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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:図面表記の幾何公差について)

図面表記の幾何公差についての疑問

2023/10/13 10:33

このQ&Aのポイント
  • 幾何公差の位置度公差について理解したい
  • 最大実体公差の意味や取り扱いについて教えてほしい
  • 公差値・データムに関する説明をしてほしい
※ 以下は、質問の原文です

図面表記の幾何公差について

2003/04/21 21:59

はじめまして,今幾何公差の位置度公差について悩んでいます。どのように理解したら良いでしょうか。また、最大実体公差がついたら、さらに混乱します。
(公差値、データム、公差値・データムがついた最大実体公差)良ければ、分かりやすく説明していただけませんか。

回答 (7件中 1~5件目)

2003/04/24 09:30
回答No.7

#4のものです
書籍ですが下記はどうでしょう?値段も手頃ですし、すぐに入手可能です。詳しくはネットで見てください。

「精密形状測定の実際幾何公差の解釈と幾何偏差の測定・処理」
中野健一著 海文堂出版 1262円

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2003/04/23 22:58
回答No.6

#4です。補足にお答えします。
大分ご理解いただけたようでよかったです。

さて、管理をどうするかということですが、ぶっちゃけた話しで、単独寸法が公差内であれば組み合わせて見て、OKかNGかということです。
・・・かなり荒っぽい?・・・

それでは・・・

位置度に最大実体公差方式を取り入れたとすると、単品単独の穴・軸寸法が公差内であることを確認して、相手と組み合わせてOKかNGかを判断します。

もし、組み合わせる物が”対”でなく、どの部品とも組み合わせが必要な部品であったら、最大実体公差方式、丸Mをつけてはいけません。はめ合わない組み合わせがでる可能性があります。

平行度に最大実体公差方式を取り入れた場合は、各部寸法が公差内にあることを確認した上で、顕微鏡測定、ダイヤルゲージによる測定、又は実効寸法で製作した治具ゲージでOK/NGを判断することになります。
(その他のやり方もあると思いますが)

三次元測定器が無い場合は借りるが又は他の測定方法を考えるしかありませんね。

設計者でしたら参考書として#4で紹介した以外に下記のもの又は類似の書籍を持つことをお薦めします。

参考書
  JIS製図ハンドブック 日本規格協会 約4000円

以上、参考になりましたでしょうか。
更にご質問がありましたら補足欄で、もしくは ok_eng2@hotmail.com へ。

2003/04/23 22:57
回答No.5

理論値(設計値)と実測値のズレは、プラス・マイナスは関係有りません。
あくまでも設計値に対しての許容量だと思ってください。
X・Y方向の片側だけの位置度規制であれば、
位置度0.2だとして、±0.1と考えればほぼ問題ないです

2003/04/23 15:24
回答No.4

幾何公差・・・って聞いただけで、身の毛が立ってきてしまいそうですが、そんなに硬く考えなくても大丈夫です。
ただ慣れていないだけです。寸法公差も幾何公差も公差には変わりありません。許容している幅を表しているだけなのですから。

公差値、データム、最大実体公差と全部一緒に考えると、身の毛が立ってきますから、これをそれぞれパラに考えてみることです。そうすると理解しやすいです。

「公差値」
寸法公差と同じで,許容する幅です。これをオーバーしてはいけませんよという値です。(既に承知?)

「データム」
【形体の姿勢偏差、位置偏差、振れなどを決めるために設定した理論的に正確な幾何学的基準】なんてJISにうたっていますが,早い話、どこを基準にしているかという、基準場所を示しているだけです。
 データム三角記号という三角形の記号に目印のAとかBとかの名前を付けます。
A Bの付け方によって意味が違ってくる時があります。(JIS B 0022 優先順位とかAB間とか)

「最大実体公差」
これは相手部品との関係からくることで、図面上では丸の中にMを書いて「最大実体公差を適用して良い」という表現をします。
  (丸Mが無い時は適用してはいけません)
この表現がある時は,穴・軸加工結果の寸法値によっては幾何公差値を指定より広げてもOK(指定を無視)ですよ、と言う意味になります。

それではどのくらいはずれてもOKかというと,
  (下記のことを図に書きながら読んでください)
1.φ10(+1/-0)の穴が2個あります。

2.φ10(-1/-2)の軸が2個あります。

3.この穴に軸がはめ合うとき,極限の位置関係(位置度)は、(10-9)/2=0.5となり,設計図面上では「位置度公差0.5となります。
  (これ以上にズレるとはめ合いが出来ないということです)

4.穴が大きく、軸が小さく加工できたときはどうでしょうか。
 (11-8)/2=1.5 となり極端な話,1.5ズレてもOKとなります。・・・これが実体公差です。

5.まとめてみると、早い話が相互組み合わせの時に,穴、軸が寸法公差内であればお互いはめ合いが出来れば良いよ,と言うことなのです。

6.従って加工結果によって,位置度は指定より大きくなってもかまわないので,この丸Mはボーナス公差と呼ばれる所以です。

簡単に言うと・・・。
データム基準から指定寸法位置をを中心として,ある幅(幾何公差値)まで許容しますよ,丸Mがついて入る時は加工寸法(寸法公差範囲内)によっては指定幾何公差値を広げて許容しますよ、ということです。

・・・と考えてくるとそれほど厄介モノではなく,かえってボーナス公差というありがたいことにもなるわけです。

如何でしたでしょうか。多少ご理解戴けたでしょうか。

このような観点から理解しておくと,下記の参考書などを見ても理解しやすいと思います。
ぜひ毛嫌いしないで向かってください。

参考書
 新機械製図マニュアル 日本規格協会 約3000円
 JIS機械要素ハンドブック 日本規格協会 約7000円

参考になれば幸いです。
更にご質問がありましたら補足欄で。

補足

2003/04/23 21:37

分かりやすい説明を頂きましてありがとうございます。受け入れの管理、加工業者の管理はどのように考えれば良いですか?三次元測定機がないと想定した場合?

質問者
2003/04/22 09:43
回答No.3

 幾何公差って突き詰めるとむずかしいですよね(^^;
 あくまで当社や私の周りの話ですが参考になれば幸いです。機械加工側も受け入れ側も幾何公差の検査は難しいのが実状です。実際の話、精密部品以外は正確な検査は行われていません。(お恥ずかしい話ですが)
 しかし図面には幾何公差は入れています。主とした目的は加工手順や段取り・治具に対する指標とするためです。例えば同芯度指示や平行度指示があればその面はワンチャック(同じ工程)で行えるようにプログラムを作ります。このレベルですが設計と機械加工間の意志の伝達としてうまくいっています。この際の公差はワンチャックにすればクリアできる程度の数値におさえています。
 幾何公差は公差が厳しくなるほど判定が難しくなります。精密部品などには幾何公差で抑えなければいけない部品もありますが、この場合「どうやって測定するか?」を抑えていないと絵に書いた餅になります。
 今回の質問ですが、JISはちょっと読みにくいので1冊本を購入すると良いです。測定方法の例まで入ったものがいいです。たぶん3次元の説明をここで文章説明しても表現が難しいと思います。(私はできません・・・すみません)
 では頑張ってください(^^)

補足

2003/04/23 21:29

確かにそうだと思います。測定方法の例まで入った本及び機械加工のわかる本って、どのようなものがいいですか?

質問者

お礼をおくりました

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