ゴムの膨張と縮み

詳細は、NBRについて日本ゼオンか、そのコンパウンド会社のゼオンポリミックスへの問い合わせが良いと思います。
きっと、親切に応えてくれるでしょう。
（ゼオンポリミックスのI課長代理、いろいろアドバイスをありがとうございました。この場を借りてお礼を申し上げます。）

耐油性のUL試験を思い出しますね。
一般に、ASTM＃１オイルでは縮み、＃３オイル・・・は発ガン性で製造中止だから、IRM903オイルでは膨張。

縮む場合はNBRゴム中の可塑剤等がオイルに溶け出すことによりますし、膨張するのは外部のオイルを取り込むことによります。

可塑剤はゴムの硬度調整の為に入れてありますが、体積変化率を調整させるために量や種類、PVCブレンドで、耐油性は調整します。

Oリングでは３％位の膨張を目標にします。

元ゴム配合担当者で今はアマチュアの説明ですが、現役専門家の方々、これでよろしいですか？

縮ませる事についてコメントします。
ゴムを縮ませるにはゴムが溶解する溶剤（容易なものは工業用アルコール等）に浸漬することで簡単に出来ます。縮み量も浸漬時間である程度は再現性があります。

但し、元に戻すことは出来ません。また、浸漬時間が長いと、本来のゴム弾性が失われます。ご注意下さい。

手軽に縮ませる・・の意図が一致していればよいのですが。

お礼

2003/05/15 15:17

ありがとうございました。縮ませたかったのは、現場でのパソコンを使っての仕事というのが多くて、マウスに油などがよくついて、それに使っているゴムが膨らんで動きにくくなっていたので、ゴムって縮むのかなって思っただけです。ためしにやってみます。

質問者

膨潤のために体積膨張します。
硬く絞ったタオルに水が染み込むのと同じ現象です。
ゴムの場合、絞る（手軽には縮ませるのは難しいですが）ことは大変です。
ご参考まで。

お礼

2003/05/15 15:12

ご回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。

質問者