シボ塗装の図面指示に関する情報を教えてください。

サテンは塗料に骨材を混合し骨材の粒度を指定することもできますが、粒度と実際の質感はメーカーによってバラツキがあります。またレザートンは２コートタイプで一度平塗りした後、粘性やガンのパターンを変えてツブの模様出しをする塗料で粒度の指定はありませんが、模様の大きさは塗装屋のやり方によって変わることがあります。
　シボはやはり試作で一度色見本を作成して設計者が確認し、次にメーカーに調色や量産を発注した時に付いて来る色見本の塗料名称・ロットＮｏ　を最終的に図面表示すれば、どこに発注をかけても、設計者と施工者の相違は少なくなると思います。

受け手の塗装屋から見て、決まった図面表記は無いようです。表記は各社バラバラで、質感を定量的に表記するのは苦労されてます。
　シボ塗装というのは塗装表面に凹凸があるのを意味
するのは判りますが、塗装屋からすると正確に伝わりません。試作図面までです。
　＃１のように種類とメーカーによっても名称と質感が異なり、試作で見本板を作製し、最終的な表記は「色番・艶・樹脂タイプ」と質感は「見本相当」とするか、採用する塗料メーカーの色番を指示すれば、どこの塗装屋に指示しても間違いは無いです。

急ぎだとだめなんですが
プレコート鋼板（カラー鋼板）というのがありまして、そこでサンプル集を要求すれば貰えます。
ポストコート処理（後工程塗装）とは実際には違いますが、イメージと質感は掴めると思います。
23日で送ってくると思います。
各鉄鋼メーカで扱っています。
川鉄鋼板、新日鉄君津、日鉄建材などのウェブサイトを見てみるのもよいかと。

> 質感と言いますか、見た目と言いますか、どこかに画像はありませんか？
> ご存じだったらお願いします。

なかには怖いような画像もありますが・・・。

例１）「鏡筒全体をおおう黒塗装に、高級感のある、繊細なシボ塗装をほどこしました」
http://www.tamron.co.jp/data/new/a08sankou.htm

例２）「赤色のシボ塗装」
http://www.outdoor-station.com/vintage/200redcase.html

例３）「暗闇での反射を懸念して、マウントもマガジンもシボ塗装してある」
http://www.sendanrin.com/gun/mygun/mygun_1.html

参考になれば幸いです。

　塗装はあまりしたことはありませんが、図面に書き記す場合は、塗装する部品やエリアを指示して「塗装ノコト」としておけばいいと思います。また同時に塗料の種類や色、メーカーなどもいっしょに書けばトラブルは少なくなると思います。
　製図便覧なども参考になると思います。

　一番確実なのは、取引業者間である程度表現を言葉で規格化しておいて、それを表面粗さ記号のコメント部分に利用するほうがいいと思います。