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締切済み
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ステンレスの焼き入れ)

ステンレスの焼き入れについて

2023/10/12 22:17

このQ&Aのポイント
  • ステンレスは他の炭素鋼と異なり、加熱して急冷しても組成は変わらないため、マルテンサイト系以外のフェライト、オーステナイト系では焼き入れができません。
  • ステンレスの焼き入れ可否は、組成に起因します。マルテンサイト系の組成であれば焼き入れが可能ですが、そうでない場合は焼き入れができません。
  • ステンレスの焼き入れは炭素鋼とは異なる性質を持っており、加熱して急冷しても組成が変わらないため、一般的な焼き入れができません。
※ 以下は、質問の原文です

ステンレスの焼き入れ

2002/09/30 20:05

ステンレスの焼き入れについてですが、
1.マルテンサイト系以外のフェライト、オーステナイト系では、なぜ焼きが入らないのでしょうか。ステンレスは、他の炭素鋼のように、加熱して変態温度から急冷しても組成は変わらないのですか。
2.ステンレスの焼き入れの可否は、何に起因するのでしょうか。もしかしてしょうがない質問かもしれませんが、どなたか、ご回答頂けますでしょうか。

回答 (2件中 1~2件目)

2002/09/30 21:07
回答No.2

yamasonさんこんばんは

焼き入れのポイントは炭素量です。
フェライト、オーステナイト系は浸炭焼き入れをすれば焼き入れが出来ます。

お礼

2002/10/01 10:08

あまり聞いたことがありませんでした。ステンレスに浸炭はよく行われているのですか。有難うございました。

質問者

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質問する
2002/09/30 21:05
回答No.1

ステンレス鋼にかかわらず、焼入は常温からA1変態点以上に加熱して、オーステナイトという組織の状態から急冷してマルテンサイトという組織に変態させて硬化させる方法です。一般の鋼の場合にも、基本的には炭素やマンガン・クロムといった焼入れ性を良くするための合金成分が必要で、純鉄やSS材などの低炭素鋼を加熱して焼入しても硬化しません。ステンレス鋼も目的に応じて造り分けされています。
【オーステナイト系ステンレス】SUS304を基本鋼種とするCr-Ni鋼で、非磁性で耐食性が良い材料です。高温の状態に加熱しても安定したオーステナイトの状態のため焼入硬化性はありません。
【フェライト系ステンレス】18Crステンレスと称されているSUS430を代表鋼種とする鋼で、オーステナイト系ステンレスよりも比較的安価な耐食性構造材料として使用されます。この鋼種も高温の状態に加熱してもフェライトの状態なので焼入硬化性はありません。磁性体です。
【マルテンサイト系ステンレス】13Cr系を主体とするSUS420,SUS440を代表鋼種とするステンレスで、焼入れ性を上げるためにCを添加してあります。C量が増えると耐食性が低下するため、焼入硬化性はあるものの他のステンレスと比較すると耐食性がやや劣ります。磁性体です。
【析出硬化型ステンレス鋼】
固溶化(10201060℃から急冷)の後に析出硬化処理(470630℃)を行うとCuの析出により硬化するものです。固溶化処理後はオーステナイト系ステンレスに匹敵する成形性を持ち、析出硬化処理後はマルテンサイト系ステンレス鋼と同等の強度を有します。

お礼

2002/10/01 09:56

オーステナイト、フェライト系ステンレスの組成状態は高温→急冷しても、オーステナイト→マルテンサイト変態という現象は起こさないということですか。有難うございます。

質問者

お礼をおくりました

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