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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS303,304材のガス軟窒化処理)

SUS303,304材のガス軟窒化処理による硬度低下の対策方法

2023/10/13 08:25

このQ&Aのポイント
  • SUS303または304材の表面をガス軟窒化させた後、表面を研削すると硬度が極端に落ちてしまう問題があります。
  • この問題は窒化層の厚みに関係している可能性があります。
  • 必要硬度を保つためには、適切な対策が必要です。
※ 以下は、質問の原文です

SUS303,304材のガス軟窒化処理

2003/07/12 11:06

SUS303または304材の表面をガス軟窒化させたあと表面を20μ程度研削した場合硬度が極端に落ちます。
窒化層の厚みの関係でしょうか。良い対策はないでしょうか。必要硬度はHV1000以上です。

回答 (5件中 1~5件目)

2003/07/19 16:00
回答No.5

ラジカルチッカという加工法があります。表面硬さだけが必要なら検討してみてはどうでしょう。チッカ後の研削仕上げを省略できるかも知れません。
オーステナイト系ステンレスでは,素材に含まれるCrが窒化物を形成するため窒素の内部への拡散が抑えられ,一般鋼材のチッカのような深い硬化層は期待できません。また,長時間チッカするとチッカによる体積膨張もあり歪の問題が出てきますし,表面の粗さも粗くなります。
浅いチッカで表面硬さだけ得られれば,後加工は省略も可能かもしれません。硬化深さは,やはり1015ミクロン程度でしょうか。
また,ステンレス鋼のチッカでは耐食性と磁気特性の変化を生じますので注意が必要でしょう。
貴仕様をチッカ加工先と打ち合わせることをお勧めします。

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質問する
2003/07/14 09:49
回答No.4

申し訳ないです。
会社名間違えました。
正しくはエア.ウォーター株式会社でした。

お礼

2003/07/21 08:17

ありがとうございました。
教えていただいた事を参考にしてもう一度加工工程を検討してみます。

質問者
2003/07/14 07:44
回答No.3

軟窒化の硬度が保てる研削代は10ミクロン以下です。 従いまして、軟窒化前の素材径は完成寸法に対して-0 +10μで仕上げておきます。
研削後に軟窒化処理の前処理や製品運搬時に打痕などを付けないないような配慮が重要です。
軟窒化の研削は窒化層の三分の一を研削する積もりで加工工程を構築すると良いと思います。

2003/07/14 05:55
回答No.2

真円度や公差にもよりますが、以前にSUSのシャフト(小型モーター用)で
同じような問題に当たった事があります。窒化はε層がどうしても出来て
しまいますので、寸法の調整が難しかったのですが、ウォーター.アンド.エアー社の
窒化処理とジェイネット社のJ-Coatは寸法変化が殆ど無かったです。
防錆効果はW&A社、寸法変化特性、硬度的にはJ-Coatの方が良いですね。

2003/07/12 11:42
回答No.1

ガス軟窒化に限らずSUSへの窒化処理は深さ方向へ深くは入っていきません。
断面を真横から解析しますと、窒素が及ぶ範囲は最大で50ミクロンぐらいですが、
硬度の面から考えますと、仰るとおり20ミクロン程度が限界かと思われます。
現在の処理をそのまま使われるなら研削、研磨代を少なくするか、
処理方法を変えるしか無いと思います。

加工後の処理ではε層が出来るので無理なのでしょうか?参考になるデータを
持ったメーカさんはいくつか存じ上げているのですが、処理後の研削の
必要性が如何な理由なのか教えていただければ、ご紹介できるかもしれません。

お礼

2003/07/12 15:49

早速ありがとうございました。
処理後に研削仕上げをする理由は、(この品物は丸棒ですが)外径公差や真円度のスペックが厳しいためにこれを確保する目的です。
窒化処理による表面の変化を定量的に管理することは可能なのでしょうか。もしおわかりでしたら教えてください。

質問者

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