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切削時の切粉つながり防止対策
2023/10/12 17:38
- S48C及びSCM440の材質加工時に切粉が連続的に発生してしまう問題の解決方法を教えてください。
- 外径6003000mm程度のワークの旋削で切粉のつながる問題を抱えています。加工工程の削減や加工時間の短縮との組み合わせから解決方法を探しています。
- 切削時における切粉のつながりを防止するための有効な手法を教えてください。特に、10mm程度の状態で切粉がつながらずに回収できる方法を知りたいです。
切削時の際に発生する切粉つながり防止対策
2001/05/17 18:47
S48C及びSCM440の材質加工時に切粉が連続的に発生(つながってしまう)してしまう。その際の処理方法を教えて頂きたいです。
例えば、10mm程度での状態で切粉がつながらないで、回収できる方法を教えて下さい。
長い間質問を放置してしまいました。
当社では、外径6003000mm程度のワークの旋削で、主に仕上げ加工、曲面加工の時に切粉のつながる問題を抱えています。
加工工程の削減、加工時間の短縮等との組み合わせから、まだ部分的に切粉つながるの問題を解決できずにいます。
回答 (4件中 1~4件目)
その後どうなったのでしょうか?
問題が解決したなら締め切りませんか?
それと結果を教えていただけると助かります。
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どの様な加工をしているのか分からないのですが(フェースミル加工なのか穴加工かもしくは旋盤加工なのか)、おそらく穴加工(ドリル)ではないかと勝手に推測してお答えさせて頂きます。
材料としては、中炭素鋼とクロモリ材との事ですので、一般的に切削し易い材料です。つまり、切削条件次第で、どうとでもなる材料です。
確かに、切り込みを一旦止めれば、切り屑はそこで切れて短くなるのは間違いないのですが、その分、加工時間が多く掛かってしまいます(加工時間を重視する場合は、極力ステップ加工は避けないといけません)。
使用しているドリルにもよるのですが、通常、シンニング付きのドリルであれば、必ず切り屑がバラバラに細かくなる切削条件のポイントがあります。ドリル加工のコツは、そのポイントをうまく見つけ出してやればいいのです。材料によって、そのポイントの範囲が異なっており、難削材にればなる程、その範囲が狭まります。今回のワークは、冒頭で述べた通り、決して難削材ではないので、その範囲も大きく、見つけ出し易い材料です。
そのポイントを見つけ出す目安として、送り速度が速過ぎると、切り屑は、厚くやや長く繋がり、また逆に、遅過ぎるとぺらぺらで長く、長過ぎる為、切り屑自身がクシャクシャに絡まる様な状態になる傾向があります。基本的に、全ての材料でこの様な傾向があるといえます。
その二つの傾向の中間の範囲が、切り屑を細かく分断させる条件なのです。
ですから、回転速度は、メーカー推奨に合わせ、マシンのオーバーロードで送り速度を何度か調節してみるなどして、切り屑が分断されるポイントを見つけてやる事です。
くどい様ですが、汎用ドリルではなく、食いつき性や切り屑分断性を向上させる為に、ドリルの中心にシンニングが付いているドリルでないと意味がないのでご注意して下さい。
yocさんの言う通り切り込みを一旦止めたり、送りを多くするのが手っ取り早いと思います。
切込みを一旦止めれば良いのでは?他には大型の掃除機と粉砕機を組合せて切り粉を吸い込ませ粉砕すれば可能かとは思いますが・・・参考までに