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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ねじの緩みため)

ねじの緩みためについて

2023/10/13 04:41

このQ&Aのポイント
  • ねじの締め付けトルクを決定するためにロードセルを使用して軸力を計測した結果、計測ごとに軸力が低下していく現象が起きました。なぜこのような現象が起きるのでしょうか?
  • 条件付きでねじの締め付けトルクを決定し、軸力の計測結果から軸力の低下が起きる原因を考えています。軸力の低下が起きる理由についてご教示いただけませんか?
  • ねじの締め付けトルクを決定するために軸力を計測しましたが、計測ごとに軸力が低下していく現象が見られました。この現象の原因について詳しく知りたいです。
※ 以下は、質問の原文です

ねじの緩みため

2003/11/11 11:31

今回、ねじを締めるトルクを決定しようとしてねじの下にロードセルを置き、軸力を計測しました。
その結果、おねじとめねじの組み合わせにかかわらず軸力が計測ごとに大幅に低下していきます。なぜでしょうか?宜しくお願いします。


条件
・M8のねじ(P=1.25、0.75の二種類)
・ねじは座面が接触しない止めねじに近い状態
・加えたトルクは、トルクレンチで6N・m
・おねじの材質は、SUS410、SCM435の二種類
・めねじの材質は、SUS304、C3604、S45Cの三種類
・ロードセルは点接触のため、間にブロックゲージを
 はさみ、ねじ側は面接触で真上から力が加わる状態
・おねじとめねじは、脱脂洗浄直後に使用
・おねじとめねじの接触長さは、20mm
・二回目は一回計測後、わずかに緩め再度締める


考えられそうなこと
・へたり?
・なにかが摩擦係数に影響?
(摩擦係数が下がれば軸力はあがる?)
・一時的な形状変化?

ただし、軸力低下したねじを完全に外して、再度取り付け締めると完全ではないにしろ軸力が戻っています。その後締めるとまた軸力は低下していきます。

回答 (4件中 1~4件目)

2003/11/11 19:14
回答No.4

はじめまして
大学時代にこれとほぼ同じ研究に携わっておりました。
軸力が低下するということは摩擦係数が大きくなるということです。繰り返し締付けを行なうと、完全脱脂後のいわゆる無潤滑状態では摩擦係数が増加する傾向にあります。試しに繰り返し数を多くしてみてください。ネジの磨耗粉が出てくると思います。
また、マシン油や二硫化モリブデンなどのグリースを塗布した場合、摩擦係数は下がっていく傾向にあります。確か、潤滑の場合、10回程度の繰り返し締付けで潤滑が馴染み、摩擦係数が安定した記憶があります。
追記についての考察ですが、メネジの応力分布がどうなっているかご存知でしょうか?
下側(被締結体側)にいくにつれ応力が高くなる傾向にあります。ということは一度締め付けると、下側のネジ部は磨耗し摩擦係数を上昇させる。そこから少し緩めると摩擦係数が高いまま締付けを行なうことになるので軸力が低下する。一方、完全に外す場合、緩める過程で磨耗したネジ部が磨耗していない上のほうのネジ部と接触することで表面が慣らされ、摩擦係数が若干小さくなるということで説明できます。
以上、長くなりましたがご参考までにどうぞ。

お礼

2003/11/12 08:41

ありがとうございます。
脱脂洗浄が裏目にでてしまいましたが、いい勉強になりました。とりあえずグリ-ス塗った状態でも試してみます。

質問者

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解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する
2003/11/11 15:02
回答No.3

 かなり判りました。次の3点のうちいずれかが原因と推測します。

? 規定トルクで締付後,摩擦係数が大きくなる。
   M6xP=0.75の三角ネジの場合,締付トルクが同じであれば,
   摩擦係数μ=0.15のときの軸力を100%とすると,
   μ=0.25のとき65%,μ=0.35のとき48%になります。
   締付後,ネジ面が乾燥することはありますか?

? 規定トルクで締付後,ボルト座面が座屈する。
   ボルト座面が「止めねじに近い状態」とは,エッジになっていて,
   つぶれやすいということでしょうか?
   もしそうならば,廃却することを前提に,
   座面を平らにヤスリがけして測定すると何か判るかもしれません。

? 規定トルクで締付後,ボルト座面又は/かつロードセル表面の温度が下がる。
   ロードセルは,変位に対して敏感です。締付直後温度上昇して,
   その後,徐々に温度が下がって一定になる。
   ドライヤなどで,冷やしながら締付けていくと,何か判るかもしれません。

お礼

2003/11/11 16:42

?は、おねじの座がめねじに当たらない状態なので問題ないと思いますし、?も、変化はほとんどありませんでした。
おそらく、?だと思いました。あるサイトで「ステンレスねじを締付けて、再びゆるめ戻したとき締付けの後半に、ねじ面摩擦係数が少しずつ大きくなっていく様子が見られ、ねじ面に凝着やかじりが発生し始めているものと推測されます。ゆるめ過程に際しては、軸力が低下していくにもかかわらず摩擦係数は大きく増加しています。凝着やかじりが著しく成長しているものと推察されます。」と書いてました。
ありがとうございました。対策について考えてみます。

質問者
2003/11/11 12:50
回答No.2

 状況が把握しきれません。こんなとき,実際に見ることができればいいんですが。

 機械的な話ですから,原因は理論的だと思います。
ボルト軸力の計算式中どれかの変数が変化する,ロードセルの問題,ブロックゲージの問題のどれかでしょう。

? 同じボルトを使って何回やっても再現性がなければ,ロードセル又はブロックゲージに原因がある。
? 違う組み合わせ(材料が異なるなど)の時に再現性がなければ,ネジなどの寸法やガタが同一でない,摩擦係数が異なる。
? プロックゲージがその都度倒れがないか。

測定結果がおかしくても,何か傾向が出ていませんか?

お礼

2003/11/11 13:45

ありがとうございます。
そうですよね、条件がたりませんよね・・・。
?は可能性としては捨てきれない。
?は精度は、市販よりはいいはず。面精度は、洗浄した直後なので良い。
?工具で支えているので問題ないと思われる。
傾向ですが普通に少しずつ減り半分ぐらいになりとまる感じです。(例 3.02KN→2.8→・・・→1.47N)

質問者
2003/11/11 12:35
回答No.1

> ・ねじは座面が接触しない止めねじに近い状態

何回か締め付け緩めを繰り返すとネジ先端が変形して食い付かなくなってきているのではないでしょうか。

ためしに一回締め緩めを行なったら、オネジのみ交換して測定してみたら如何ですか。

又,回数を増してデータを取ると何回目かあたりから数値は安定状態になるのではありませんか。

いろんな組み合わせでデータを取って解析することがベターと思われます。

以上,参考になれば幸いです。

お礼

2003/11/11 13:25

ありがとうございます。
多数データはとったのですが、ネジ先端の食いつきは考えていませんでした。再度ペレットで精度をだしてみます。

質問者

お礼をおくりました

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