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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:加工後に焼き入れし精度変化が少ない最適材料は?)

加工後に焼き入れし精度変化が少ない最適材料は?

2023/10/13 08:34

このQ&Aのポイント
  • 現在、使用している材料は焼き入れ前はカジリやすく、合わせや穴あけリーマにもてこずっています。
  • 硬度の高い材料であるNAK80などは焼き入れ後の仕上がりが良いですが、焼き入れをすると寸法の誤差が発生します。
  • HRC50前後の硬度が必要な成形では、焼き入れをせずに精度変化が少ない材料があれば最適です。
※ 以下は、質問の原文です

加工後に焼き入れし精度変化が少ない最適材料は?

2003/06/30 13:19

現在、スタバックスを使用していますが、焼き入れ前は、カジリやすいし、合わせや穴あけリーマにもてこずってます。NAK80等は硬度も高くミガキなども良いようですが、何か焼き入れなしでも、同等クラスの材料があれば一番良いのですが、やはり焼き入れをすると寸法のくるいはでてます。HRC50前後で良いとおもいます。成形でショット数が多いので...
情報あればお願いします。。。

質問者が選んだベストアンサー

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2003/07/02 06:51
回答No.5

スタバックスは、SUS420類似のプラ型用に調整された材料です。ステンレス鋼であり、耐食性が良く、鏡面性に優れ、かつ、焼入焼戻で硬さを上げて磨耗にもある程度耐えられるという特長があります。リゴーは、快削系ステンレス調質鋼であり、耐食性がスタバックスより落ち、また鏡面性も良くなく、焼入焼戻したスタバックスより磨耗しやすいですが、削り易いのが特長です。水の良くない地域用にオールステンレスで金型を作らねばならない時にコア、水周り関係に使われます。NAK80は、非ステンレスの調質鋼なので、耐食性は落ちます。プラ型用に調整されており、磨き性は比較的良いですが、焼入焼戻されたスタバックスより落ちます。調質鋼は、最初から熱処理されており、熱処理が不要なので、歪の問題はないですが、最初から熱処理されている分、加工性の問題が出るので、余り硬さの高い調質鋼は、量産され難いのだと思います。
現在の熱処理業者に不満があるのであれば、高精度熱処理で実績のあるリヒト精光に一度相談されてみては如何でしょう。

お礼

2003/07/02 13:15

詳しいご回答ありがとうございます。スタバックスはステンレス鋼だったんですね。もっと勉強しないとだめだな...加工側から考えるとリゴーが良さそうですね。調質鋼についてのしくみも良くわかりました。
また、リヒト精工は知りませんでしたが、連絡をとり
ました。次回焼き入れ時、TRYしてみます。
大変ご丁寧で専門的アドバイス助かります。
ありがとうございました。。。

質問者

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その他の回答 (5件中 1~5件目)

2003/06/30 19:55
回答No.4

プラ型をやっているものです
スタバックスはよく使いますが、焼き入れ後の変形が問題になったことがありません。ただし調質がしてあることが前提です。リゴーも調質材なら変寸は
気にしていません。100*200ぐらいでもほとんど変寸を気にしたことがありません。
但し、メーカー指定の焼き入れ業者を使うほうが
いいと思います。
かなり巨大なものなのかな? と思っています
大きさや変寸量が無いので、私の今まで使った経験を書きました。

お礼

2003/07/01 11:42

kazumichiさま、ご回答ありがとうございます。
確かにスタバックスの変形はほとんどなく微少ですが
メーカー指定の業者は使ったことがないので今度相談してみます。入れ子の大きさはだいたい100角で
4050厚ぐらい。ただ製品部に1mmぐらいの残しや、ワイヤーカットなどのコマが複数ある場合が多く現在は、コマを抜かずに焼きいれしてます。
リゴーもしってますがまだつかったことはありません。価格は、スタバックスとかわらないのでしょうか?貴重なご意見ありがとうございました。

質問者
2003/06/30 17:59
回答No.3

 #1です。
 真空焼入れの精度がいい(といっても加工物が少し大きくなると無視できませんが)のは、おそらく加熱中に酸素を吸わないためだと思います。
 真空が無理であれば、アルゴンガスなど不活性ガスを充填すると、大気圧下で加熱しても、いい焼入れになると思います。
 また、焼入れで終わらせるだけではなく、焼き戻しや(ひずみ取り)焼きなましをしてはいかがでしょうか?
 硬さはやや下がりますが、ひずみがとても少なくなると思います。

お礼

2003/06/30 18:54

ご回答ありがとうございます。やはり真空がよろしいようですね。また、焼き戻し、なましは頭から外してました。今度検討し試してみます。貴重なご意見ありがとうございました。

質問者
2003/06/30 17:35
回答No.2

お疲れ様です。
うーん。ここしばらく図面に焼入指示をしてないしろうとがしゃしゃりでるのもなんですがひとこと。昔真空焼入と言う方法をとると、歪みが相当少ないときいたことがあります。実際あのやたらひずむSK材の、φ15X200くらいの軸を焼きいれたところ23/100しかひずまなかった記憶ありますが、十何年も前の事なので記憶違いかも。
すでにご存知の内容でしたらききながしてください。

お礼

2003/06/30 19:00

ご回答ありがとうございます。やはり真空ですね。
SK材はひずみ、そりで有名ですよね。
しかし23/100ですか?驚きました。
参考にさせていただきます。貴重なご意見ありがとうございました。。

質問者
2003/06/30 16:38
回答No.1

 お疲れ様です。
 ほとんどの金属は、焼入れする前後では組織の変化が起こっているため、大なり小なり寸法のゆがみがおきています。そのため通常は、削りしろを残して加工した後に深めの(浸炭・浸窒)焼入れをし、そこからさらに研削していけば、無理なく表面精度をあげられます。
 焼入れ性が必要となれば、JIS H鋼がいいと思います。

お礼

2003/06/30 19:18

12m24さま、何度もご丁寧にありがとうございます。
焼き入れ後に、加工というのはベストですよね。
しかし加工法(研磨、放電が優位)がなかなか難しい
ので、まあ超硬とかでやれば可能なのでしょうが...
ので、ちょっとためらってます。でもこんど精度のうるさいものは、試してみようかな。貴重なご意見ありがとうございました。

質問者

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