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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ナイロン袋の添加剤)

ナイロン袋の添加剤についての疑問

2023/10/13 04:17

このQ&Aのポイント
  • ナイロン袋に亜鉛めっき品を保管中に錆が進行し、硫黄が検出されました。
  • 普通のナイロン袋(PE袋)には添加剤が含まれていることが一般的ですが、硫黄分も添加剤の成分として含まれているのでしょうか?
  • 発生源を調べるために、ナイロン袋の添加剤について詳しく知りたいです。
※ 以下は、質問の原文です

ナイロン袋の添加剤

2003/12/13 10:10

ナイロン袋に亜鉛めっき品を保管中に錆が進行し、その表面を分析すると、硫黄が検出されたために、発生源を調べています。普通のナイロン袋(PE袋)は添加剤が入っていると思うのですが、硫黄分が添加剤の成分として入っているのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2003/12/15 20:06
回答No.4

 シアン化物浴であれば、ニッケルによる汚染では黒い斑点が出ることがあります。その他、銅汚染はおそらくクロメート時に色調が黒くなるはずですが、斑点にかかわらず、全体的な色調はどうですか? クロメート直後が良くて、時間とともに変化するという経験はないのですが、起きていることからすると、やはりクロメート前の洗浄状態との関係が気になりますね。
 浴の分析結果と洗浄状態を関連づけると、結果につながってくるような気がします。形状が複雑で乾燥しにくいというよりは、洗浄しにくいと言う解釈のほうがいいのかも知れません。
 

お礼

2003/12/16 08:15

ありがとうございました。
いろいろ参考になりました。
今後ともよろしくお願いします

質問者

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その他の回答 (4件中 1~4件目)

2003/12/15 15:42
回答No.3

 クロメート層のみの斑点状の黒変ということですね?
 可能性としては、浴の鉄や銅、鉛等による汚染が考えられないでしょうか。黒変のしかたや処理後の放置時間の問題がありますが、弱酸性浴では鉄汚染によるクロメート層の黒変という現象は起こり得ます。袋に入れての保管の有無によらず、同一処理ロットでの他の変化は認められませんか?

補足

2003/12/15 19:14

めっき液も分析しました。Fe:590ppm、Cu:10ppm、Ni:16ppmでした。めっき種はシアン浴です。形状が特殊で乾燥のしにくい製品で、乾燥不十分なものに斑点が出ているみたいです。

質問者
2003/12/15 13:55
回答No.2

 断面観察では、錆が有色クロメート被膜で止まっているということですが、ここでいう錆とは、白さびではないですね? あるいは鉄鋼材料の赤さびでしょうか?
 また、クロメート被膜の変色 とは、上記による変色とは別の変色と考えていいですか?
 
 クロメートの有無や溶融めっき・電気めっきかによらず、亜鉛めっきは密封状態で使用する部品には避けるのが一般的ですが、密閉状態でさびが出るとすれば、まず白さびが出るはずです。クロメート被膜は確かに白さび発生までの時間を稼ぐことはできますが、白さびに対する本質的な対策ではありません。
 クロメート被膜の場合、加熱履歴の有無や程度も重要です。加熱乾燥や実使用条件で65℃を越える領域では、被膜が収縮してクラックが発生したり、クロメート被膜中の6価クロムの効力が消失することで耐食性を損なうことがあります。

 また、赤さびであれば、酸シミを疑うほうが適切ではないでしょうか。亜鉛被膜の下で、すでに腐食が進展しているということになりますね。

補足

2003/12/15 14:15

両津様。たびたびの回答ありがとうございます。
少し説明不足でしたが、錆とは、鉄や亜鉛の錆ではなく、クロメート膜の変色のことです。めっき後外観検査はクリアしたのですが、時間がたって黒色の点が発生したのが今回の現象です。塩水噴霧試験にかけても、その点は拡大せず、白錆も発生しませんでした。クロメート膜と何かが反応して、黒色になっていると推測しているのですが、結論にいたってないのが現状です。

質問者
2003/12/15 01:47
回答No.1

 PEの袋には添加剤を添加しているタイプと、無添加タイプがありますが、無添加タイプと呼ばれるものは大半が食品用や医薬品用のグレードで、それ以外の用途は添加剤入りのタイプです。
 PEを袋などに成形する段階での添加剤には、大きく分けて次の3種類があります。
(1)酸化防止剤
(2)潤滑剤
(3)アンチブロッキング剤
 その他、PE自体を合成する段階で塩化カルシウムなども加えられています。
 このうち、(1)は成形のための加熱溶融の際にPEの劣化を抑えるための添加剤で、硫黄系、リン系、フェノール系などがあります。またブリードアウトという現象があり、これはPEに添加した添加物が微粉末となって凝集する現象です。部品表面のサンプリング方法が不明ですが、可能性としてはブリードアウトしたPEの酸化防止剤が検出された可能性があります。

 一方、亜鉛めっき品と言うことですが、クロメート処理は行っていませんか?
 クロメート浴にもいくつか種類がありますが、クロメート皮膜のオージェやESCAによる分析では、微量ですがSが認められます。

 錆は亜鉛被膜の腐食なのか、素地の鉄鋼材料の錆が表面に解放している状態なのか、どちらでしょうか。部品の形状などが不明ですが、例えば部品の穴の周辺を起点にしているような場合は、めっき工程中の洗浄不良による腐食の可能性もあります。全面腐食なのか、発生した部位に特徴があるかも注意して確認してみてください。 

お礼

2003/12/15 09:11

わかりやすい回答ありがとうございます。
めっき後有色クロメートをしています。
断面をみてみると、錆はクロメート膜で泊まっています。クロメート膜はクラックがあると思うんですが、斑点部位は、クラックの数が通常よりも多かったです。確かに、洗浄は一段階で良くないですが、他の製品は問題ありません。有色クロメートが変色するのは、材料的にもあるのでしょうか?

質問者

お礼をおくりました

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