキが大きくなります。
 また、実際に生産ロットに流したときに試験した部品と同一の品質を維持できるか?などの点も心配です。生産ラインの部品検査の中で「疲労に対し良品」と判断するのは難しいと思います。
 単発や小ロットの製品ならば、「同一ロットの部品の中から抜き取り試験をして残りを使う」などの方が確実かもしれません。
 実機運転では、試験機より過酷な荷重変化も想定されます。半分私の失敗談(^^;ですが、疲労限度を推定して製品寿命までは持つとの設計にはご注意下さい。

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質問する
2003/03/25 09:21
回答No.6

残留応力の影響はどうですか?
熱処理の結果、部材表面に引張り側の応力が
発生しているなら、それがオフセット荷重と
同様に作用して寿命を下げます。

2003/03/24 16:57
回答No.5

素材の素性がわからないのでなんともいえませんが、私の経験したことで言うと、硬度は出ていても、組織が希望するものでなかったことがあります。こうなると、強度を維持するための硬度管理も全然意味が無いです。

補足

2003/03/25 10:37

材料自体は航空機用のものなのでそれなりの検査がされているのですが、熱処理後確認はしていないので
調査してみます。

質問者
2003/03/24 15:40
回答No.4

ご記載のとおりならば、衝撃は関与しないと思います。dannさんが指摘されているように表面状態は、大変大きなポイントです。ちょっとまとめてみます。
1)一般には硬さ、引張り強さが高いほど、疲れ強さの低下は大きい。
2)表面粗さに対しては鏡面仕上げに対して引張り強さ50kg/mm^2の場合、鋳物肌の材料では疲れ強さは半減するというデータがあります。引張り強さが150kg/mm^2になると1/5にも低減します。

これもdannさんのご指摘ですが、
応力集中係数の評価も大きなポイントです。特に強い材料の場合は疲れ強さは応力集中係数に敏感になります。

上記を勘案して、同じ形状、硬度では寿命は変わらないでしょうね。ただし、寿命値は確率のぶれを持っているのでここはご承知ください。衝撃荷重に対してはまた別の評価法があると思います。

2003/03/24 15:00
回答No.3

衝撃を考えるのであれば、試験で衝撃荷重がかかるようなことになっているかどうかですが。かかっていないのであれば、考えなくてもいいと思います。

それよりまずは、表面状態が抜けていると思います。
あと、部品であれば、ほんとうに応力集中係数はあっているかですね。

「応力比」という言葉が気になりますので、よろしければ補足説明お願いします。あとS-Nと試験、どちらが長寿命なのでしょうか。

補足

2003/03/24 15:51

応力比とは 振幅の度合いを示します。
最小荷重/最大荷重だったと記憶しています。
0.1なら10%~100%、-1なら-100%100%です。

応力集中係数はCAE(MARK)から求め、文献で近似した応力集中係数とほぼ同じなので間違っていないと思います。

表面処理はパッシべーション処理(AMS-QQ-P-35)されており、試験雰囲気は大気中です。
腐食雰囲気の中で無いと思うので表面処理はそれほど関係ないのでは?(試験日数も1,2日)
表面粗さはバー材から削りだして0.8μmRaで仕上げています。

ちなみに計算値よりも寿命が短かく、客先要求を満たさないので問題となっております。

質問者

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